サブ・ストーリー4-1 ~狼の女王の目覚め~
リセッテ「でも、読まないわけにはいかないわ、手紙に罪は無いし」
ラムリーザ「……だな」
てがーみ
リセッテ「あら、差出人はブルーパレスの執政ファルクさんじゃないの」
ラムリーザ「あのファルクさんにそんな趣味がw」
リセッテ「さあ、行きましょう」
俺の名前はラムリーザ、アークメイジのグレイビアード。
偽名のジェイザルゴはどうしようかのぉ。
あほんだらに対する「嫌がらせ」で使っていたが、流石に悪い気がしてきたわ。
本物がサルモールの誤爆食らったらマズイし。
やっぱどこかで一度エレン姉やんに会う必要ありますな。
さて、素っ裸の変態配達人がよこしてきた手紙の差出人は、以前ウルフスカル洞窟の件でお世話になったファルクさんだった。
手紙の内容では、ウルフスカル洞窟の邪教集団について、不穏な情報が入って来ているそうな。
そしてもう一度力を貸して欲しいとファルクさんからの要望であった。
不穏なのは裸の配達人だw
裸の配達人はファルクさんの趣味なのか?
ポテマの件は罠で、本題は「お前も裸になれ」とか言ってくるんじゃ……
ソリチュードは裸族に冒されつつあるのか?
そのうち市民全体を巻き込んで……、リセッテさんも例外なく……
…………(。-`ω´-)
それはそれでアリだなw
こほんw
そのリセッテさんだけど、なんとなんと今回は同行してくれることになったんだーヽ(´ー`)ノ
たまにはエリシフ首長に挨拶しておきたいとか、遠出じゃなく街内のことなので安全(?)とか、酒場は夜忙しくなるけど、日のあるうちは割と暇とかいろいろ理由あるけど。
俺に興味を持ってくれたからとか……、と考えるのは自惚れですか?(´ー`;)
あ、そういえば、エリシフ首長に角笛の件も報告しておかないとな。
どこかの誰かは、トリグの角笛と創始者の角笛を間違えたりしていたみたいだが、俺はちゃんとトリグの角笛を置いてきたからなっ!
その功績を認められて、ソリチュードに家を持つ権利を得ることができたのだーヽ(´ー`)ノ
ま、マジですかい?
ホワイトランから帝都に引っ越す日も近いか?
しかし、寂しそうなエリシフ首長……
やっぱウルフリックは王殺しの悪党だわ。
ラムリーザ「ファルクさん、ソリチュードの家ってなんぼかいな」
ファルク「25000Gなり」
…………
ふざけんなーっヽ(`Д´)ノ
ぼるたっく――いや、こいつはボッタクル商店と命名してやる!
くそー、流石は帝都だぜ、ふっかけてきやがる……
魔導師大学の金使いこむか?(¬_¬;)
さてとw
ファルクさんの話では、ソリチュードのアーケイ司祭のスティルって人が、ポテマが徘徊しているらしいことを突き止めたそうな。
ということは、どうやらウルフスカル洞窟ではポテマは逃げ出したようだな。
なるほどね、そう言えば邪教集団を掃討した後は、何事もなかったように消えていたな。
ここは最後まで片づけておかなくてはなっ。
幸い、まだ霊魂の状態でであり、完全に力は取り戻していないみたい。
急いでスティルと話して、対策を練って欲しいとのことだった。
それはそうと……
ラムリーザ「あの裸の配達人はファルクさんの趣味ですか?」
ファルク「いきなりなんの話だよ……」
ラムリーザ「俺は裸にはならんからな」
ファルク「誰も強要しておらんわ」
ラムリーザ「どうせなら、次は裸の女配達人を寄こしてくださいw」
ファルク「……話が見えんぞ(´Д`;)」
くっくっくっ
マジで来たらどないしょうかなw
リセッテ「(じーっ)」
はっ!
リセッテ「不潔……」
しまったあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!
俺の人生\(^o^)/
マグナスの目の暴走も、処刑も、ウルフリックも、ドラゴンの襲撃も乗り切ってきたが……
今回こそマジで俺の人生\(^o^)/
……もういいよサルモールの犬で(´;ω;`)
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