ソリーヌとドゥーマーのジャイロ ~探し物は何ですか?~
さて、次はリーチでドゥーマーの調査をしているブレトンの娘だ。
リーチ……、リーチ……
リセッテ「マルカルスの辺りがリーチよ」
ラムリーザ「マルカルスか、行きたくないな……」
リーチ地方の事はマルカルスで聞くのが一番だが、マルカルスには行きたくない。
ストームクロークの支配する地だし、帝国軍が今奪還作戦を実行しているところだし。
それにオンドルマールの件もあって関わりたくない。
リセッテ「それじゃあ、マダナックさんに会ってみましょうよ」
ラムリーザ「その手があったか」
というわけでやってきました、ドルアダッチ要塞。
以前、マルカルスに囚われたとき、マダナックたちと共に脱出した先だ。
フォースウォーンは基本的に敵対関係だが、ここだけは特別だ。
マダナックはいつでも訪ねてくるが良いとか言ってたっけな。
ラムリーザ「また来てみましたw」
マダナック「おお、お前さんたちか、久しぶりじゃの」
リセッテ「この辺りでドゥーマーの調査をしている娘を見かけませんでしたか?」
マダナック「ドゥーマーの調査をしている者なら、対岸に見かけたようじゃが……」
ラムリーザ「対岸か、ありがとよ」
どうでもいいけど、ホフレスとあんたら――
――何やってんの?
そんなにヘラジカが珍しいか?
………
……
…
対岸に行ってみると、言われたとおり一人の娘が何かの調査をしていた。
リセッテ「何をしているのですか?」
ソリーヌ「この辺りに、ドゥーマーのジャイロが入った袋は無かった? 確かここに置いたんだけど……」
リセッテ「さあ、あったかしら?」
ソリーヌ「ちょっと、辺りを見てきてくれない?」
リセッテ「あなたー、お願いね。その間、イスランのことについて話しておくから」
ラムリーザ「そうなりますか……(。-`ω´-)」
マッドクラブか、この辺りには多数生息しているみたいですなー。
掃討して調べてみるかな。
……と思ったけど、マッドクラブが飲み込むには大きすぎるかもしれない。
無くしたのは袋だと言ってるし。
マッドクラブを片付けつつ、川辺を捜索すること数十分……
近くに落ちてるじゃんよ
中身はなんだかよくわからない機械か、多分これだな。
ジャイロって何に使うのかさっぱりわからんけどな。
ラムリーザ「ジャイロあったよ」
ソリーヌ「ありがとう! 量は少なくても、ある研究には大いに役立つものなのよ」
ソリーヌはイスランと仲違いしたようで、協力はできないと言っていた。
しかし吸血鬼や星霜の書の話をすると、ガンマー同様興味を示したそうな。
だが、まずはここでの仕事を済ませておきたいというが、ドゥーマーのジャイロが必要だというのだ。
そこに俺がジャイロを探してきたわけだ。
これでソリーヌは、仕事が済み次第ドーンガード砦に向かうことを承知してくれた。
いよいよ吸血鬼に対する反撃が始まるということだろうな。
~ Mission Complete ~
それはさておき、
こういうのもドゥーマーの残したものか?
何に使っていたんだろうな……
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