酒を飲む楽しみの半分は禁酒令を破ることにある

 
 やってきましたドラゴンズリーチ!
 
リセッテ「ドラゴンブリッジ」
 
 …………(。-`ω´-)

 村があるのは知っていたけど、今までは馬車で素通りするだけだったからなぁ。
 特に緊急の使命とか無いならば、こういった一つ一つの村を訪問するのも悪くないな。
 
 この村の傍には、えらく立派な橋がかかっている。

 この橋はが町ができる以前からあり、町の名前の由来になっているとかどうとか。
 どこに行くにもこの橋を渡らなければならない。
 ここはカース川を利用した天然の堀として、ソリチュードを守っていることになるわけだな。
 その割には衛兵の数が少なそうだがw
 
 とは言うものの――
 
ラムリーザ「このドラゴンの頭部を象った物でドラゴンを誘き寄せて罠に嵌めるんだよな」
リセッテ「……ノーコメント」
 
 
 さてと、この村では――

オルダ「うちの旦那のお使いで来たのかい?」
ラムリーザ「知らんがな」
リセッテ「こほん、旦那さんがどうかしたのですか?」
オルダ「気にしなくて良いよ、どうせハチミツ酒ばかり飲んでいる酔っ払いだ」
ラムリーザ「ハチミツ酒ってうまいよな」
リセッテ「あなたは黙ってて! 旦那さんはそんなに飲むの?」
オルダ「ええそうよ。でも先日先祖に誓ってハチミツ酒はやめるって約束したのよ」
リセッテ「ふむふむ」
オルダ「そしたらどうよ、近くの洞窟にお酒を隠していたじゃない」
リセッテ「…………」
オルダ「ほんと、馬鹿な亭主を持つと苦労するわ」
リセッテ「うんうん、わかるわかる」
ラムリーザ「こらこら(^^;」
 
 
 ハチミツ酒禁止とは、ここの旦那も悲惨ですなぁw
 なんか酒を全部没収しようとしているようだぞ。
 
 
 
リセッテ「近くの洞窟に行くわよ」
ラムリーザ「めんどっちいのぉ、大体洞窟ってどこだよ?」
オルダ「ドラゴンブレス酒を一本持って帰ってくれたら、他のお酒は好きにしていいよ」
リセッテ「ほら、ハチミツ酒もらっていいんだってよ」
ラムリーザ「行きます!(`・ω・´)」
オルダ「亭主はよく西の方に向かっていたわ、おそらく洞窟があるとしたら西の方ね」
 
 
 というわけで、西の洞窟に向かうことになったとさ。
 
 

 西の洞窟に突撃!
 
リセッテ「違うでしょ」
ラムリーザ「俺はドラゴンボーンだがそれは世を忍ぶ仮の姿、その実態は薪割り職人だからな!」
リセッテ「しょぼい実態ね……」
 
 しまった、逆だ……(。-`ω´-)
 
 
ホルジェール「お前たち、さっき女房と何を話していたんだ?」
リセッテ「ということは、あなたが禁酒令破ってこっそり酒を飲んでる亭主なのね」
ホルジェール「女房がどうこう言うからって、酒をやめられってかよ」
ラムリーザ「酒を飲む楽しみの半分は禁酒令を破ることにあるんだよなw」
ホルジェール「おっ、良くわかっているじゃねーかw」
リセッテ「何を言ってるんだか……」
ホルジェール「ほれ、薪割りのお駄賃だ」
ラムリーザ「ほら、儲けたぞ。俺はホワイトランに住んでた時、薪割りで生計を立てていたんだぞっほん」
リセッテ「はいはい。さ、行くわよ。(しょぼい実態を偉そうに語る、やっぱりこの人、変!)」
 

 川を越えた向こうか。
 途中、熊とか居たけどSnipeして進むw
 リセッテもいつの間にかクロスボウ使いこなせるようになっていて、それがいい援護射撃になる。
 ま、主に牽制だな。
 俺は一発で仕留めるからなw
 
 
 しかし洞窟ってどこだろう。
 オオカミに番をさせていると言っていたが……
 

 ここか?
 う~む、確かにオオカミに番させているな。
 片付けるしかないか。

 というわけでSnipe!
 
 しかし洞窟と言っても、雨をしのげる程度の意味しかないものだった。
 奥が深いわけじゃなく、洞窟というより洞穴?
 まぁお宝とかでなく、ちょっとしたものの保管場所としては丁度いいよな。
 
 

 あった。
 ワインは要らん、ハチミツ酒と約束のドラゴンブレスの酒だけ頂くか。
 ドラゴンブレス酒、初めて見る酒だな。
 
 
~ Mission Complete ~
 
 

ラムリーザ「ほいっ、これがドラゴンブレス酒」
オルダ「お手間をとらせたわね、ステンダールの慈悲をあなたに」
リセッテ「これで旦那さんもハチミツ酒やめてくれたらいいわね」
オルダ「あたしのホルジェールが今度もハチミツ酒をやめられなかったら、これで頭のてっぺんを殴ってやる」
ラムリーザ「…………(^^;」
リセッテ「…………(^^;」
 
 
 ホルジェールに幸あれw
 もともと酒場で働いていたから、リセッテは酒に関してはうるさくないのが俺にとって幸福だw
 
 
 さてと、もうすっかり夜だな……
 今日はここに泊るとしよう。
 ミートパイと鶏肉でも食べるか。
 さっき手に入れたハチミツ酒を一本あけて、乾杯をしよう若さと過去にー。
 
 
 ではまた明日。
 
 
 
今回の報酬
750G
薪割り代 70G
ノルド・ハチミツ酒 6本
 
出費
宿代 10G
食費 18G (パン2G、ミートパイ5G、ヤギチーズの切れ端4G、鶏の胸肉グリル4G、緑のリンゴ3G)
ノルド・ハチミツ酒 1本
 
 
資産
792G
ノルド・ハチミツ酒 5本
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ