ドーンガード編最終話 ~それぞれの道~
さて、吸血鬼の脅威は去った。
これでひとまずは大仕事終わりということで、しばらく冒険は止めて休憩したいものだ。
俺は本来は平穏を好む大人しいエルフなのだ。
リセッテ「嘘ばっかしw」
ラムリーザ「なんじゃとー?!」
セラーナ「なにはともあれ、戦いは終わりましたわね」
ラムリーザ「そうだな、これからどうするんだ?」
セラーナ「ドーンガードのところにいようと思っておりますわ。彼らに追い出されるまでの話ですけれども。尊敬できる戦士達ですし、今では味方に吸血鬼がいる利点もご存知のはずですわ」
ラムリーザ「そうだな、達者でな」
セラーナ「あなたもね」
セラーナはドーンガードに戻るようだ。
イスランは山ほど仕事があると言っていた。
セラーナならイスランの助けに十分なるだろう。
…………
……
…
シンディング「俺も休息が取りたくなってきたよ」
ラムリーザ「いろいろと活躍してくれたもんな」
シンディング「楽しかったよ、また力が借りたくなったらいつでも呼んでくれ」
そう告げると、シンディングはブローテッド・マンの洞窟へ戻って行った。
奴は用心棒としては最適だ。
また困難に直撃したら、前衛としてまた頼るかな。
………
……
…
ユニコーン「こんなにいろいろ回ったのは初めてですよ」
ホフレス「酒が一番だが冒険するのも悪くないな」
ラムリーザ「外で待ってたり、戦いの邪魔してたばっかしの癖にw」
ここはファルクリースの森の中。
ユニコーンとホフレスとはここで別れる事になった。
ユニコーン「冒険に行くときはまた声をかけてくださいね、付いていきますよ」
ホフレス「わしもだ」
ラムリーザ「前向きにー、検討しておきますw」
こいつらは冒険にはなんの役にも立たないからなぁw
今度また呼ぶかどうかは、あまり期待しないでもらおう……(。-`ω´-)
………
……
…
さてと、残るはリセッテと「わんわんお」だけになったな。
ラムリーザ「あとは、『わんわんお』を小屋へ、リセッテをウィンキングスキーヴァーに送ったら終わりだな」
リセッテ「ちょっと、一人になるつもり?」
ミーコ「わんっ」
――とまぁ、リセッテ達とは別れる必要がない(^ω^)
ここが新居のレイクビュー邸だ。
何も無いけどな!!
リセッテ「いろいろあったね」
ラムリーザ「冒険にも満足したろ」
リセッテ「うん」
ラムリーザ「ソリチュードに帰ってゴロゴロするか? 大学にも行かないといかんし……」
リセッテ「それも良いけど、折角だからレイクビュー邸造りましょうよ」
ラムリーザ「マジか?」
ミーコ「わんっ」
俺、建築なんてしたことないのですがー。
家を建てるなんて出来るのですかー?
あ、そうだ!
家、できたよ~ヽ(´ー`)ノ ワ~イ