魔導師大学完結編4 ~タッグ・フォーメーション~
俺の名前はラムリーザ、見習い魔導師であるドラゴンボーン。
マグナスの杖を求めて、ラビリンシアンの探索をしているところだ。
中に入って少し進んだ所に、妙に広々とした空間が現れたが、そこはスケルトンの巣窟だった。
うーむ、多いな……
ジェイザルゴに自分の作った例の巻物を使わせて飛びこませるか?w
とりあえずここで少し作戦会議をして……
ジェイザルゴ「よし、タッグ・フォーメーションAだ!」
ラムリーザ「待ってたぜそいつを!!」
ウラッグ「お前らは超○師弟コンビか?」
……しまった、つい乗せられてしまった(。-`ω´-)
しかしこの作戦は完璧だ。
俺の合図でジェイザルゴが門を開けて、すぐに撃つ。
そして発射後、門をすぐに閉じることによって、スケルトンの侵入を防ぐ。
一方的に攻撃できますなー。
なかなか息の合ったコンビネーションだ。
……ちょっと待てw
俺はこのあほんだらを嫌っているw
なのになぜ息が合うように身体が勝手に動くんだ……ww
ウラッグ「表面上ジェイザルゴを憎もうとしても、心の奥底では通じ合っているのだ」
……それはない(ヾノ・∀・`)ないない
スケルトンを片づけた後、安全を確認して広場に侵入したんだが……
真打が残っていやがった!
ドラゴンゾンビかよ!
ジェイザルゴ「よし、タッグ・フォーメーションBだ!」
ラムリーザ「Bまであるんかい!!」
とりあえず、ジェイザルゴの魔法と俺の弓をぶっ放すだけ。
何の捻りも無い、ごり押し戦法!
インスタントチームのコンビネーションは精々この程度だw
ジェイザルゴ「ジェイザルゴとお前が組めば、恐れるものは何もないな」
ラムリーザ「しかしお前、実戦経験少ないのに堂々としているな……」
ジェイザルゴ「カジートは魔術師としては知られていない。だからジェイザルゴは多くを証明しなければならない」
ラムリーザ「…………」
ふ~む、こいつもこいつなりの信念に基づいて行動しているんだな……
ちょっとは見直したが、自爆魔法の件を許したわけではないからなw
ウラッグ「しかし、お前たちのチームワークは最高だな」
(∩゚д゚)アーアー聞こえなーい
さらにつづーく
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