第51回 盗賊の絆 最終回 ~ステッチズの解放~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年1月15日の話の続きです。
前回はステッチズでプレイできるクエストを進めていました。
今回も引き続き、同クエストを進めて行きます。
ステッチズという街では、指導者が代替わりして新しい指導者カスダは王様気取りの悪党で、金を溜め込み手下どもを好き放題にさせている。
そんな悪党は退治してやろうと目論むタスナシは、まずは同志となる仲間を集めようとし、ヴォレ、セレイネ、ナズダーという3人の仲間が集まった。
皆の力を合わせて、バエルの下水道から潜入し、ついにカスダの宮殿へと潜入するのに成功した。
以上前回のあらすじ。
さて、カスダの宮殿に潜入しました。
しかし、少しばかり作戦の変更が必要になったようです。
ナズダーは皆を宮殿に入れるために、相当無理をしたみたいで休ませる必要がでてきました。
そして、ヴォレが治癒の心得があるのでナズダーを治せるというのだが、時間がかかると。
だから、カスダの宝物庫の鍵を開けられないので、代わりにセレイネと共に鍵を取ってきてほしいと。
ここで、タスナシを説得して宮殿での別の用事を聞くことができました。
鍵を取っている間に何をするつもりなのか、聞かせてくれてもいいだろう、と。
ここで、タスナシはダサルゾの死については無実だからと言ってきました。
やはりカスダが裏で糸を引いて、出世の邪魔になる相手を消したということなのでしょう。
その証拠を探したいと言っています。
ステッチズに見せるためではなく、己の魂を鎮めるために……
そしてタスナシにとっては、カスダの財産よりもそちらの方が大事だと言ってきました。
富の奪取よりも名誉挽回ってところかな?
こうして、宝物庫の鍵を探すことになりましたが、ここで大きな見落としと勘違いをしてしまいました。
先程中庭を通り抜けた時は、衛兵とタスナシは知り合いだから殺害してはならないというルールでした。
しかし、この宮殿に居る悪党はカスダに忠誠を誓った凶暴で残忍な奴なので、容赦しなくてよいとのことでした。
それなのにプレイ中は、そうとは思わなかったので、こそこそと潜入プレイを続けていてグダったものでした。
そして、その勘違いとは別に、隠密の不具合のような仕様の問題がこれです。
この部屋には敵の兵士が居て、その手前に宝物庫の鍵が置いてあります。
このように、鍵の手前では隠密が成立しています。
普通なら、ここでこっそりと鍵を取って立ち去るべきなのでしょう。
しかし、アイテムを取る瞬間立ち上がって、隠密を解除してしまうので見つかってしまうのです。
この仕様のせいで、ヴォレを救出するために鎖を外した瞬間見つかったものです。
これはかなり初期、ポーターウォッチで潜入作戦をした時から気になっていました。
ここでも囚われた人を救出するのですが、鎖を解く度に立ち上がって発見されたものでした。
これっていつかは行動した瞬間に見つかってしまうのでは? と思っていましたが、ここでいよいよ表面化してしまいました。
見つかって襲い掛かってきてしまいましたとさ。
まぁ結局のところ、この宮殿内部では隠密で遂行できるような敵兵の配置になっておらず、途中で無理と判断して殲滅作戦に切り替えたものでした。
隠密は失敗してしまうけど、仕方ないよねとプレイ中は考えていたものです。
しかしタスナシの話をよく見てみると、ここの兵士は戦ってもよいとのことでした。
人の話はちゃんと聞こうね……(。-`ω´-)
――ってなところですが、実はマルチプレイでのクエスト進行に対する不具合みたいなものが、ここでも出てきてしまっていたのです。
もにさんもタスナシの話を聞いていれば、ここ兵士は退治しても良いのだよと気が付いていたかもしれません。
しかしもにさんも、タスナシの話を聞いていませんでした。
なぜなら、そこにタスナシが居なかったから……
後で聞いた話なのですが、ロープを登って潜入したまでは同じ流れだったけど、部屋に入っても誰も居なかったと言うのです。
そのことが原因で、もにさんは後でクエストをやり直すハメになるのですが……。
とまぁ、こそ泥は諦めて、強盗になりましたとさ。
鍵を手に入れたと思ったら、何やらタスナシが捕まったようです。
証拠探しに失敗しましたか……
なにやらカスダとその護衛がいて、護衛はとんでもないでかさだと言っています。
仕方がないので、護衛を蹴散らしながら奥へと進みます。
そして奥の部屋に、ミノタウロスのような大きな敵が居ました。
これがヴォレの言っていたとんでもないでかさの護衛なのでしょう。
いつも通りにデバフをかけてから総攻撃です。
1→左クリック→左クリック→2のループでボタンを押す作業となります。
そして敵のライフが半分以下になると、落雷連発で一気に終わらせるのです。
戦いが終わると、カスダはタスナシを置いて逃げた後のようでした。
縄をほどいてやると、タスナシは「追って」とだけ言って奥へと進んでいってしまいました。
ちなみにここで、先程述べたマルチプレイでのクエスト進行に問題が出ていて、もにさんの環境ではタスナシが居ないとのことでした。
先に進もうにも扉が開かず、結局やり直すハメになったのでした。
とりあえずこっちはクエストを進めるとして、先に進んでみるとタスナシがカスダを追い詰めています。
この数秒の間に何があった?
カスダは単体では弱いのだろうか……
タスナシは、カスダを殺して全てを忘れようと言っています。
そして自分は一度捨てたステッチズを去る、と。
しかしどうだろうか?
最初に話したイサダティも、協力してくれた3人も、タスナシが戻って来たことを喜んでいた。
ステッチズの民の中には、タスナシに居て欲しいと思っている者も多いだろう。
それと、カスダの息のかかっていない衛兵に対する気遣い。
本当は捨てたくないのでは?
それに、殺してしまえはカスダと同じレベルに落ちてしまうんじゃないかな?
――などと、オブリビオンのストーリーでは緑娘の復讐劇に燃えるラムリーザを演じた者が綺麗事を言ってみるテストw
殺された者は復讐など望んでいないというのは、身内が殺されたことが無い頭がお花畑の連中がほざく綺麗事なのです。
そんなのは当事者が復讐したいと言うのなら、気が済むまでやらせてあげるのも間違いではないと考えています。
復讐した後に空しくなるならそれまで。
だが復讐される者は、復讐されるべきことをやったのだから、それを無視してやるなとだけ言うのは――
とまぁ、タスナシは皆に慕われているわけだし、本人もステッチズのことを気にかけている。
ステッチズが修羅場と化してしまったのはカスダのせいであり、それをタスナシ自身が新たな指導者になって正す道も間違いでは無いだろう。
タスナシ個人で裁きの鉄槌を下すのではなく、ステッチズの皆で裁けばいいだろう。
まぁ将来の禍根を絶つために、ここで殺してしまうのも正解なのかもしれませんがねぇ……
でもこの世界線では、カスダは自分の口でステッチズの住民に真実を話すこととなりましたとさ。
そして再会を約束した街の酒場にて。
ラムリーザはタスナシの家族になってしまいました(^ω^)
カスダの行いはステッチズ中に知れ渡り、タスナシは汚名返上できたようです。
汚名挽回でもなく、名誉返上でもなく――w
カスダが残した傷跡は簡単には癒せないが、それがこれからのタスナシの役目なのです。
街がかつての姿を取り戻すのにはまだ時間がかかるが、諦めないと言っています。
そして今回手伝ってくれた仲間も、仕事が終わり皆自分の生き方に戻った。
でもタスナシがステッチズでよりよい人生を送るためには、ヴォレの技術も、セレイネの魔法も、ナズダーの知恵も必要だと。
こうして、ステッチズは元の秩序を取り戻せる土台は取り戻した。
ダサルゾが指導していた時の栄光を取り戻せるかどうかは、これからのタスナシの働き次第。
大丈夫、ステッチズはより良い街になるさ――
――と言いたいのだけど……
オブリビオンのエルスウェアMODでは、ステッチズのスの字も消え去ってしまっているのだよなぁ……(。-`ω´-)
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