ドーンガード編1 ~目指せ、ドーンガード~

 
 リフテンは嫌いだ。
 首長があの横柄なオバタリアンのメイビン。
 俺に求婚して、断るとしょんぼりする男色バリマンド。
 地下には怪しげな集団。
 
 リセッテと結婚式挙げたのだけが唯一のいい思い出だ。
 
 だからリフテンは素通りすることにした。
 ここまで来たら、ドーンガードは目と鼻の先だからな。
 
 ドーンガード目的で出発したが、いろいろ寄り道してかなり日数が過ぎたな。

 だがもうすぐ目的地だ、みんな走れーっ。
 
 確かドーンガードは、デイスプリング渓谷を抜けた先だと聞いていた。
 スカイリムの国境を超えているとかどうとか……
 まぁ、いずれはシロディールとかにも行ってみたいけどな。
 

 デイスプリング渓谷

 切り立った崖に挟まれた道
 
 ドーンガードはこの先だろう。
 
 途中、一人の旅人と出会った。

アグミル「やあ、あんた! あんたもドーンガードに入るのかい?」
 
 話してみると、ドーンガードへ向かう吸血鬼ハンター志願者だった。
 つまり、俺も吸血鬼ハンターになりに行くということか?
 
アグミル「正直、ちょっとビビってるんだ。何しろこういうのは初めてだから……、一緒に行っても構わないかな?」
ラムリーザ「獣率下げるために歓迎するよw」
アグミル「獣率?」
 
 俺らのパーティ構成見て「一緒に行く」と言うくらいなら、度胸だけはあるはずじゃないか。
 ウェアウルフ怖くないのか?
 
アグミル「なあ、俺が一人で会うのを怖がってたこと、イスランには言わないでくれよ」
ラムリーザ「気にするな、こっちは大所帯だ……、ほとんど獣だがな(;´Д`)」
 
 とまぁ、わずかだけ獣率を下げて進む一行。

 目の前に巨大な砦が見えてきた。

 これまで見てきた砦よりも規模がでかいな……
 
アグミル「みんなどこにいるんだろう? まるで人影が無いように見えるけど」
ラムリーザ「いや、居るぞ。あれ、あんたテュリウス将軍の所にいた……」

デュラック「おお、無事についたか。イスランは砦にいる。話せば色々分かるはずだ」
 
 う~む……(。-`ω´-)
 吸血鬼調査とかで何も考えずに将軍に言われるままドーンガードに来てしまったが、ここはどうやら吸血鬼ハンターの本拠地らしい。
 このまま進むと俺も吸血鬼ハンターになるのかいな?
 
セラーン「ドーンガードに入りたい? いい心がけだ」

セラーン「使い物になるかどうかはイスランが見極める。入れ。彼は中にいる」
ラムリーザ「使い物にならなかったら、ソリチュード帰ろう」
リセッテ「ドラゴンボーンが使い物にならないとなると、相当ハードル高いね」
 

 まぁ、やってみるか。
 
 
 新たな物語が始まろうとしている――
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ