第120回 カーンワステンにて ~予期せぬ裏切り~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年6月20日の話です。
前回は、ミッリから受けられるクエストを書きました。
今回は、再びサマーセット島で受けられるクエストを見ていきます。
サマーセット島の北西の果て辺り、ダンジョンの前でカジートが一人佇んでいました。
名はレンジルという者で、何やらマジャという元一等航海士に裏切られて、船員を全て敵にされてしまったそうです。
そこで、隠しておいた積み荷を3つ回収して、マジャを始末して欲しいといった話になりました。
それ以外にも、レンジルの妻であるヌパニも船の近くに隠れているだろうから、助け出してきて欲しいとのことでした。
レンジルは、船乗りとしてはもう引退して、ヌパニと静かに暮らすことだけが願いだと言っています。
船を隠しているのは、カーンワステンの中にある港です。
レンジルが言うに、ハイエルフがみすぼらしい自分の船が港に停泊するのを嫌がるため、商品を届ける多くの外来船は秘密の水路へと追いやられているのです。
さらに、サマーセットの沿岸はマオマーの脅威と隣り合わせであり、その攻撃に備えるために船を隠しているのだと。
それと、マジャに占領された洞窟に、奇妙な戦士を見たとレンジルは言っています。
アンデッドかもしれないが、もしもマジャが味方を見つけたのなら、それが死霊術師かもしれないとのことでした。
カーンワステンに入って地図を見てみると、3つのクエストマーカーと中央に丸く書かれた範囲がありました。
マーカーが荷物の隠し場所で、円形の場所にマジャが居るのでしょう。
ダンジョンの中は、やたらと野盗みたいな敵が屯している感じで、近づくと5人以上が一斉に襲い掛かってきます。
これがレンジルの言っていた、マジャにそそのかされて裏切った元船員なのでしょう。
そして、マーカーの場所には交易用の積み荷が置いてありました。
中身はアズラの偶像。
そう言えばこの時代のカジートは、アズラの信仰を広めるのを頑張っている者が居たりしました。
800年後にはたまねぎを始めとして、ウッドエルフの間にもアズラ崇拝は広がっているので、苦労が報われたということです。
ダンジョン内の海岸には、テンディルリオンなる固有名詞持ちの敵も存在しました。
これがレンジルの見た奇妙な戦士でしょうか?
特にアンデッドには見えないけど、出来立てほやほやのアンデッドなら見分けがつかないかもしれません。
退治すると、手掛かり:オウムガイの殻の防具 なるものを所持していました。
後は、基本的にハック&スラッシュという奴かな。
ひたすら襲い掛かって来るナイトランナーシリーズの敵をどんどん退治していくだけです。
クエストクリアするまで、100体は始末したかもしれません。
ダンジョン内の港に近づくと、蘇りし殺し屋なる者が襲い掛かってきました。
青白く輝く目に、その意味ありげな名前。
こいつがレンジルの言っていた奇妙な戦士で、アンデッドの類のようです。
港に近づくと、ナイトランナーではなくこの「蘇りし」シリーズの敵だらけになりました。
マップでも中央の円形マーカーに近づいているので、マジャは死体を蘇らせて自分を守らせているのでしょう。
そしてその近くに、騒ぎの元凶であるマジャが待ち構えていました。
レンジルのことを子猫船長と呼んでいます。
猫隊長みたいな呼び方をするものだ。
そして真の力は、死霊術なのだろうなぁ……
しかし、実はあっさりと撃破してしまいました。
先程出てきたテンディルリオンの方が、ずっと強かったです。
後は残りの積み荷を探し出して、ヌパニを助け出すだけです。
ダンジョンの中では、スカイシャードも回収しておきます。
最近探索をしていないで、ずいぶんと久しぶりに入手したような気がします。
積み荷を探して奥に進むと、ノロア・スティーブなるボスキャラの体力ゲージを持った敵が襲い掛かってきました。
しばらくの間ダンジョン攻略をしていないので忘れかけていたけど、スカイシャードを回収してダンジョンボスを退治すれば実績を解除できたのでした。
しかし、こいつを始末しただけでは解除になりません。
まだ別のボスが残っているのでしょうか?
二つ目の交易用の積み荷から、タムリエルの宗教の書を入手。
タムリエルの有力な宗教と崇拝の方法に関する簡単なガイドと説明してあるが、例えばナミラ信仰する時はブサイクになれとか、シェオゴラス崇拝する時は、裸になったりノーズボン運動を推奨するとかそんなのかもしれないねぇ……
さらにダンジョンの奥で待ち構えていたのは、悪しきギレルクなる名前持ちのサラマンダー。
やたらと毒みたいなのを撒き散らかしながら動き回る奴でしたが、こいつを始末したことで「カーンワステンの勝者」という実績を解除できました。
そして最後の交易品は、ヴァレンウッドの香水でした。
ヴァレンウッドのオイルとハーブが原料香水とありますが、森の香りとかそんな感じのものでしょう。
それとも生肉のオイルと料理用ハーブだったらどうしようかねぇ(^ω^)
マジャを始末して積み荷の回収が終わったので、後はヌパニを助け出すだけになりました。
マップで確認すると、港に停泊している船の中に居るようです。
ダンジョンの奥深くまで進んだので引き返すことになるのですが、途中で退治してきたナイトランナーたちがリスポーンしていたので、ずっと戦い通しって感じでした。
ノロア・スティーブまで復活していましたし……(。-`ω´-)
船へ向かおうと桟橋を進むと、そこはヤグーラの巣となっていました。
こんなのが住み着いていたのでは、マオマーに襲われるのとどっちがマシだ? って感じになりそうですけどねぇ……
そしてヌパニは、船の中で堂々として待っていました。
ヌパニはレンジルが積み荷の話をしたことを知っているようです。
確かにレンジルは、船乗りとして引退してヌパニと静かに暮らしたいと言っていました。
しかしヌパニは、密売人の生活から永遠に抜け出せないことを恐れていると言ってきました。
ここで、レンジルは交易商人ではなく、密輸業者だと知らされました。
どうやらレンジルの言っていたことは嘘っぱちで、マオマーの襲撃から逃れるためではなく、密輸業者だからこそこそと洞窟に停泊していたようです。
ここでヌパニは、協力を要請してきました。
ここで三つの選択肢です。
レンジルとの契約を尊重するか、ヌパニのお願いを聞いて積み荷を海に捨てるか。
それか、理由を聞いてみるかと三択でした。
ここでもにさんと相談してどれを選ぶか話し合い、私は理由を聞いてみたいと言ったところ、もにさんはレンジルとの契約を尊重すると決めました。
ヌパニが言うに、レンジルは毎回「これが最後の航海」と言うのですが、そう言い始めてからもう5年になるというのです。
それでヌパニは、洞窟に隠れて夜を待つことに疲れたと言っています。
夫のことは愛しているが、レンジルは自分からは辞められない。
何度も繰り返して話し合ってきたが、結局船を売らないと落ち着くことはできないと思ったようです。
ヌパニは、日の当たるところで暮らしをしたい。
そしてこれは、レンジルの望みでもある。
だからきっかけが必要だと言ってきました。
そこまで言われたら、レンジルとの契約は破棄して、積み荷を捨てるしかありませんな……
もう密輸業者からは足を洗って、まっとうな生き方をしてもらいたいものです。
ヌパニも、この船さえ売れば、小さい店なら楽に開けると言っています。
というわけで、アディオス!
レンジルの積み荷だった密輸品は、海の藻屑へと消え去ったのであった。
アズラの偶像は海を流れ、800年後、遠く離れたシロディールの海岸で、髪の尖った生意気なウッドエルフが拾うのであった(嘘)
そしてダンジョンから脱出し、事の顛末をレンジルに報告です。
彼は、「何も持たず、誰も連れずに戻るとは、失敗したのか? ヌパニは見つかったのか?」と心配そうです。
だから、「マジャは死に、ヌパニは無事だ。しかし積み荷は海に消えた」と答えました。
レンジルはがっかりであり、げんなりである。
船を売るしかないというのは、ヌパニも言っていたので利害一致しそうです。
しかしヌパニが戻ってこないぞ……
――と思ったけど、クエスト完了したと同時にヌパニも戻ってきました。
レンジル:おおヌパニ! レンジルは脱走するとわかっていた
ヌパニ:もちろん、臆病な夫の助けもなしにね
レンジル:そんなことを言わないでくれ。特にこんな日にはな。全てが失われたんだ
ヌパニ:あら? だけどまだ船があるわ。一番近くの港で売りましょう? 小さな店を買うの、約束してくれたでしょ?
レンジル:ああもちろん。だが、ひょっとしたら、仕事をしたがっている船乗りを見つけるかもしれないぞ?
ヌパニ:レンジル……
レンジル:わかった! 船は売る! 店を始めるんだ、望みどおりに
ヌパニ:よかった
こうしてレンジルは、密輸業者から足を洗うことになりました。
くれぐれも、カジートの悪行を語るのは心苦しいが……、にはなるんじゃないぞ!(^ω^)
以上、カーンワステンにてクエスト「予期せぬ裏切り」でした。