魔導師大学完結編6 ~ドラゴンボーン還らず?~

 
 俺の名前はラムリーザ、見習い魔導師のジェイザルゴ(偽名)だ。
 
 
 いや、まいったね。
 あのあほんだら――いや、ジェイザルゴに助けられるとは。
 
 なんだよ……、俺をかばいやがって……
 俺がいつまでもしつこい粘着質みたいじゃんかよ(´・ω・`)
 
 わかったよ、爆発魔法の件は許すよ。
 お前も爆発したわけだしな……
 
 これで貸し借り無しだ!
 
 
 さて、気を取り直して先に進もう。
 ここからは一人旅。
 だが、ムズルフトとかウルフスカル洞窟とかでも一人旅経験済み。
 
 しかしなんとなく寂しく感じるのは気のせいのはずだ!
 
 

 玉座……
 何か後ろに居るよなw
 バレバレだけど、ここから攻撃はできない。
 
 そんな時は――
 
 ――空撃ちして誘き出してから――

 ――Snipe!

 そして奥には毎度の「大成壁画」が。
 よしよし、これでまた一歩、偉大なドラゴンボーンに近づいたぜ。
 
 ジェイザルゴよ。
 俺は大成するから、お前も必ず大成しろよ!
 
 
 …………
 
 

 なんだありゃ?
 ポテマみたいな……
 
 親玉らしき者を狙撃!
 
 ……効かない?!
 
 あのエネルギーを送っているものを片づけないとダメか?!
 仕方ないなーっ

 Snipe!
 距離など関係ないw
 
 取り巻きを片づけたたら、バリヤみたいなのが解けて動き出したぞ。
 これから勝負だってことだな。
 あいつが絶対「マグナスの杖」を持っているに違いない!
 

 先手必勝!
 どやっ!
 
 しかしこいつは今までの奴とは違った。
 耐久度、そして雷撃魔法。
 

 隙を見ては矢をぶち込むものの……
 一進一退の攻防は、やがて押され始め……
 
 ま、マズイ!

 こいつの魔法強すぎる!

 こ、ここまでか……( ゚д゚ )
 
 
 ごめん……、リセッテさん……
 ごめん……、アンカノ叔父さん……
 
 ごめん……、みんな……
 
 
 ドラゴンボーン還らず?
 
 
 
 だが、つづーく
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ