ドラゴンボーン編9 ~ドラゴンボーン、声の道~
俺の名前はラムリーザ、どば菌感染者だ……(´・ω・`)
ハイ・フロスガーでグレイビアードに会ったわけだけど……
ラムリーザ「俺がどば菌感染者だったなんて……、つまりここは山の上の隔離施設ってことですか?(´・ω・`)」
アーンゲール「感染者とか隔離施設とか、なにわけのわからんことをつぶやいておるんじゃ」
ラムリーザ「どば菌って病気でしょ?」
アーンゲール「ドヴァキン! ドラゴンを殺す者じゃ! 何が病気じゃ!」
ラムリーザ「あれ?」
アーンゲール「何かお前がドラゴンボーンかどうか怪しくなってきたわい」
ラムリーザ「いやそのー、私も本気では信じておりませんがな……(´・ω・`)」
アーンゲール「力を見ればわかるわい。どれ、声の力を見せてもらおうか」
ラムリーザ「それならまだ覚えてます」
ラムリーザ「フゥス!(`・O・´)」
アーンゲール「う、うむ、そそっかしい奴だが、本当のようだな」
ラムリーザ「(あれ以来、毎日ちゃんと歯を磨いているぞ……)」
アーンゲール「それではさっそく声の修行に入る」
声の修行と聞いて、「あーえーいーおーうー」とかやるのかなと思ったら、なんか違ってた。
新しい力を取得したり
その力を実際に使って修業したり
なんか辛い修行を連想していたけど、簡単じゃないかー。
アーンゲール「なかなか飲み込みが良いようじゃな」
ラムリーザ「誰でもできると思いますが……」
アーンゲール「いやそれは違う、お前がドラゴンボーンだからできるのじゃ」
ラムリーザ「つまり、それがどば菌症候群?」
アーンゲール「ドヴァキン!」
ドラゴンボーンすごっ。
つまり俺すごっw
アーンゲール「ドラゴンボーンは竜の言葉……」
なんというか……、アーンゲール師の話を聞いていたらなんか俺って天才? って錯覚に陥るよな。
なんかサマーセット島でのこれまでのまたーり人生と全然違いすぎ。
それともこれはずっと夢をみているとか?
アーンゲール「……3つの言葉で形作られ……」
実態は既にあの時ヘルゲンで処刑されているとか?
だいたいドラゴンの存在自体が、おとぎ話のようなものだしなぁ……
でも夢ならそろそろ良い女が出てきてもいい頃だけどなぁ……
アーンゲール「……さて、他の言葉も取得できるか試してみよう」
ブレリナは……真面目で良い人なんだけど、優等生には何か頭が上がらないんだよなぁ。
リディアは、ものすごく従順なんだけどなんかゴツいし……
ジェイザルゴは……、自信満々で話していておもしろいけど、そもそも男だしなぁw
どこかに居ないものかなぁ……、いや、好き嫌い言ってるのがアカンのだよなw
アーンゲール「……ではまずウルフガーが……」
いや、そもそも夢の中で美女に出会えたことで何になる……w
まあ、夢なら覚めるまでトコトンこの夢を楽しもうじゃないか。
願わくば覚める前に美女とキスを・・リコール、リコール、リコーール♪
アーンゲール「……おい、聞いているのかね?」
ラムリーザ「え? あ、はいっ。(やっべ、聞いてなかったw)」
アーンゲール「では、少しの間だけ門を開けるから、この位置から疾走して駆け抜けてみるがよい」
ラムリーザ「フゥス・ロオゥ!(`・O・´)」
どやっ!
アーンゲール「違う! 新しい言葉、旋風の疾走の方じゃ! まったくお前はどこまでそそっかしいのだ!」
ラムリーザ「あ、しまった。えーと……、よし(聞いていないのに頭の中に言葉が浮かぶ所が天才たる所以ですかなw)」
ラムリーザ「ウルゥッ!ヾ(・ω・´))))==ドオンッ」
アーンゲール「うむ、頭はそそっかしいが、飲み込みの良さは流石じゃな」
これおもしろいぞ。
ドオンッ、ドオンッ。
うーん、爽快、これからは俺の事を「疾風ウォルフ」と呼べw
これからはこの技でうおーっさおーっをしてやればいいんだなw
うおーっドオンッ
さおーっドオンッ