ファルクリースにて2 ~喋る犬、バルバス~
???「ずっとお前さんを探していたよ」
ラムリーザ「誰が言うた?」
リセッテ「何も言ってないわよ」
ミーコ「わんっ」
鍛冶屋のロッドの依頼で、犬を探すことになったのだが、どこを探せばよいものやら。
とりあえず街の周辺を散策することにして、それでも見つけることができなれば、ロッドにもらった肉を使えばいいか。
そう思い、街から出たのだが、そんなに離れないうちに正面から犬がこっちに向かってきた。
「わんわんお」サンドイッチ。
俺は鏡かよ(。-`ω´-)
すると、どこからともなく「俺を探していた」とか言う声が聞こえてきた。
リセッテの声じゃないし、「わんわんお」がしゃべるわけがない。
それ以外にこの場所にいるのは、こっちにやってきた犬だけだ。
ラムリーザ「まさかこの犬が喋るわけは無いわなw」
バルバス「ああ、喋ったとも。黙るつもりもないがな。俺はバルバスってんだ」
ラムリーザ「ちょwおまww犬が喋ったww」
バルバス「今やスカイリムは巨人や空飛ぶトカゲ、二本足の猫男だのの巣窟だというのに、何を驚く事があるw」
…………(。-`ω´-)
まあいいか、確かに二本足の猫男のジェイザルゴも喋るんだしな。
喋る犬など初めて見るが、こいつの名前はバルバスだそうだ。
何だかマスターと口論になり喧嘩してしまい困っているとか。
そして、この俺に口論を仲裁してく欲しいとのことだ。
しかしマスターというのは、願いを司るデイドラの王子、「醜いクラヴィカス」だとか。
「ハマエールの不名誉」という場所に、クラヴィカスの教団があるので、そこに行って話をするんだとさ。
デイドラ……
以前アズラの秘宝を汚して、えらく怒られたっけな。
悪いのはネラカーだけどね!(`・ω・´)
デイドラってあんまり良い印象持ってないんだよなぁ……
オブリビオンの動乱を引き起こしたのも、メエルーンズ・デイゴンというデイドラだって言うしな。
アズラの信者には怒られたしな。
クラヴィカスについてはあんまり知らないな……
シェオゴラスだけは別だぞ。
彼はシロディールの守護者なんだからな。
まあよい。
喋る犬という面白い奴に免じて、出来るかどうかわからんが仲裁してみましょう。
とりあえずロッドには、まともな犬じゃないということだけでも伝えておこう。
デイドラと関わりがあって、しかも喋る犬なんて、鍛冶屋に使いこなせる犬じゃないわな。
ラムリーザ「もうこれは要らないから、やる」
ミーコ「わんっ♪」
というわけで、「ハマエールの不名誉」という場所に向かうことになりました。
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