エルダーの知識編7 ~アルフスタンド大聖堂~
俺の名前はラムリーザ、アルフスタンド探検隊の隊長だ。
やっぱり隊長は冷静な者がやったほうがいいよねー。
血の気の多い奴や、ガイドロープ無しで帰ってくる奴や、腹で人の腕を食い千切り、首だけで動き回るような奴にはとてもじゃないができそうにないよなー。
ウラッグ「血を捨てたのはあんただろ?」
…………(。-`ω´-)
こほん。
探検隊はついに、「アルフスタンド大聖堂」に到着した。
ドゥーマーの大聖堂、それはいったいどんなものか。
地下の牢獄みたいだな。
門の前には、またしても目の無い生き物が徘徊している……
地底人かよ……
ここは地下4万メートルだったのか……
行け、テレスドン!
ウラッグ「はいはい、ウルト○マン、ウル○ラマン」
…………(。-`ω´-)
行け、俺!
アルフスタンド大聖堂の門をくぐった先には、機械で出来た巨大な人形が置かれていた。
近づくと動き出したのだが、これは――
――もはやSFの世界ですなー。
蒸気を噴出したりして、ビッグバンベイダーですか?
………
……
…
ブレリナ「ドゥーマーは私達の想像を超える技術力があったのは確かね」
ラムリーザ「もしも魔力ではなく、この機械が発達していたら、どうなっていただろうかな?」
オンマンド「さしずめウィンターホールド機械大学ってところかな」
ジェイザルゴ「そうなると、ジェイザルゴは改良した爆弾の効果をラムリーザに調べてきてもらうことになっていたな」
ラムリーザ「俺はどの世界でも、結局自爆する運命なのかよ(#^ω^)ピキピキ」
オンマンド「マグナスの巨大爆弾w」
ラムリーザ「うるさいよ(#^ω^)ピキピキ」
そして奥からはまた人の声がしてきた。
どうやらスラ探検隊にようやく追いついたようですな。
ウマナ「スラ、早く逃げましょう。もう人が死ぬのはたくさんよ!」
スラ「もちろん消えて欲しいと思っているだろうな。そうすりゃ、手柄はみんなお前のもんだ!」
欲に目がくらんだ隊長だな?
……仲間割れ始めたよ(;´Д`)
……待てい!
俺達の姿を確認したら今度はこっちに襲い掛かって来やがった!
そっちがその気なら、やっちまーえーっ!
スラ隊長を撃退し――
――その護衛ウマナを撃退。
スラ隊長、帝国軍なのか?
それとも帝国軍の鎧を奪っただけだろうか?
ブレリナ「……忘れていたわ、旅の記録に『大学からの者たちを撃退してきた』って書いていたわ」
オンマンド「俺達も撃退されるところだったわけか……」
ラムリーザ「無敵のカルテットなめんなってんよー」
ジェイザルゴ「ふんふん♪」
さて、これでスラの探検隊は結局全滅してしまったわけだ。
約半数は俺達が片付けたことになっちゃうがな(。-`ω´-)
機械人形が持っていた鍵で、正面の扉を開けることが出来たが、その先は外に出るためのリフトがあるだけだった。
目指して居るところは外ではなくてブラックリーチって所だ。
この装置が怪しいな……
ブレリナ「そこでセプティマスもらったキーアイテムを使うのよ、ほら、丸い穴がある」
ラムリーザ「よし、うまくはめ込んでみてくれ」
カチッ
グオゴゴゴゴーーッ
やはりここがアルフスタンドの境界なのか?