サブ・ストーリー4-2 ~尊敬する人は狂気の神~
リセッテ「次は『死者の間』でしょ、行くわよ」
すたすた
ラムリーザ「……(どうしよう)」
俺の名前はラムリーザ、このままではサルモールの犬まっしぐらだ。
ファルクさんの手紙で、ポテマ問題を解決することになったが、悪乗りして余計なこと口走ったせいで、リセッテさんの評価ガッタガタ……
リセッテさんに嫌われたら、もう帝国軍に留まる理由なくなっちゃうよ……
身の安全を考慮したら、エレン姉やんに尻尾振って生きて行くしかなくなるよ……
というか、リセッテさんの居ないスカイリムなんかに用は無いよ……
こんなことになるなら、あの時アンカノ叔父さんに付いてサマーセット島に帰った方がマシだったよ(´・ω・`)
リセッテ「全く、男ってなんでみんなこう……」
ラムリーザ「…………(´・ω・`)」
リセッテ「兵士も酒場に来ては飲み散らかして騒いで喧嘩して」
ラムリーザ「荒いよな……(俺が喧嘩するのは麻薬売人とストームクロークだけだ)」
リセッテ「常連の飲んだくれは、私をいやらしい目で見てるばかり」
ラムリーザ「エロいよな……(俺はいやらしい目では見てないぞ、たぶん……)」
リセッテ「従士も従士で、エリクールなんか従士であることを笠に着て誰それ構わず口説いてばかり」
ラムリーザ「酷い話だよな……(大使館でも女絡みの騒ぎ起こしていたな、不問だったのは従士だからか……)」
リセッテ「時々風来坊がやってきては、王宮で裸の女を寄こせと叫ぶし……」
ラムリーザ「狂ってるわな……(´;ω;`)」
もう狂気の神シェオゴラスの使徒として生きて行くしかない。
でもなー、でもなー
シェオゴラスはなぁ……
というわけで、リセッテさんに連れられて行く形で、詳しい話を聞くために死者の間に居るスティルを訪れたんだが――
アーケイ司祭かぁ。
アーケイ司祭と言えば、シロディールの守護者がナミラの指輪を得る為に、忘れられし者を扇動してアーケイ司祭を撃退するってのがあったな。
(シロディールの守護者伝 デイドラの秘宝編の受け売りw)
リセッテ「聖堂の地下墓地に行くわよ」
やっべ、何も聞いてなかった(。-`ω´-)
リセッテさんが居て助かった……
リセッテ「(じーっ)」
ラムリーザ「っと、行きましょう!」
ソリチュードの聖堂かー。
そう言えば初めて入るかな。
おおっ、流石帝都の聖堂。
全ての神像祭っているよ。
まさかタロスまで?
フレール「八大神の祝福がありますように」
いや、流石に取り除かれているか(。-`ω´-)
俺は別にタロス崇拝がどうとか言うことないけど、やっぱ「無用の誤解」は未然に防がないとね。
さすが帝都だ――というか、帝国とサルモールは和平中だっけ。
さて、出発前に……
ラムリーザ「ディベラ様、旅のご無事をお祈り致します」
リセッテ「芸術の神に安全祈願も珍しいわね」
ラムリーザ「いつも信じている神だからこそ、御利益があるんだよ。都合の良い時だけ祈ってもねぇ……」
(適当に祈ったけど、同じように祈って射られた人が居た様な)
リセッテ「助兵衛にしては良い事言うじゃない?」
ラムリーザ「あの瞬間、狂気に取り憑かれたんだよ(´・ω・`)」
リセッテ「あなた、シェオゴラス信者でしょw」
ラムリーザ「尊敬する人は『シロディールの守護者』だけどな……」
シェオゴラスというシロディールの守護者を心から尊敬しているから、俺は時々発狂するんだよ(´・ω・`)
というわけで、聖堂の地下墓地に突撃しますか。
リセッテさんを立派にエスコートして、俺の株価を復活させないとな。
このままだと連日ストップ安だ(;´Д`)
ってか、リセッテさんが地下墓地に行く必要は無いんだけどな(。-`ω´-)
なんか気持ち行きたがっているような?
墓場マニアか?
いやいかん!
勝手に変な邪推をするからブルーパレスで失敗したんじゃないか!
ファルクさんが裸好きでも、リセッテさんが墓場好きでもどうでもいいことだ!
うん
なんかもう開き直りつつある?
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