ドーンガード編44 ~ドゥーマー、最後の図面~
ラムリーザ「さて! そろそろ吸血鬼の根城に殴り込みをかけるか?!」
ソリーヌ「さて! ドゥーマーの図面も、残り1組よ!」
というわけで、オロセイムの入り口に、今立っている。
図面集めぐらい、他のやつらにでもできそうな気がするのだが、徹底して俺達以外は出向こうとしない。
帝国軍にしろ、ドーンガードにしろ、俺が居ないと何もできない集団なのか?
普通の洞窟だね。
中は山賊の根城でした。
しかしいったい山賊は、何の為にドゥーマーの図面を隠し持っているのだろうか?
どうせ価値も分からないまま盗んだだけだろうけどなw
まあよい。
いつも通りにやるだけだ。
邪魔する奴等は、蹴散らすのみだ。
乱戦になると――
「わんわんお」が、「ピカ虫化」するw
雷猫ならクアールだが、雷犬はなんぞ?
とまぁ、この洞窟はそんなに深くなく、あっさりと図面は見つかったのだけどね。
これだな。
これで図面は最後というから、ドーンガード側の攻撃態勢は万全というわけか。
そろそろイスランに総攻撃を促しても良い頃かもしれないな。
いい加減アグミルも訓練バッチリだろうし。
ふぃ……
こうして景色を眺めていると、嵐の前の静けさというものを感じるな。
俺にはわかる、吸血鬼との最後の戦いが近い、ということを。
太陽に誓う。
「リセッテを誘拐するような」吸血鬼は、根絶やしにしてやると!
おまけ
ドウーマーに図面から得られた最終兵器
リセッテ「見た目は変わらないね」
ラムリーザ「ただの強化型だしな」