第121回 シー・キープにて ~城壁への嵐 前編~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年6月27日の話です。
前回は、サマーセット島で受けられるクエストを書きました。
今回も、引き続きサマーセット島で受けられるクエストを見ていきます。
サマーセット島に来てからすぐ、結構初期の頃に、対岸に黒いモヤがかかっている砦のような物が見えていました。
ずっと謎でしたが、今回はその砦に行ってみましょう。
結構大きな砦が見渡せる場所に、キャンプのような場所がありました。
クエスト持ちの人が居るので、その人が砦の謎を解明するトリガーとなるのでしょう。
パンダマリオンとかいう、なんだか可愛らしい名前のおじさん。
彼が言うには、シー・キープを覆う嵐が沿岸に移動するのは時間の問題だから、出来る限り内陸を目指した方がいいだろうとのことでした。
遠くから見えていた靄のような物は、嵐が起きていたていうことなのね。
彼の話では、シーエルフの侵攻があったため、嵐が生じるずっと前から砦は放棄されてしまい、生存者はここのキャンプに居るものだと言っています。
そしてあの嵐を止められなければ、全滅するだけなのです。
その嵐は自然現象ではなく、シーエルフが召喚しているものだそうです。
そいつを攻撃できるぐらい接近できれば、嵐への集中を回避できるが、単独では不可能だと。
そこで、そのシーエルフを退治するのに協力することになりました。
パンダマリオンと共に、シー・キープへと向かいます。
シー・キープとは、アリノール襲撃を試みる侵略部隊に立ちふさがる防壁です。
魔闘士と攻城兵器が、敵艦隊をあっという間に海の藻屑に変えるため、通常の手段では陥落し得ない。
このように外部からの攻撃では陥ちることはないのだが、内部に潜入してしまえば、問題はマオマーのみとなるのです。
外からの攻撃では難攻不落でも、内部に潜入してしまえばなんとかなる……
トールハンマーとか撃ってきそう(謎)
でも、そんな要塞も、マオマーと呼ばれるシーエルフの襲撃で、一夜にして失われたというのです。
そしてそれは、パンダマリオンの責任だと言っています。
砦のすぐ傍にある水場に、渦が巻いていました。
パンダマリオンの話では、この渦がシー・キープの下にある沈んだ遺跡に通じているとのことでした。
シーエルフがやったように、この中に入れば遺跡を目指せるはずだというのです。
アンブロシアに行ってしまったらどうしようかねぇ?(謎)
つまりシーエルフは、この渦から砦に潜入してきて、一夜で奪い取ってしまったということでした。
八大神よ! と叫びながら、勇猛果敢に渦に飛び込むパンダマリオン。
かつてサルモールロールプレイをやった身からすれば、八大神の方がしっくりきますなぁ(^ω^)
そしてシー・キープの地下にある遺跡に潜入です。
中に入るとロード画面でシー・キープの概要として<明敏なる醸造>のテニウエからの言葉が紹介されました。
曰く「街の南東にある、巨大な沿岸の砦? 婆ちゃんの時代にはアルドベヨンド・ベルダバークと言っていたが、今じゃ単にシー・キープと呼んでる。そりゃあ、簡単だからな。個人的には昔の方が好きだが」とのことでした。
飛び込んだ先は、遺跡と珊瑚と木が混ざった場所でした。
パンダの話では、遺跡には隠し扉があって、そこからシー・キープの地下牢に直接行けるとのことでした。
そして彼はその封印を解けるが、まずは伝えておくことがあると言ってきました。
それは、マオマーが彼の最愛の女性を捕虜にしていると言うのです。
だから、アリノールからの増援が来る前に、救い出さなければならない、と。
しかし、彼女――キャスティアは、シーエルフであり、シー・キープを攻撃した船の船長なのです。
急がないと、裏切ったかつての部下たちに処刑されてしまうでしょう。
だからといって、パンダの部隊に助けを求められないし、アリノールの増援が来てからではマズいとのことでした。
それは、アルトマーがマオマーを赦すことはないからなのです。
遺跡を進んでいくと、ストームシャークのなんたらという敵がどんどん襲い掛かってきます。
シーエルフ軍団だろうから、どんどん蹴散らして先に進んでいくこととなりました。
土壁だった遺跡の通路は、大きな建物へと繋がっていました。
いよいよシー・キープに潜入することとなりました。
砦の地下には隠し扉があり、その封印をパンダが解いて先へと進むことになります。
その先は牢屋になっていて、キャスティアが捕えられていました。
ここで、彼女から今回の攻撃に繋がったのか聞くことができました。
マオマーにとって造反者よりも卑しい者はアルトマーだけ。
だから付き合うのは反逆も同然、恋に落ちるなど言語道断だと。
なのにキャスティアは、究極のタブーの片棒を担いでしまったため、マオマーたちは穢れを落とそうとしているのです。
奴らは強力な嵐を召喚して、沿岸一帯を要塞ごと浄化するつもりなのです。
キャスティアの部隊は跡形もなく消え、アリノールとピャンドニア艦隊の間に立つ者も消える。
そして奴らは、英雄として後世に名を残すとのことでした。
それを止めるには、胸壁の上に居るシーメイジを退治すること。
しかし、そのシーメイジ、ウールサールを守るためならば、キャスティアの仲間はためらうことなく命を捨てるでしょうとのことでした。
だがパンダには、ウールサールと互角に戦う策があるとのことでした。
アルドマー遺跡に存在する魔術こそが、シー・キープの心臓。
それが無くなれば、残るは高い壁と威勢の良さのみとなるのです。
そこで、胸壁に流れる流れるマジカを止めれば、我々が優位に立てるはずだ、とのことでした。
というわけで、遺跡にある泉を封印して、ウールサールが嵐に使う力を抽出できなくしてやることになりました。
ただし、泉を封印するということは、指でダムの穴を塞ごうとするようなもの。
上手くいけば流れが止まり、奴の力は弱まる。
しかし失敗すれば、圧力でキープが崩れ落ち、我々が押しつぶされてしまうとのことでした。
危険を冒さねばならない!
――とのことで、泉を封印して回ることになりました。
また、その話の中で、キャスティアからパンダマリオンとの馴れ初めを聞けたりしました。
キャスティアはシーエルフの船長だったし、パンダマリオンはアルトマー海軍の船長だった。
そして、戦闘で船がバラバラになるまで、お互いに戦いを楽しんできたそうです。
二人は流木に捕まり、広い海の中に残されてしまった。
最初はキャスはパンダの存在を呪ったが、一緒に生き延びてお互いのことを徐々に理解し、もう助からないと思った時に、添い遂げることを決めたのでした。
その後、カジートの商船に救われて、エルスウェアまで運んでもらったのです。
その後、キャスとパンダは再開を約束して、別々の道へと進んだというのでした。
後半に続く――