第114回 照覧の大学にて ~壮大な幻 前編~

 
 エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年6月3日の話です。
 前回は、サマーセット島で受けられるクエストを書きました。
 今回も、引き続きサマーセット島で受けられるクエストを見ていきます。
 
 

 エボンの森からすこし北に行った場所。
 そこでは、通りかがるたびに毎回「偉大な戦士! 万歳!」と叫ぶ人が立っていました。
 

 メレンファイアに話しかけると、見た目はハイエルフに見えるのですが、ソブンガルデのたいまつとか、ツンの大いなる試練とか、ノルドみたいなことを言っています。
 エルフの魔術師を貧弱なエリューディルとか言っていますが、ノルドかぶれのハイエルフが居てもいいですが……
 
 

 こうして「壮大な幻」というクエストが始まりました。
 照覧の大学という場所が舞台ですが、結構大きくて全景が画面に収まりきりません。
 

 大学の中に入ると、アレクシス・アーヴァインなる人物が「注目! 講義を始める!」などと言っていますが、見に行ってみると鶏に講義中?
 ノルドだと思い込んでいるハイエルフ、教授だと思い込んでいる男性……
 

 他にもここが船だと思い込んでいる二人とか――

 豚だと思い込んでいる人たち…… 
 
 
 精神○院か?(。-`ω´-)
 

 まともそうなのは、「この騒ぎを今すぐやめろ!」と言っているエリューディルのみ。
 

 話を聞いてみると、マグナスの目にかけてとか言っています。
 それはスカイリムで、魔術師大学で大暴れした球体じゃないですか。
 そんなのにかけて大丈夫なのかね?
 
 エリューディルの話では、大学に強力な魔法をかけてしまったかもしれないとのことでした。
 それは照らされし書という書物を、ほんの少し盗み見をしたことが発端だとか。
 それ以降、クラスメイトがおかしくなってしまったと。
 みんな小説のキャラクターに取りつかれたみたいになって、ブタみたいになったり猫から逃げるとかしているようです。
 そして元通りにするために、助けが必要だというのでした。
 
 なるほど、先程の奇行は、小説の登場人物になりきってしまったわけですか。
 しかし教師になったり船乗りになったりはわかるけど、豚になるかねぇ?
 三匹の子豚でも読んでいて、それになりきってしまったか?
 
 
 元に戻すためには、照らされし書というものが重要なようです。
 なにやらその本を開いたとき、強烈な光と低い唸り声がして、まるで巨大な獣が深い眠りから目覚めたみたいだったといいます。
 元は文字がびっしりと書かれていたそうだが、今確かめると――
 

 白紙でした(^ω^)
 なんだかネバーエンディングストーリーみたいな要素が入っているぞ。
 
 本の文字を元に戻せば治るのかもしれないが、まずは仲間にかけられた魔法を弱めようといった話になりました。
 

 そしてエリューディルについていくと、大学の真ん中付近にあるベンチに辿りつきました。
 そして、グラーディルという人に呼び止められました。
 

 しかし、グラーディルはもう居ないと、自分で自分が居ないと言っています。
 
 エリューディルの話では、グラーディルは最高の友人だと言っています。
 彼女が照らされし書を開いた時に、一緒に居たそうです。
 そして今、彼女が何なのか知らなくなってしまったと言うのです。
 
 エリューディルとグラーディルって名前が似ているね。
 兄弟か何かかね?
 
 
 そしてみんなを助ける方法をエリューディルは考えつきました。
 それは、みんながなりきっているキャラクターを知り、そのキャラクターがやらないようなことをさせればいいとのことでした。
 そこでエリューディルはグラーディルから取り掛かるというので、こちらは他の人たちを見ていくこととなりました。
 
 

 まずは、物乞いみたいになっているパヴォ・マリアから見ていきましょう。
 男性なのに、マリアなのね。
 

 君は物乞いではなく、魔法で操られているだけだと言うと、ものすごく反論してきました。
 名前は無く、あるのは誇りと物語だけだと言っています。
 物乞いに誇りは無いと思うが……(。-`ω´-)
 埃の間違いでは?
 

 そこで、彼の読んでいただろう本を探すこととなるのですが、ここは三択でした。
 違う本を持っていくと違うと言われるので、正解を探す必要があります。
 そしてここでは、物乞い王子という話が正解でした。
 ここは被害者がなりきっているキャラクターが出てきそうな本を選ぶのでしょう。
 
 そしてこの物乞い王子には、ウィードルといった名前があるようです。
 ウィードルはヴァレンウッドの王子だったが、ナミラに弟子入りしたくなり、哀れみの力や病の力などを授けられて、その結果乞食になれたという話でした。
 
 
 そこでパヴォに、ウィードルという名前があると伝えたけど、その名前を受け入れてコインを要求してきました。
 そこでコインを与えましたが、マーラの祝福をと言うだけで、話が進みませんでした。
 
 もう一度話しかけると、今度はコインの恵みを断る選択肢しか出てきませんでした。
 だから断ってみると、私のことをナミラだと思い始めたようです。
 どうやらこの状況を見て同情しない定命の者はいるはずがないということで、永命のデイドラ公だと思ったようです。
 

 ナミラではない!
 強いて言うならシェオゴラスだ!
 

 否定したけど、ナミラだと言いきっちゃったよ。
 やだよ、不浄の神みたいなナミラなんて。
 オブリビオンだと不細工じゃないと相手にしてもらえないので、酒を飲んで魅力を下げないとクエストが始まりませんでした。
 ナミラの祭殿周囲に居る信徒たちも、みごとに不細工ばかりでしたからね。
 

 仕方がないので肯定してやり、贈り物を取り戻そうと言ってやると、パヴォは騒ぎ始めました。
 そして我に返ったようで、エリューディルの所に行こうといった話になりました。
 これは、物語ではウィードルは乞食として過ごすことになっていますが、ここでは私がナミラとなり授けた力を除いてあげたので、元の物語から逸脱してしまったのでしょう。

 こうして、パヴォは救われたのであった。
 そしてエリューディルの話では、照らされし書に変化が生まれたというのです。
 なにやら文章が目の前のページに浮かんできたというのです。
 

 そしてその本を読んでみると、出だしの部分が現れていました。
 
 なんだか哀れな学者は大学のメンバーで、退屈な仮面を脱ぎ捨てて新たな役に就いたというのは、物語のキャラクターになりきっているということのようです。
 そこにおせっかいな詐欺師、これはプレイヤーのことかな?
 その者がやってきて、学者の遊びを邪魔する気だと書いています。
 これは、ここまでの出来事を書き記されている様な気がしますね。
 となると、恐ろしい運命とは何だろうか?
 
 
 こんな感じに、一人ずつ正気に戻していくこととなったのである。
 
 続く――

 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ