ファルクリースにて1 ~犬に賞金をかける者~
衛兵「外で犬を見たか?」
ラムリーザ「こいつ(ミーコ)のことか?」
衛兵「いや、違う」
ファルクリース到着。
一行がファルクリースに着いた時は、すっかり夜になっていた。
遺跡のダブルヘッダーは流石に時間を食うな。
ファルクリースに入って早々、衛兵から質問攻めを喰らうことになった。
まだ悪いことしていないのに……(。-`ω´-)
なんでも、鍛冶屋が道で見た犬に賞金をかけたそうだ。
大方「わんわんお」でも見たんじゃないのかねw
それ以外の犬は見ていないな。
面倒に巻き込まれないよう警告して、衛兵は再び巡回に戻っていった。
ご苦労なこった。
しかし、犬に賞金をかけるってのもただ事では無いなw
なんかおもしろそうな……いや、不穏な空気が漂ってますぞ。
今夜はひとまず宿を取り、明日鍛治屋を訪ねてみることにした。
そしてこれがエリクと過ごす最後の夜だ。
エリクは明日の朝、ハンマーフェルに向かって旅立つことにしたようだ。
エリク「今までありがとう、いろいろと勉強になったよ」
ラムリーザ「お前ならハンマーフェルで一旗揚げることができるさ」
リセッテ「体に気をつけて、いつまでも元気でね」
また再開した時には、お互いの冒険談を語り合うことを約束して、エリクと別れることになった。
………
……
…
翌朝
俺は、リセッテと「わんわんお」を率いて鍛治屋を訪れることにした。
鍛冶屋かぁ……
俺と結婚したがっていたバリマンドの顔がちらついて、どうも鍛冶屋は苦手だ(。-`ω´-)
鍛冶屋のロッドだ。
リセッテ「あなたが犬に賞金をかけた鍛冶屋さんですか?」
ロッド「ああ、俺はロッド。毛並みが良くて立派な図体をした奴が、街の近くをうろついているんだ」
ラムリーザ「こいつ(ミーコ)のことか?」
ロッド「いや違う」
どうやら、ロッドは獰猛で忠実な獣をお供にするのも悪くないと考えているようだ。
まぁ、確かにそれは言えてるな。
俺も最初はこの「わんわんお」も邪魔なだけだと思っていたが、なかなか忠実で結構頼りになるんだ。
俺の危険を防いでくれたことも何度かあったしな。
そして、新鮮な肉を使って探して来て欲しいと頼んできたものだ。
新鮮な肉と言ってもなぁ……
どう見てもマンモスの鼻です、本当にありがとうございました。
ミーコ「わんっ! わんっ! わん!」
ラムリーザ「お前にあげる物ではないからなっ」
ミーコ「わおーん!」
ラムリーザ「やかまし!」
というわけで、鍛冶屋のロッドの依頼で、犬を探すことになりました。
今回入手したもの
新鮮な肉
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