ソウル・ケルンにて2 ~アルヴァク~
ソウル・ケルンの探索は続く。
ここにはどうも危険な場所があるみたいだ。
大きな黒魂石か?
しかし、この石に近づくと、生命力を吸い取られてしまうのだ。
ソウル・ケルンの探索途中、魂からこんなことを言われた。
アルヴァク?
アルヴァクとは彼の馬で、一緒にここにやってきたが、化物に襲われたので「逃げろ」と命じたそだ。
するとそれ以来ずっと逃げ続けているようで……
なんとか助けてやって欲しいということだ。
どうやら助けるには、アルヴァクの頭蓋骨が必要なようで。
馬の頭蓋骨ね。
まぁ、探せたら探してみましょう。
ん?
骸骨馬?
なんかあっち行ったりこっち行ったりしているが……
ひょっとしてこれがアルヴァクかね?
確かに逃げ回っている。
首は付いているけどなぁ……
引っこ抜けってことか?
――と考えているうちに、何処かへ逃げ去ってしまった。
他の頭蓋骨を探すか。
………
……
…
ソウル・ケルンをしばらく彷徨っていたら、何かを飾っている祠みたいなものを見つけた。
何かの骨みたいだ。
よく見ると、馬の頭蓋骨にも見える。
ひょっとして、アルヴァクの頭蓋骨か?
見つけたは良いが、周囲にゾンビの群れが……
見つからないように狙撃するのはお手の物だし、この程度の数なら連射で問題ない。
頭蓋骨を調べるのは、ゾンビ共を片付けてからでもよかろう。
これが頭蓋骨か。
なぜゾンビ共は、これを守っていたのだろうか?
アルヴァクの頭蓋骨を手にすると、どこからともなく魂が現れた。
ん、アルヴァクを助けて欲しいと言っていた魂かな。
魂「あんたはアルヴァクを救ってくれた! あいつの魂は自由だ!」
ラムリーザ「それはなによりです」
魂「あいつはすごく忠実でね。どれ、呼び方を教えてやろう」
というわけで、アルヴァクの召喚術を教えてもらえた。
試してみるか――
――出た!
ただ弓を振り回すだけじゃなく、魔法も使いこなせる所が俺の凄いところだよな(^ω^)
さて、アルヴァクだが、スケルトンホース?
どうでもいいや。
とりあえず一走りしてみますか。
うーむ、背骨がゴツゴツしていて「ケツに刺激」が……(;´Д`)
(バリマンド「ガタッ(リフテンにて 思わず立ち上がる)」)
なんか身震いがした……
今日はここまでにしとこう……(。-`ω´-)
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