ユニコーン
シンディングの頼みで、ハーシーンに指輪の呪いを解いてもらうことになった。
その為には、大きくて堂々とした獣を狩って、ハーシーンの関心を惹かなければダメらしい。
そういった獣を探すために、夜の森を探索する一行。
普通の鹿とかを狩っても無駄だろうな。
しばらく森の中をうろうろすること数時間――
行く手に白く大きな獣が姿を現した。
むっ、あいつだな?
あいつを仕留めてハーシーンに遭遇して――
狙いを定めて……
ひょいっ
な、なにい?!
ユニコーン「誰ですか? 私を攻撃するのは?」
やっべ……
ハーシーンの類なものに違いない。
しかも俺の弓を寸でのところでかわしやがった……
位置ずれでも発生したか?!
只者じゃない!
ユニコーン「そこに居るのは誰ですか?」
げっ、しかも見つかった?!
ユニコーン「なんと、ドラゴンボーンじゃないですか……」
ラムリーザ「馬にまで知られているとは……って、馬まで喋ってる!」
バルバス「今更驚くことでもないだろうに」
ユニコーン「失礼な、私はユニコーンです。馬ではありません!」
…………(。-`ω´-)
ユニコーン相手に説明するのもアレだと思ったが、わりと高貴な奴っぽい。
シンディングの一件を説明してやった。
ユニコーン「なるほど、それで私を狩ろうとしたわけですね」
ラムリーザ「俺の弓をかわすとは、なかなかやるじゃないか……(かなり悔しい)」
ユニコーン「それなら見かけたことがあります。連れて行ってあげましょう」
乗せてくれた?!
ラムリーザ「あれ、処女しか乗せないんじゃ? 俺は処女だったのか……(。-`ω´-)」
ユニコーン「まさか、一族の中には『助平』で『我侭』な者もいるのです。私はそうではありません」
ラムリーザ「ほーお」
ユニコーン「ドラゴンボーンと旅をするのもいいものですね、同行させてくれるなら先程の件は水に流しましょう」
ついに獣率が過半数を超えてしまったw
グループ名を「ラムリーザ動物園チーム」とでもするかのぉ。
ジェイザルゴも誘うかのぉw
あ、それ以前に、モタモタしていたら俺まで狼男になってしまい、グループ名が「リセッテと愉快な動物たち」になってまう……(;´Д`)
今回入手したもの
仲間?
ユニコーン
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