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埋められた! その四 ~召喚室~

 
 東部連峰北部にある失われた寺院。そこはかつて、モラグ・バルを奉っていた以下省略――
 
 埋もれた都市の探索を進め、崇拝場所では古代の巻物という謎の文書を手に入れた。
 よくわからない遺物はシンドリのために持ち帰るとして、あと二部屋、召喚室と兵器庫についても調べて欲しいと依頼されていたりする。
 
「召喚室って、どんなのを連想する?」
「そうねぇ、魔方陣があって、その魔方陣は三角形を二つ合わせたような形で、呪文を唱えて――」
「エロイヨエッサッサ?」
「エロいのはあなた」
「……(。-`ω´-)」
 
 さて、シンドリのメモでは、召喚室も崇拝場所も同じ部屋から通じているらしい。
 そんなわけで、崇拝場所があった方向とは逆の方を調べてみることにした。
 部屋から北側が崇拝場所、そして南側、丁度向かい側の通路に入っていくと――
 

 またゴーレムか。
 こいつは雷のアトロナック、つまり雷なわけで霊峰の指は効果がいまいちだったりする厄介な相手だ。
 

 だから凍らせてやった。
 一流の魔術師は、炎、氷、雷を使いこなせることが条件なのだ。
 他にも大地、水、毒、風などの属性もあるが、それは追々……
 
 ゴーレムだけでなく、ディードロスやドレモラなども出てきたりするが、俺の敵ではない。
 そして行く手には、鍵のかかった扉が待ち構えていた。
 
「扉には二種類あるのを知っているか?」
「鍵がかかっているのとないのと?」
「それもあるが、ピッキングで開けられる奴と、鍵が無ければ開けられない奴だ」
「これはどっちかしら?」
「ピッキングできねぇ……(。-`ω´-)」
「それじゃあさっき手に入れた鍵はどう?」
 
 そういえば崇拝場所のテーブルで鍵を見つけていた。
 そしてそれを使うと、この扉を開けることができたのであった。
 

「う~む、これで魔方陣があったら召喚室らしいのだがな」
「何も無いね」
「この部屋は、はずれかな?」
「あ、部屋の隅にボタンがある」
 

「あたしが押すーっ!」
「別に誰が押しても変わらんがな」
 
 この部屋にはボタンがあるだけ、他には何も無い。
 いや、花瓶やコップは転がっているが、それは奇麗なだけで重要ではない――と思う。
 そしてボタンを押しても、とくに何も変わらない。いったい何のためのボタンなのだろうか?
 
 南側にあった大広間にはもう一つ扉があったが、それはピッキングできないタイプの扉だったのだ。
 仕方が無いので、先ほどの部屋へと戻る。
 そして今度は、東側にある通路へと向かっていった。
 ちなみに埋もれた都市の入り口方向は、西である。
 

 そこには門番のように、ドレモラが待ち構えていた。
 ドレモラって、鎧を身に付けているように見えるけど剥ぎ取れないのが居たりするのだよね。
 鎧みたいな皮膚をした悪魔ってところかな?
 

 しかし鎧を着込んでいても、緑娘は守られていない場所を狙って蹴ってくる。
 無防備な顔面を、踵の針が貫いているよ……
 

 さて、門番のようなドレモラを退治したその先は、通路と部屋を一緒にしたような場所になっていた。
 相変わらず暗くて、松明の光が届かない場所は何も見えない。
 

 通路の先には扉があって、その手前にある石の感圧板を踏むと開いたのだった。
 扉の種類は三種類だった、こういった感圧板で開くのがあったな。
 
「二種類じゃなくて、鍵とピッキングと感圧板の三種類ね?」
「ちっ、気がついたか(。-`ω´-)」
 
 まあそんなことは、どうでもよい。
 ちなみに木材の感圧板は全てを検知するが、石の感圧板はプレイヤーとMobのみを検知するのだ。覚えておこうね。
 そういえば、メモには「召喚室は、多数の門を伴った長く続く回廊によって特徴づけられるはずだ」と書かれていた。
 ということは、この先に召喚室がある可能性が高いね。
 あと、「そこに入る途中で、君自身が閉じ込められないよう気をつけたまえ」とも書いてあった。
 

「どうしたの?」
「いや、先に進んだら扉が閉まって閉じ込められるのかな? と思ってね」
 
 どうやら一度開いた扉は、閉まることは無いようだ。
 
 
 

 長く続く回廊の先はちょっとした広間になっていて、そこでは大きな悪魔のような敵が三体襲い掛かってきた。
 戦いは緑娘に任せてもいいかな?
 俺は周囲の探索をすることにした。戦士が戦って、魔術師は調査する。うん、普通はこうだよな。
 
「ちょっと見てー、全部やつけたよ」
「はやっ!」
 

 振り返ると、悪魔の山とその上に得意げに立つ緑娘。
 退治してから上に乗ったのか、それとも上に乗ることで退治したのか……
 まぁどっちでもいいや。
 

 この部屋には、地面にめりこんだ石版と、その先に転がっている一本の杖があった。
 石版には何を書いているかは読めず、杖は炭化していて使えそうにない。
 

「これがフローミルの氷杖かな?」
「氷杖って感じには見えないわ」
「そうだよなぁ、持ち帰ってシンドリに鑑定してもらうか」
 
 

 そしてこの部屋で一番特徴的なのは、青白く輝く門だったりする。
 これが召喚に使われているポータルなのだろうか?
 見た目はタスラにあった、忘れられた者の居た場所にあるものとそっくりだ。
 
「飛び込んでみる?」
「あなたが飛び込みなさいよ」
「レディーファーストだろ?」
「ネザーに行っちゃったらどうするのよ」
「ソウルサンドの回収よろしく――、じゃなくてだな」
 
 とりあえずポータルを調べてみたが、どこにも飛ばされる気配は無い。もうほとんど機能していないようだ。
 

 ポータルの奥には狭い通路があり、そこには宝箱(?)が二つ置かれていたのだった。
 そしてその一方には、兵器庫の鍵というものが入っていた。
 先ほどの南の部屋で、開くことのできなかった扉を開けることができるのかな?
 
 以上で、召喚室の探索は終わり。
 そこでは機能していないポータルと、炭化した杖を発見したのだ。
 これで後は、兵器庫だけだな。
 
 
 続く――
 
 
 
 
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