第百六十七夜 エピソード4-29 ~覚悟 後編~
ファンタシースターオンライン2プレイ日記の続き、2023年7月9日分の続きです。
引き続きエピソード4の話を見ていきます。
月面基地から転移してきた場所は、学校のグラウンドでした。
エンガが言うに、転移魔法、ポータルで、地点登録した場所のみに飛べる、一度限りの緊急脱出だということでした。
月からの脱出はできたものの、今度はアークスシップが消えてしまったとの連絡が入りました。
月の近くで待機していたアークスシップですが――
マザーシップ周辺宙域、オラクル側の宇宙に戻されてしまいました。
そして日付はA.P.241/4/17/15:30、ラムリーザたちが月から脱出したのと同時刻です。
慌てふためくシエラですが、他のシップからのアクセスが完全に遮断されていて、マザーシップとの連絡が取れないようです。
でもシップ内のリミッターというものが維持されていて、侵入者と戦えないとのことでした。
どうやらこちらの管制を理解している何者かが、アークスシップを支配している模様です。
そこに、マザー・クラスタの幹部二人が乗り込んできました。
アークスシップが月に来たのを利用して座標を掴み、オフィエルの能力で転移してきたようです。
アラトロンなるおじいさん、えらくでっかいハンマーを使いますな。
この大きさを軽々抱えているのは不自然なので、発泡スチロール製だったりして(^ω^)
迎撃してきたアークスを、振り下ろしたハンマーの衝撃波だけで吹き飛ばしてしまいました。
そこに登場したがマトイでした。
マザー・クラスタの連中は、ラムリーザのことを警戒しすぎるあまり、もう一人の守護輝士を見落としていたのでしょう。
本来ならばシップ内ではリミッターというものがかかっていて戦えないというのだが、それをものともせずに戦闘可能な存在がいるとのことでした。
それがラムリーザとマトイだったのです。
一方シエラは、ここまで簡単に侵入された理由や、原因となるルートを調べ始めました。
すると、管制にマスターキーでの侵入形跡が確認されたのです。
これはシャオに似ているけどシャオじゃない、シャオのコピー……でもなく、シオンのものだったのです。
そこに、艦橋に乗り込んできたマザーが現れました。
マザーは自分の同胞であると言っていますが……
ここでシエラは合点がいきます。
マザーの正体は、かつてフォトナーが生み出し、制御しきれずに亜空間に遺棄したという、シオンの模倣体だったのです。
それが地球に流れ着き、マザーを名乗ったということでした。
マザーはシオンと同じような物なので、管制に容易く侵入できたのでしょう。
ここでようやく物語が繋がったような気がしました。
唐突な地球編となり、深遠なる闇とかどこかに行ってしまって幻創種騒ぎとは何だ? とずっと思っていました。
しかしマザーがシオンの模倣体だったので、ここで以前聞いた過去の話と今現在が繋がったというか……
一応物語として関係性はあったのですね。
マザーは、自分を勝手に捨てたフォトナーに復讐するためにやってきました。
しかしフォトナーは、既に滅びてしまっています。
ならば、フォトナーの残したものを全て破壊して回ることにしたようです。
そして目標をアルに定めました。
そういえば、元々マザー・クラスタが奪おうとしているのはアルでした。
月にラムリーザを誘い出し、アークスシップでマトイと交戦し、その隙にマザーが艦橋へ赴いてアルを奪い取る。
三正面作戦を取られては――って、六芒均衡ってあまり重要じゃないのね。
ここはレギアスやマリア辺りが立ちはだかるべき場面でしょうに!(`・ω・´)
そして日付はA.D.2028/4/17/15:40となり、10分後の地球です。
アースガイド側からも、アークスに連絡が取れなくなってしまいました。
アークスシップに戻りたくても、どうすればいいのかわかりません。
その時、ヒツギの身体が輝きだしました。
エンガはエーテルの暴走かもしれないと思っています。
その光にラムリーザが触れた瞬間、ラムリーザとヒツギの姿は消えてしまいした。
その行く先は、ヒツギの部屋で開かれていた、PSO2の画面の中のようです。
そこで再びヒツギの心の中が描かれ、アルに励まされる形で復活したってことかな?
そして日付はA.P.241/4/17/15:50となり、10分経過です。
アークスシップのショップエリアで、マトイとアラトロン爺さんが交戦中です。
しかし、一瞬の隙を突かれてピンチになりますが――
――今回は間に合ったな。
剣を持っているから仮面の可能性もあるけどね(^ω^)
アラトロンは、オークゥとフルが敗れたのは想定外と言っています。
マザーの予定に狂いが生じるのは、恐らくラムリーザがペットを使役するところまで計算していないからでしょう。
現にこうして、登場してきた時は剣を構えていますからなぁ(^ω^)
そしてバトルモードに突入です。
ショップエリアは狭いので、マトイも活躍できます(謎)
ピエロやネオン、ゾンビやTレックスをけしかけてきますが、秘密兵器らむたえの敵ではありません。
しかし、これも時間稼ぎ。
敵の狙いはアルで、艦橋には既にマザーが向かって行っているのです。
そして同時刻、艦橋では――
ヒツギがここに転移してきました。
アルを助けようとやってきたようですが――
少しばかり遅かったようで、アルはマザーに吸収されてしまいました。
さらにマザーは、ヒツギを再び眠らせようとしてきました。
しかしヒツギは、ようやく自分が何をすればいいかわかったようで、マザーの攻撃を跳ね返してしまいました。
怖いのはいや、痛いのもいや、だけどそれ以上に一人になるのがいや。
だからもう、誰も失いたくない。
そして自分の居場所は、自分の居る「ここ」だと決めたようです。
迷いを断ち切ったヒツギは、何だか雰囲気変わっちゃいましたな。
マザーはその武装や姿は、自分の記憶に無いと言っています。
コオリは何か知っているようで、神代三剣の一、雨叢雲だとわかったようです。
あめのむらくもか、FF5で初めて存在を知ったな……(。-`ω´-)
そしてヒツギは、何もかもを救うつもりで力を使うことにしたようです。
マザーを倒してアルを取り戻す。
ヒツギの目的はそれだけなのでした。
覚醒したヒツギにとって、今のコオリは敵ではないようです。
コオリの攻撃は、全然通じません。
ここでシエラも立ち直り、シップの管制を奪い返し、個人の管理下に置いてしまいました。
これではもうマザーも好き勝手できません。
ここを破壊してしまいたかったようですが、撤退を決めてしまいました。
一段落ついたところで、ラムリーザマトイも艦橋にやってきました。
マザーと一緒に、オフィエルたちも撤退したようです。
ここはヒツギに「おかえり」と言っておきましょう。
アルを救いだすぞ、といったところで、エピソード4チャプター5「覚悟」終了です。