ドラゴンボーン編20 ~みんなで逃げよう、大脱走~
俺の名前はラムリーザ、サルモールの拷問官ではない(。-`ω´-)
拷問ごっこなどやっている場合じゃない!
幸いマルボーンは尋問室に連行されてきたし、後は逃げ出すのみ。
……と思ったけど、ついでに囚人を解放してあげるか。
あらら、よく見たら拷問されていた人だけでなく、さっきのパーティで痴話喧嘩に巻き込まれたウェイトレスさんも捕まってら……
エリクールの方は不問だったのかな?
かわいそうだからこっちもついでに逃がしてあげるか。
いつの間にか大所帯になってたりして。
ブレラス「……ほんとうに、ありがとうございます」
エチエン「なんだお前、サルモールの者じゃなかったのかよ」
ラムリーザ「当たり前だ、誰があんな……」
エチエン「そうか……」
ポカリ☆(゚o゚(○=(`ε´○#
ラムリーザ「あいた! 何すんね!」
エチエン「さっきのお返しだ!」
ラムリーザ「……(。-`ω´-)」
マルボーン「急いで逃げ出すぞ」
こほん
さあ、みんなで逃げるでー
何故かトンネルもあることだし、これが外に繋がっていたら万々歳。
大脱走だー
念のために言っておくが、サルモールとして追いかけているわけじゃないからなっ!
あばよ~、とっつぁ~ん……、じゃなくてエレン姉や~ん(^ω^)
~ Mission Complete ~
ラムリーザ「……というわけなんだがー、リセッテさんはタロス信仰?」
リセッテ「あなた、そんな格好でそんなこと聞いてきて……、帝国軍人って言ってたけど、実はサルモールだったの?!」
ラムリーザ「ち、違っ、こっ、これは潜入するために化けたんだよっ(しまった、着替えるの忘れてたーーーっ!)」
リセッテ「ふ~ん、でも私はディベラ信仰だから、サルモールに因縁つけられることはないわ」
ラムリーザ「ディベラかぁ、リセッテさん美しいからね(ほっ)」
リセッテ「お上手ね、ディベラは芸術の神、私のような吟遊詩人の多くが信仰しているのよ」
ラムリーザ「へ~、そうなんだ……(芸術の神、知らんかった)」
リセッテ「だから私を粛清しないでね」
ラムリーザ「いや、俺はサルモール違うから……(´・ω・`)」
さっさと元の衣装取り戻すために、デルフィンの居るリバーウッドに帰還しなければ……。
しかし、このことがきっかけでエレン姉やんを敵に回すことにならなければ良いけど。
とりあえず、しばらくはサルモールの目に付かない様にしよ。
~おまけ~
エレンウェン「邪魔するものは殺してもかまいません、ただしラムリーザは無傷で捕まえてくるのよ!」
サルモール兵「はっ!」
ルリンディル「ところで私に何の用だ?」
エレンウェン「呼んではいません、誰に言われたのかしら?」
ルリンディル「金髪を伸ばしていて目つき悪くて……、彼は新入りか?」
エレンウェン「馬鹿っ、それがラムリーザよ!」
……という会話がなされたそうな。
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