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魔術師の杖 前編 ~最初の仕事~

 
 長かったな、いよいよ魔術師大学だ。

 インペリアルシティの南東にある建物、そこが魔術師大学だと言う。
 ユニコーンを乗り回しているところが、いかにも魔術師って感じでかっこいいだろう?
 魔術師が強くなったら祈祷師になる。さらに修行を積んで妖術師となる。そこから進歩すれば地獄の使い、一番偉くなって悪魔神官。何の話だろうねぇ?
 
 大学に入ると、ラミナス・ポラスという人が挨拶してくれた。
 どうやらこの人が、大学の新入りに対していろいろと世話をしてくれるらしい。

 大学にもしっかりとカジートが居る。しかしカジートよりアルゴニアンの方が優秀なのを知っている。カジートのマスターは居ないが、アルゴニアンのマスターは多い。
 ラミナスは、まずは見習いのローブを着たまえと言ってくる。さらに俺は、今度は見習いというランクになったようだ。
 準会員から見習いへ昇格か。一応正式メンバーだからそれでいいか。
 
 ローブを着るのは置いといて、ラミナスから大学についていろいろ聞いてみた。
 ギルドで様々な弊害が生じているのもあったことで、ギルドが分裂するのを危惧しているようだ。
 何があったかな、コロルではイラーナの暴走、シェイディンハルではファルカーの死霊術疑惑、アンヴィルでは魔術師崩れが野盗化、レヤウィンではギルドのっとり計画、スキングラードでは行方不明、ブラヴィルではどろぼうさん、ブルーマではイタヅラ。後半はちとあほっぽいけど、まぁそれなりに問題はあった。
 
 そこで最初の仕事だ。
 魔術師というものは杖を持っているということで、それは地位の象徴でもあるらしい。
 そういうわけで、自分の杖を持つことが必要だと言ってきた。
 ワバジャックを杖として扱うのはダメですか? ダメだよな、狂気の神の象徴だし。
 で、その杖は、泉の洞穴に行って、そこでザラーシャかイレッテと相談して、慎重に木を選ぶといいのだそうだ。
 
 とりあえず今日は、そろそろ日も暮れるということで大学に泊まっていくことにした。

 ここがさまざまな施設がある場所か。長屋みたいに繋がっているな。
 
 ほいでもって、学生寮に入ってみたのだけど――

 ギルドでは割と個室を与えてくれたのに、大学では相部屋ですか。
 しかもベッドが埋まっていて眠る場所がねー。
 

 それなら地下はどうだ? と思ったが、そこもいっぱいだった。
 もっと拡張したほうがいいと思う。ひとまず五人ぐらい、ブルーマ送りにした方が……、あそこ人少ないし。
 

 それでもなんか先生の部屋が空いていたので、そこで寝ることにした。
 おやすみ。
 
 ………
 ……
 …
 

 さて翌日、目指すは水源洞窟?
 なんだろ、帝都の水源なのかな?
 周囲に腐るほど水があろうに。いや、この帝都の周りの湖の水源になっているのかもしれない。
 
 地図を見ると、陸ルートを通っていくには正門から出てぐるりと回らなければならない。
 でも途中で泳ぐのも視野に入れたら、そのまま東へ向かい最短ルートで向かうことができる。
 帝都って、湖の中に浮かんでいるから、攻められたときに守りやすいね。入り口は東側の橋一本だけだし。
 

 というわけで、急ぐので近道。
 急がば回れは余裕があるときにできることだ。
 別に余裕が無いわけではないが、ぐるっとまわるのがめんどくさいので最短ルートを選んだのだ。
 

 あの島の向こう側に、その水源洞窟があるようだ。
 よし、頼むぜユニコーン。名前が決まるまでは、お前はユニコーンだ! そのまんま!
 

 世の中には逆落としという言葉がある。崖を下って攻め込むことは、この上ない奇襲戦法になるのだとさ。
 うーん、こういう場合はユニコーンよりもペガサスの方が有利かもしれんな。まぁペガサスに乗って空を飛んでいて、そこにグレムリンが現れてペガサスに混乱の魔法をかけられたら危険だから、あまり乗りたくないけどね。
 

 逆落としの次は、湖横断。
 結構無茶な行程ではあるが、これが最短コースなのだから仕方が無い。
 ユニコーンがタフなので助かる。これが普通の馬だったら、今頃くたばって動けなくなっていたかもしれないからな。


 そういうわけで、水源の洞窟へとたどり着いた。
 でも待てよ、ラミナスは木を選べと言っていたけど、なんで洞窟の中に行かなければならないのだろうか?
 洞窟の中に生える不思議な木を使って、魔術師の杖を作るのかな?
 
続く――
 
 
 
 
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