ドラゴンボーン編8 ~ハイ・フロスガーへの長い道~
ドヴァーーーキーーーーーン!!!
あれ、また街に叫び声が?
ホワイトランは一見平穏に見えるが、裏では『どは菌』に蝕まれつつある恐ろしい街なのだろうか……。
まあいい。
俺の名前はラムリーザ、ホワイトランの住民だ。
今日は確か市場で掘り出し物の販売するって言ってたな、薪割り仕事ついでにちょっと行ってみよう。
正午
ドヴァーーーキーーーーーン!!!
また叫び声が……、時報代わりになっていいかもな。
どは菌の警告は激しくなっているが、街は平穏そのもの。今日の天気は晴れ時々叫び声っと。
今日のお昼は鍛冶屋のエイドリアンと一緒する約束だったな。
午後は鍛冶の仕事でも手伝ってみようかな?
夕暮れ
ドヴァーーーキーーーーーン!!!
うむ、丁度良い、作業上がりっと。
今日は結局ダガー作成しか覚えられなかったけど、そのうち「ロトの鎧(何?)」も叩けるようになってやるさ。
さてと、ハチミツ酒ハチミツ酒、ついでに晩飯だ♪
翌朝
ドヴァーーーキーーーーーン!!!
あれあれまただよ。
バルグルーフ「こら、お前。まだ行ってなかったのか?!」
ラムリーザ「はい? あ、首長さんおはようございます」
バルグルーフ「グレイビアードがお前を召喚していると言っただろうが、はよ行け!」
ラムリーザ「あっ!(^ω^)」
バルグルーフ「まったくグレイビアードの奴ら……、何度も何度もやかましいんだよ。」
ラムリーザ「ほんとですよねぇ……」
バルグルーフ「はよ行け!!」
ラムリーザ「あうわっ、はいっ!」
そんなこんなで久々の遠出。
ホワイトランがあまりにも居心地良すぎて、完全に忘れていたわ、ははは。
他にも何かいろいろと忘れているような気がするけど、う~ん……。
とりあえず自宅の警備は従者のリディアに任せるから問題ないな。
ハイ・フロスガーってのは、スカイリムで最も高い山「世界のノド」にあるんだよな。
というわけで、その山の入口にある村、イヴァルステッドに到着して、そこからハイ・フロスガーって所を目指す事になったのですがーあっ。
イヴァルステッドにて
クリメク「ハイフロスガーに物資を届けてくれ、これから登るんだろ?」
ラムリーザ「そうだよ」
クリメク「いつもは俺が届けていたんだが、膝に矢を受けちまってね……」
ラムリーザ「それはお気の毒、お大事に」
何故か物資配達の仕事をすることになっちまったい。
まあよい。
どっちみち行くことになるんだし。
しかし全然頂上が見えないんでやんの。
なんかめんどくさくなってきたなー、村人の話では階段が7千段もあるんだろ?
仕方ない、行くか……
千里の道も一歩から、7千段の階段も一段から……
大分登ったな、イヴァルステッドがあんなに小さく。
のどかな村だ、ホワイトランもいいけど、俺はこんなところの方が好みだなぁ。
村にある円盤みたいなものはなんだろう?
まいっか……
お、あれはブリーク・フォール墓地。
ドラゴン探求の旅は、あそこから始まったようなものだよな。
あ、あれがハイ・フロスガーか?
ようやく到着したぜ……
とりあえず箱の中に物資を入れて、と。
ラムリーザ「ごめんくださーい」
アーンゲール「待っておったぞ、ドヴァキン。何度も呼ばせおってからに……」
ラムリーザ「えっ? ここにもどば菌?」
アーンゲール「そう、お前じゃ。ドラゴンボーン=ドヴァキンじゃ」
ラムリーザ「がーん!Σ( ̄□ ̄;」
なんてこったい!
どば菌どば菌って叫んでいたのは、警告じゃなくて俺を呼んでいたのかよ……(´・ω・`)
あ、そういえば首長も「どばきーん」の叫び声が、俺を呼んでいるって言ってたな。
俺の人生\(^o^)/
前の話へ/目次に戻る/次の話へ