デイドラの親友
ドーンガード砦に戻る途中、「ハマエールの不名誉」に再び立ち寄ることにした。
バルバスが言うには、あてずっぽうな旅は楽しいが、ドーンガードに加わり吸血鬼ハンターとして戦うというのには興味がないようで。
まぁ元々マスターであるクラヴィカスとの仲直りしたいために俺にすがってきたようなものだ。
先ほど手に入れた「悔恨の斧」があれば、バルバスの望みも叶うことだろう。
というわけで、「ハマエールの不名誉」です。
先日退治した吸血鬼の残骸がまだ残ってら。
そういえば、吸血鬼との戦いは、この時既に始まっていたようなものだよな。
既に洞窟は片付いた後なので、道中何の問題もなくクラヴィカスの元へとたどり着けた。
デイドラ……、か。
クラヴィカス「おお、悔恨の斧を持ってきたか!それに俺のイヌまで連れてきたのか。素晴らしいぞ」
ラムリーザ「これで頼みは叶えてくれるわけだな?」
クラヴィカス「まぁ待て、その斧でバルバスを殺したら、その斧をお前にやるぞ。簡単な事だろう」
ラムリーザ「いや、俺は斧は要らん。バルバスと仲直りしてやれ」
クラヴィカス「は~ん? 本当につまらない奴だな」
ラムリーザ「獣率も下げたいしな……(。-`ω´-)」
バルバスとは短い間だったけど、一緒にいろいろ冒険してきた仲だ。
デイドラなんかの要求で、おいそれと殺せるもんか。
それに、俺は弓だけでいい、斧なんか要らん。
バルバス「お前さんの事、信じてたよ!」
クラヴィカス「はいはい、イヌは飼い主を得て、飼い主は魔法の斧を得ましたとさ。めでたしめでたし」
バルバス「心配すんな、必ずあいつに光を見せてやるよ。俺がお前さんを信じたように、今度は俺を信じてくれ」
ほ~お、バルバスも一緒になったよ。
バルバス「吸血鬼退治、しっかりやりな」
クラヴィカスにバルバス、俺に「わんわんお」……、か。
まあいいや、獣率も下がったし(^ω^)
あれ、いつの間にか仮面を持ってら。
クラヴィカス・ウァイルの仮面?
これも要らねw
今回入手したもの
クラヴィカス・ウァイルの仮面
無くなったもの
悔恨の斧
バルバスと別れました
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