第52回 嘘つき猫に注意 ~開き直ったラジーン信徒~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年1月18日の話です。
前回はステッチズでプレイできるクエストを進めていました。
今回も、引き続きステッチズで受けられる別のクエストを見て行きます。
ステッチズという新しい街に来たので、ここで受けられるクエストは一気に終わらせてしまおうと考えました。
高低差が激しくて分かりにくい街をぐるりと回ってみたところ、この小柄なカジートがクエストを持っていました。
それ以外では、戦士ギルドが張ったチラシだったので、一旦後回しにしてこの小柄なカジート、謙虚なザハムの話を聞いてみましょう。
この街では、眼帯率が高いねー。
そして、カジートはプレイヤーキャラの事をよく「歩き手」と呼んできます。
旅人をカジート風に表すと、歩き手となるのでしょう。
まるで競歩選手だw
さて、このザハムは、エルスウェアやステッチズで安全に通行できる方法を教えてくれるようです。
それは――
ラジーンの友、すなわちラジーンの信徒になれということでした。
そうすれば嘘つき猫に出会うこともないだろうとのことだけど、盗賊の神は富を盗むよりもプライドを盗むことを喜ぶのだそうで。
心を盗むとかそんな類かな?
そしてラジーンの友になるために、供物の1つでも手に入れることだと言ってきました。
つまり、何かアイテムを取ってこいというクエストなのでしょう。
別にラジーンを崇拝するつもりはないけど、ここは一つ、ラジーンとやらが――
そういえばこいつ、追い剥ぎの神だった……(。-`ω´-)
エルスウェアの歴史上、最も有名な盗賊だったと。
これがシロディールだったら、グレイフォックスを神として祀っているようなものなのでしょう。
いったいこのザハムは、何を要求してくるのか?
ここでクエストが始まり、酒場の台帳、リンメンの偶像、商人の持っている上等の絹を取ってくる――いや、盗ってくることになりました(。-`ω´-)
神のクエストらしく巡礼などと言っているが、お祈りを捧げる九大神の巡礼と違ってどろぼうさんをする巡礼とはね。
こいつはラジーン信徒だ。
そしてラジーン信徒とは、神の名の元にどろぼうさんをする集団だ。
盗賊ギルドのまた違った形態と言えるでしょう。
ザハムの話すラジーンの話は、以前石板を集めるクエストで聞いたものとほぼ同じなので割愛。
しかしこのラジーン信徒からは、いかにもラジーン信徒としか言えないことを言ってのけました。
盗みは違法だと言うと、こんなことを返してきました。
許可されていたら、それは盗みじゃない。
誰が許可をした?
さらにこいつは、盗みを法律上でも正当な物だと言い張る屁理屈をぬかしてきました。
他者を傷つけてはいけないと法で決まっていたら、剣闘士を称えないこととなるのか? だとさ。
確かに例えばボクシングで相手をぶっ倒してしまうことを法に無理やり当てはめると、普通に暴力で傷害罪となってしまいますな。
でもそれはスポーツとして、相手を殴って倒すのはルールとして許可されている。
つまり、許可されていたらそれは暴力じゃないと言えてしまいます。
それでは何が盗みを許可したのだ?
ザハムが言うに、偶像や服はラジーンを祀る聖堂への供物としてふさわしい。
そしてそれらの品は、ラジーンが盗みを認めた品だと。
つまり、ラジーンが盗みを認めたので、それらの品を盗ってくるのは盗みじゃないと言うのです。
う~ん、エキゾチック(^ω^)
カジートの悪行を語るのは心苦しいが――などとどこかの銀行員は言ってますが、こいつは完全に開き直っているね。
そう言った所が、追い剥ぎの神ラジーン信徒であることなのだろうけど、こんな理屈は初めて見たよ。
盗賊ギルドのグレイフォックスなどは、まだ自分たちが盗賊集団であると、自分たちが盗みを働いていると理解したうえで盗みを働いていた――と思う。
しかしこいつは、というよりここはもうラジーン信徒とひとくくりにしよう。
ラジーン信徒は盗むことを正当化、盗みではないと言い張ってしまった。
カジートはもうほんまに……
これだからスカイリムなどでは街に入れてくれないってことになるんだよ。
完全に自業自得です。
しかしここはエルスウェア。
郷に入ったら郷に従えという言葉もあります。
サマーセットでラジーンの認めたどろぼうさんは盗みじゃないと言い張ったら、ケツバット256発後に大便我慢の刑512年を言い渡す所だが、今回はエルスウェアのしきたりに従って話に乗ってあげましょう。
さて、まずは酒場、ゴイターのがぶのみから台帳を盗ってくるところから始めましょう。
入口の傍に、前回のクエストで出てきたセレイネが転がっていたりしましたが、錠前をこじ開けることに関しては特に咎めてこない模様。
どうせ酒飲み過ぎて、意識が曖昧になっているのでしょう――ということにしておく。
セレイネもラジーン信徒だから見て見ぬふりをしているとは考えない。
どろぼうさんなぁ……
取る瞬間に立ち上がる仕様になっているので、取るところを見られてはいけないということを考えておかなければなりません。
まぁいざとなったら強行突破して、ほとぼりが冷めるまで荒野を彷徨って素材集めするけどねw
念のために振り返って、見張りがこっちを見ていない隙に奪ってやります。
いや、奪うのではない。ラジーンに求められたものを回収しているのだ!(`・ω・´)
――ということになっている、ラジーン信徒の間では(。-`ω´-)
なんか犬も箱の中に顔を突っ込んでいますが、その隙に台帳は回収です。
台帳には、質に入ったもの、名前、ツケなどの項目が記述されています。
ラジーン信徒は、それらを帳消しにしてやりたいのでしょうか?
そんなわけで台帳は獲得、次は商人の絹を回収してきましょう。
マップを見ると、エルスウェアの南西の端っこです。
そう言えば、あの辺りに集落のようなものがあったっけ。
何度か素材集めでこの辺りまで遠征してきました。
この商人が見ている奥に、お目当ての箱があるようです。
この店主がどこかに移動してくれないと、すぐに見つかってしまいますね。
箱の傍に潜んで待つこと数秒、店主は他の場所に移動してスニーク状態になってくれました。
店主はこちらに背を向けているので、箱を開ける行動をしても見つからないでしょう。
こうしてウッドエルフのシルクの服を回収しました。
ラジーンが認めたものなのだから、諦めなさい(。-`ω´-)
このクエスト、ロールプレイ重視でプレイしていたらスルー案件だな。
もしも小説風に書くとしたら――
だめだ思いつかない。
スカイリムでは盗賊ギルドように別キャラを作ったし、オブリビオンでは盗賊ギルドを解体するために潜入してトップに上り詰めてから潰すといった流れにしました。
しかしこんな末端の依頼など、頼まれたら何でもこなしてしまう呪いでもかけられているか、悪人プレイしか成り立たないね。
というわけで、次はリンメンの偶像です。
マップを見ると、リンメンの商業地区の奥にある家が目的の場所だそうで。
それでは行ってみましょう。
これは特定の主人公を扱った物語ではなく、あくまでプレイ日記なので、やってみようと思ったクエストはとりあえずやってみるのです。
とまぁ、コソコソして黄金の猫の偶像を回収してやりましたとさ。
純金でできている偶像か、成金の好きそうな品物ですね。
以上、ラジーンに捧げる供物の回収作業は終わりです。
あとはステッチズに戻って、ザハムに報告するだけです。
報酬として、盗賊神のパンツを入手。
要するに、ラジーンの履いていたパンツなのでしょう。
あとは余談になりますが、ザハムに金を払うと説教を聞くことができるみたいです。
途中まで聞いたけど、追加料金どんどん取られるし、何だかよく分からなかったので途中で切り上げましたとさ。
たぶん、嘘つき猫ってこいつのことだと思う……(。-`ω´-)
いろいろと突っ込みどころの多い話でしたが、こういった現実にはありえないような宗教の話を聞くと、今自分は異世界に居るのだなと強く思うものでした。
おしまい
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