帝国軍編9 ~ホワイトラン攻防戦~
シピウス特使「ストームクロークが山ほど来た! 前線に行け! 街を守るんだ、急げ!!」
えらいこっちゃえらいこっちゃ、うおーっドオン! さおーっドオン!(旋風の疾走)
リディア「従士様、落ち着いてください! そんなに速く右往左往されては、ついて行けません!」
ホワイトラン衛兵「申し訳ないが、その……叫ぶのをやめてもらえないか? みんなが不安になる」
ラムリーザ「……(。-`ω´-)」
こほんw
俺の名前はラムリーザ、荒野の狙撃手である前にホワイトランの従士だ。
バルグルーフ首長の頼みで、ウルフリックに斧と言う伝言を届けることになった。
斧が返って来たら決着の時、返って来なければ平和を築ける……
しかしウルフリックの返事は、「持ち主の元に返せ」ということだった……
つまり、決着をつける時ということだ。
そしてバルグルーフ首長に斧を返すとほぼ同時に……
ストームクロークがホワイトランに攻め込んで来たぞーっ、みんな砦に逃げろ―っ!
うおーっドオン! さおーっドオン!(旋風の疾走)
リディア「従士様、落ち着いて(ry」
ホワイトラン衛兵「申し訳ないが(ry」
シピウス特使「前線に行けと言っただろうが! リッケ特使と合流しろ!!」
……と、ふざけてないで、ホワイトランの従士としてこれを迎撃する義務がある!
自宅も守らないとな!
ったく、ウィンドヘルムでの決意はいったい何だったのやらw
こんなのじゃいつまでたってもウルフリックには敵わないままだぞ……
ああっ、俺の家がぁ!!(´;ω;`)
くっそーっ、ストームクロークの野郎!
俺の家を! よくもやってくれたな!!
ラムリーザ「リッケ隊長! ラムリーザ戻りました!」
リッケ特使「よし、準備はいいか? 皆、ついて来い! 帝国のために! 帝国のために!!」
ラムリーザ「帝国のために! 俺の家のために!」
リッケ特使「突撃!!!」
よーし、乱戦はリッケ隊長やリディアに任せて、俺はストームクロークが突っ込んでくる前に一撃を食らわせてやるぜ。
幸い爆弾矢の在庫は残っているし、いきなり実戦投入行きますかーっ。
一応吸血鬼でテストしたからなw
さあ、来てみやがれ反乱軍!
さあ、行くぜ!
ドカーン!
リディア「従士様、これは戦闘と呼べるものではありません、一方的な虐殺ですよ……」
ラムリーザ「うむ、帝国軍の悪い真似をすることはないだろう」
リッケ特使「あなたは帝国軍でしょう?」
ラムリーザ「帝国軍ですねぇ(。-`ω´-)」
ならば攻撃続行だ、遠慮はいらんなw
しかしストームクロークも本気で攻めて来ている……
次第に乱戦になり、爆弾矢を使うのは味方を巻き込む恐れが出てきた。
平行追撃されてしまったか……このままでは味方を巻き込んでしまう、主砲は使えぬ……。
ならば!
つづーく
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