第113回 エボン・スタドモントにて ~エボン聖域 後編~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年5月29日の話の続きです。
前回から、エボン・スタドモントにてエボン聖域というクエストを進めています。
今回も、引き続き同クエストを見ていきます。
エボン・スタドモントの森の近くで、遺跡の研究をしているアンデウェンに会って、調査の護衛を任せられた。
迷いの森みたいになっている森を、碑文に沿って進んでいくと、途中でアンデウェンとははぐれてしまったが、森の中にあるエボン聖堂へと辿りついた。
聖堂の中で光る石に触りながら奥へと進んでいると、デイドラが襲い掛かってきたり、フレッチという夢見の館の住民が倒れていたりする。
そこでアンデウェンと合流して、さらに光る石について探ることとなった。
以上、多少はしょったが、前回のあらすじ。
今いる場所は、過去のエボン聖堂。
だから、石の力を借りて、現在へと戻ることとなった。
そして、石に触れてから再び聖堂に入ったのだが――
ん、ここまでが前回のあらすじだね。
中に入ると、何故か後から入ったはずのアンデウェンが待っていました。
アンデウェンの話では、何年もの間ラムリーザを見つけられなかったと。
なのに、今ここで会い、全てが始まった場所に戻っているのです。
しかし、ラムリーザは1日も歳を取っていないように見えるというのです。
そういえば、アンデウェンの髪が白くなっていて、かなりの年月が経過したようにみえます。
それに、この部屋にあった石の周辺も、これまでよりもずっと荒れている感じでした。
どうやら石の力によって、今度は未来に送られたようです。
アンデウェンはラムリーザの後を追って元の時代に戻ろうとしたが、石の魔法が弱まって、扉が閉ざされてしまったのだと。
それは、彼女がエボン・スタドモントに捕われてしまったということでした。
何十年もの間この言語を研究し、必死で出口を探したが、どうしてもここに戻されてしまうのです。
しかし、ついに戻る術を見つけ出したようでした。
それは南の石が鍵になって――と言ったところで、突然フレッチが現れました。
フレッチは、何も言わずにアンデウェンを射抜いてしまいました。
また強制的にぬめを射抜かれるアブドバ案件かよ……
最近こういうのが多いなぁ……
結局アンデウェンはやられてしまいました。
聖堂を通って、南の石に向かい、バネアウェ・テンデルという合言葉を唱えればよいみたいなことを言い残して――
南の石に向かう途中、ハンガーが襲い掛かってきました。
これは、北エルスウェアのオークレストで戦ったものと同じ感じです。
そして、オブリビオンでは戦慄の島で出てきたエネミーでした。
やたらと耐久力が高いのが厄介ですが……
そして次の石に到着すると、そこにはフレッチが待ち構えていました。
すぐに襲い掛かって来る気配は無かったので、前後から挟撃作戦を実行してやりました。
ターン制バトルだと、サイドアタックというやつ――だったかな?
敵をはさみうちにしてやる作戦です。
フレッチは「グランドフィナーレの始まりだ!」とか言っていますが、二人掛かりでボコボコにしてやりましたとさ(^ω^)
フレッチの最後の言葉は、淀川さん?
そして南の石への道は、まだ続いていました。
どうも似たような部屋で、似たような位置に石があるので、マーカーが無いとどこが南の石なのかよく分かりません。
それに、向かっているのは南の石のはずなのですが、画面に表示されている方角を見ると、Eの方向にずっと進んでいるのです。
そしてようやく南の石に到達しました。
魔法の石を発動してみると、エボン聖堂の霊魂が語り掛けてきました。
なにやら「我が手から逃れるためによくぞ……どうやら手に入れたな」などと言っているようですが。
そして、またしても同じように、青いモヤのかかった扉が出現。
これで今度は未来から現在へと戻ることができるのだろうか?
扉をくぐった先には、またしてもフレッチが待ち構えていました。
しかし、このフレッチは襲い掛かってこないようです。
そしてこのフレッチは、謎を解き明かしたかのようなことを言ってきました。
アンデウェンを殺した後に殺したはずだけど、それは未来の出来事。
ここは過去から現在までのどこかなのでしょう。
だからまだ、フレッチは生きているし正気を保っているのです。
フレッチは、アンデウェンの最後のシーンを演じていたと言っています。
アンデウェンは、フレッチたちの主演女優で、エボン・スタドモントの秘密、隠された本当の力をを解き明かしていたのだと。
しかし彼女は逃げ、息を引き取る前に最初に戻る方法を教えたと言っています。
――とまぁ、フレッチの会話を読み返してみたのだけど、夢見の館が関わっていて、演劇だとか連呼するので、残念ながら話が全然わからなくなりました。
まず、エボン・スタドモントの謎自体が、魔力によるものなのか、夢見の館の劇団による演出なのか、会話からはどちらとも取れて断言できない。
だから、自分の文章でこれだと断言できるストーリーが組み立てられないので、ここはフレッチの台詞を全て引用して記録しておく。
かといってそれで判断できるかどうかは不明だが、何度も読み返しているとわかるかもしれない。
というわけで、以下にフレッチの台詞と主人公の応答をそのまま記録しておく。
フレッチ
ふむ、どうやらカーテンコールのようだ。
ついに解き明かしたな。いや、アンデウェンが解いたのか……だが、地味な作業は全部チミがやったんだ! そしてチミはここで、俺の主が主演を演じるのを邪魔しようとしている。
ラムリーザ
カーテンコール? 待て、殺したはずだ! アンデウェンを殺した後に!
フレッチ
本当に殺したのか? 熟練のヒーラーが俺を蘇らせたのかもしれないじゃない。
そうだ、俺はアンデウェンの最後のシーンを演じていた。いや、演じる予定だと言うべきか……。まあそこは考え方次第だ。それにしても、彼女はあの幕を短くするべきじゃなかったな。
ラムリーザ
幕?
フレッチ
アンデウェンは俺たちの主演女優だった。エボン・スタドモントの秘密を解き明かせるのは彼女だけだった。隠された本当の力を。
だが彼女は逃げた。そして息を引き取る直前に、チミに最初に戻る方法を教えた。
ラムリーザ
最初に戻るか。現代にいるという意味か?
フレッチ
残念ながら、イエスだ。そして俺の出番も終わりだ。それにしても、俺の演技力はなかなかのものだと思わないか? 哀れな魂、卑劣な悪党、謎に包まれた賢者。
だがチミは……まだやるべきことあるんじゃないかねぇ……遺言とか。
ラムリーザ
アンデウェンが過去に行くことを止めなければならない。
フレッチ
俺の記憶が正しければ、我らがヒロインはすぐ外にいる。もう何度も演じているから、よく忘れてしまう。
まあ、その点に深入りする必要はない。
ラムリーザ
待て! まだ質問がある。何者だ?
フレッチ
何者だチミはってか? 最初に教えただめう! 我ら館の者に名などない。あるのはマスク、この仮面だけ。だがフレッチと呼んでくれて構わない。だからフレッチだ。
昔は二流の俳優だった。だが今はもっと大きな力のために働いている。随分前からな。エボン・スタドモントの真の力を見つけることが俺の目的だ。もちろん、アンデウェンにも手伝ってもらっている。
ラムリーザ
もっと大きな力? どういう意味だ?
フレッチ
アンデウェンは彼女のことを何と呼んでいた? 聖域の霊魂。彼女にふさわしい称号の1つだ。
彼女はこの森の支配者だ。昔からそうだったように。詳しくは知らないが。彼女にはここにある力が必要だった。エボン・スタドモントは、彼女の計画に欠かせないものだった。
ラムリーザ
彼女の計画?
フレッチ
俺に聞いても無駄だ。なぜなら、俺にもわからないからな!
霊魂が救ってくれなければ、俺は死んでいた。悪い話じゃなかった。まあ脇役だがな。俺は繰り返し演じ続ける。アンデウェンが調査を続けられるように。何度も何度も繰り返す。
ラムリーザ
繰り返し続けた? どいうい意味かわからない。
フレッチ
いや、そのことはあまり気にするな。言ってる俺もよくわかっていないんだから。
な、とにかく俺はやり遂げた! いずれにしろ、もう終わりだ。キミのおかげでな。
これて霊魂は十分な知識を得られたはずだ。問題ないだろう。
ラムリーザ
霊魂は何を十分に学んだ?
フレッチ
もちろんここのゲンゴロウ……じゃない。もとい、<言語>だ!
とにかく、かなりややこしい話なんだ。定命の者だけがこの<言語>を扱うことができる。
チミが時間の流れを移動できたのはこのためだ! この秘密を解き明かす最適な人物が……アンデウェンだ。
ラムリーザ
では、アンデウェンは言語を学ぶため、エボン・スタドモントに閉じ込められているのか?
フレッチ
そのとおり! 俺たちのヒロインに必要なのは、適切な動機だけだった。
アンデウェンは出口の無い森の中に閉じ込められた! やがて彼女は声を聞く。導きの声だ。そしてアンデウェンがその<言語>を使った時、俺の主はそれを見ていた。
ラムリーザ
主?
フレッチ
アンデウェンは彼女のことを何と呼んでいた? 聖域の霊魂。彼女にふさわしい称号の1つだ。
彼女はこの森の支配者だ。昔からそうだったように。詳しくは知らないが。彼女にはここにある力が必要だった。エボン・スタドモントは、彼女の計画に欠かせないものだった。
ラムリーザ
彼女の計画?
――以下ループ
そのまま書き出してみたら、何かが分かるかもしれないと思って試してみたが、やはり話の本筋がわからない。
ただし、そういうことなのかな? と思うことはあったので、その推測を書いておく。
・フレッチやフォルテ団長、アンデウェンは夢見の館の団員で、この森を舞台に同じことを演じている。演劇の練習に巻き込まれた主人公の話。老化も死も、全て演技。
・フレッチやフォルテ団長は、過去の劇団員で探検もやっていた。そして二人はエボンに囚われて、そこの住人となった。アンデウェンは、フォルテ団長らの過去の記録からエボンに興味を持ち森に入ったが、その中に捕えられてしまい、過去や未来を見せつけられた。
・過去に探検隊としてエボンに入ったフレッチが骨となったの現在と、生きていた頃のフレッチを救った過去、そして救ったためにエボンに取り込まれたフレッチが狂う未来に巻き込まれたアンデウェンの物語。
私が推測できるのは、この3つのシナリオだけです。
そして、どれが正解なのか、会話文からは断定できません……
だが、演劇でない場合でも、過去にフレッチを救ったことはそのままになっていて、現在も生きているとなっているのでしょう。
以後、エピローグのようなもの。
これを見ると、演劇ではなかったのかもしれません。
未来から現代に戻る過程で、エボン聖域に入った少し前に戻ってきたと取れます。
そして、今エボン聖域に入ろうとしている最中のアンデウェンに遭遇した、と。
アンデウェンはこれからエボン聖域を探索しようとしています。
しかし未来の場面で、死ぬ直前の彼女から受け取った日誌を見せると、閉じ込められる未来を理解して、探索は中止することにしたようです。
これで、アンデウェンは約束通り守られたということです。
しかし、アンデウェンの書いた日誌は、永い間エボンの森に閉じ込められていたことが書き残されているのであった。
以上、エボン・スタドモントにてクエスト「エボン聖域」でした。
個人的には、クエストに夢見の館の人が出てきたら、その出来事が事実なのか演劇なのかわかりにくくなるので、あまり出てきて欲しくないなぁと思った今日この頃でした。
今回に関して、フレッチの語ったことが真実なのか演劇なのか、判断に困りました。