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埋められた! その一 ~水晶の池~

 
 東部連峰北部にある失われた寺院。そこはかつて、モラグ・バルを奉っていた寺院だった。
 そこでシンドリという魔術師に出会い、研究の手伝いをすることになった。
 
 この山の上の方に、水晶の池と呼ばれる沼地があるそうだ。
 そこにはモンスターが出没していて、その中で最大のモンスターが、胸にある種の石を持っているらしい。
 シンドリは、その石を欲しがっているそうだ。
 
 ん? 自分で取ってこれないのか?
 戦闘はダメな学者系の魔術師だというのだろうか?
 
 そう考えると、学者系魔術師が多くて、戦闘系の死霊術師に勝てないというのも納得行くけどね。
 ただし、戦闘魔術師もフィスラゲイルみたいなのを指して言うから困る。
 
 石そのものは、アイレイド・ストーンだと言う。
 だが近くで見ないと、特別な特性を持っているのかどうかは分からんようだ。
 
 そういうわけで、水晶の池に行ってアイレイド・ストーンを取ってくる事になった。
 

 ちなみに寺院の一角には、農場の主人ケインの家にある地下室で見かけた遺物が並べられていた。
 壷にコップに茶碗、どれもがウェルキンド・ストーンとヴァーラ・ストーンで作られているらしい。
 う~ん、一つぐらい持ち出してもばれないかな?
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
 山の上の方と言うので、失われた寺院から出てからさらに上を目指してみる。
 するとすぐに、沼というか池というか、水のある場所へとたどり付いたのである。
 

「これが水晶の池かな?」
「何か居るよ」
「シンドリはモンスターが居ると言っていたからなぁ」
 

 最初に突っかかってきたのは二体のミノタウロス。
 しかしやたらと白い、水晶の池の影響で身体が水晶化しているのか?
 

 相変わらず一点を狙うのが上手い緑娘。
 

 一方俺は、パロマこんがり亭である。
 白いから氷? 氷なら炎というわけで、こんがりと焼き上げる。
 
「さて、これで邪魔者は片付いたかな?」
「待って、中央の島にまだ何か居るわ」
 

 ん、なんだろうあいつは、初めて見るような気がする。
 

 水晶の池の中央に浮かぶ島に居たのは、こんな奴だった。
 ミノタウロスに似ているが少し違っていて、目が五つもあって気持ち悪い。
 シンドリの言っていた「最大のモンスター」はこいつのことだろう。
 

「とりあえず、こっちに来られないようにしよう」
「どうやったの?」
「水に電気を流して入れなくしてやった」
「あたしも入れないじゃないのよ!」
「泳いで行ってあいつと戦うん?」
「やだ」
 
 ならば黙って戦いを見ているのだな。
 
 お互い接近できなくなったので、巨大なモンスターと魔法合戦になったのだ。
 奴は氷系の魔法を放ってくるようだが、氷魔法は距離が離れると温まってか威力が減る傾向にあるのだ。
 

 最終的にはいつもの霊峰の指改で終わり。
 
「で、どうやって島まで行くの?」
「ん、泳いでいく」
「さっき電気流したのに?」
「……少し休んでから行こう(。-`ω´-)」
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
 水晶の池は、その名の通り水の中でキラキラと輝いている場所がある。
 よく見ると、所々ウェルキンド・ストーンが水の中にあったりするのだ。
 う~ん、なんだか聖地みたいだね。
 

 巨大なモンスターは、「アイレイド・ストーン」というものを持っていた。
 これがシンドリの言っていた石のことだろう。
 1Gだけ持っていたのが謎だ。どこで手に入れたものなのか?
 
 しかしこの石の価値が2500Gというから驚きだ。
 上質のダイヤモンドで100G、実にその25倍の価値なのだ。
 ちなみにスキングラードの家は25000Gでアイレイドストーンの10倍な。
 

 島には木が生えていて、その根元には光り輝くウェルキンド・ストーン。
 ブランブルポイント洞穴では天然の洞窟で成長するウェルキンド・ストーンが珍しいと言っていたが、ここでは天然の池で成長するウェルキンド・ストーンだ。
 レスニリアンの話ではアイレイドの遺跡の外で光っているものは珍しいとのことだが、ここも珍しいのだろうな。
 
 ………
 ……
 …
 
 石を持ち帰ると、シンドリからお礼として極大のソウルジェムを頂いた。
 今更ソウルジェムは珍しくないし、あまり使わないのだけどまあいいか。
 ただ2500Gのアイレイド・ストーンと、200Gの極大魂石では等価交換にならないけどね。上質ダイヤモンドよりは価値があるみたいだけど。
 
「さあ、石が手に入ったので研究を始めることができるぞ。池を維持している魔法は何かな?」
「始めることができるって、今まで何をしていたのかな?」
「さて、君は私のために本当の仕事をする準備はできているかね?」
「質問で返すな。本当の仕事? さっきのは偽者の仕事なのか?」
「君も質問で返しておる。記録によればこの都市の地下迷宮は崩壊したのだ」
「それで?」
「ここで複合都市の地図を見つけたんだ。これを調べると、破壊を免れた都市の小さな部分を割り出せた。そこに行って、何か興味深いものが無いか調べて欲しい」
「フローミルの氷杖かな」
「そこまではわからんなぁ」
 
 
 まだまだシンドリの依頼は続きそうである。
 まぁ遺物探しならやってみようか。
 
 
 
 
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