ドーンガード編8 ~吸血鬼の襲撃~
俺たち一行がドーンガードに戻ったとき、そこでは大変なことになっていた。
なんと吸血鬼が攻め込んできていた!
まずいな、本拠地攻められてる……
お前ら出番だぜ!
荒野の強盗集団参上!(開き直り)
しかし本拠地まで攻められているとはなぁ。
俺の想像以上に、ドーンガードは劣勢なのかもしれん。
イスラン「この有様だよ……。奴らが我々を見つけるのは時間の問題だった。それを分かっていれば……」
イスラン「いい知らせは多分ないんだろうな」
ラムリーザ「吸血鬼らは、デイムホロウ墓地に閉じ込められていた女性を探していた」
イスラン「どういう事だ?」
ラムリーザ「吸血鬼の親玉の娘だったのと、星霜の書を持ってたな」
イスラン「君は奴らを止めなかったと? 書を確保しなかったのか?」
ラムリーザ「まぁ、敵意は無かったし、星霜の書なら俺も持ってるから珍しくないし」
イスラン「君が奴らの仲間にならずに済んだのはよかった」
ラムリーザ「それは絶対無いから安心しろw」
しかし今の現状ではドーンドは劣勢なのが明らかだ。
イスランは、この状況を切り抜けるために、もっと人材を集めるべきだと考えている。
イスランの知り合いは二人、そしてとある別のルートからの話があったということでもう一人居ると言う。
一人はリーチに居たというブレトンの娘。
ドゥーマーの文化に魅せられていて、特に彼らの武器への興味があるらしい。
もう一人はノルドの巨漢、ガンマー。
数年前から動物との触れ合いが大事だと信じるようになっていて、特にトロールとの交流が重要らしい。
その二人を連れてきてから、今後の計画を立てようという話になった。
最後の別ルートの話は、イスランの知り合いではないそうだ。
バルバスという男からの言付けで、フェンリルという者がラムリーザの助けになる、ということらしい。
バルバス?
ひょっとして先日別れたデイドラのバルバスのことか?
気になるな……、先に会ってみるか。
しかしドゥーマーの文化はいいとして、動物との触れ合いねぇ。
こいつらの事ですか?(;´Д`)
動物との触れ合いなら、俺もそのガンマーとやらにも負けてないぜ!
自慢にならないけどな……(。-`ω´-)
さて、まずはフェンリルという者に会いに行きますか。
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