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マニア北部にて ~夜はキャンプ地でキャンプしよう~

 
 スプリットの町では、一旦マニック派とディメンテッド派の対立は置いておくことにした。
 元々一人だったところを、魔法の力で強引に分裂させられたのだと言う。
 だから、片割れを始末したとしても、それは元に戻すことに繋がるので、殺人には繋がらない――のかな?
 どっちみち、マニアとディメンシアを知ってから、結論を出すことにしたのだ。
 
 町を出て、道なりに進んでいく。
 ヘイルの村とは反対の方へと進むと、道はそのうち北から東へと向かうようになっていた。
 左手に石壁を見ながら、東へと進んでいく。
 
 

「ほ~、この世界にも夕日があるんだな」
「何感慨に浸ってんのよ」
「兵士から『町の外で歩き続けると、やがて日は沈みましょう』って聞いたからな。本当なんだなぁ、と」
「馬鹿みたい。当たり前でしょ?」
 
 独特なそらでも、夕日は同じだ。
 俺は夕日を背にして、明日へ向かって歩き続けるのだ。
 
「なんだか自分に酔ったようなこと思い浮かべているでしょ?」
「知らんな」
 

 エリトラというかエライトラというか、虫みたいなモンスターを霊峰の指で吹っ飛ばす。
 体液しか手に入らないから、戦ったところで何の旨味もない奴だ。
 空を飛べる道具でも手に入ればいいのにね、エリトラだけに。
 
 そんな具合に、モンスターが出てきたら二人とも功を競って譲らずおびただしい戦果をあげながら進んでいくと、やがて日は沈みましょうと言ったものだ。
 

「本当に日が沈んだぞ!」
「この世界って、本当に狂気の世界なのよね……」
「冗談だよ、そんながっかりしたような顔すんなって。今夜はあそこのキャンプに泊まろう」
 
 楽観キャンプ、すなわちホープフル・キャンプを丁度発見したりする。
 シロディールのキャンプは露天かテント。この世界では、ちょっとした小屋のようになっているのが特徴のようだ。
 そして、どのキャンプにもなぜか「天秤」が箱の中に入っている。
 
「ねぇ、ラムリーザ」
「なんね」
「やろっか」
「……(。-`ω´-)」
 
 ――などと一瞬躊躇しかけたが、誰に遠慮する必要があるのだ? と思い至る。
 誰が見ている?
 アークメイジは潔癖であるべき?
 
 いや、俺は一介の冒険者だぞ、と。
 

「では筆おろしをお願い致します」
「何よ、あたしとの思い出を忘れちゃって」
「その点に関しては、すまぬ……(。-`ω´-)」
 
 とまぁ、あまり詳しく描画すると、年齢制限が入るのでこの辺りは割愛。
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
「痛い!」
「何ね?!」
 
 見ると、緑娘のあそこから血が……
 
「えっと、確か俺とやったから非処女だと言っていたよな?」
「やったわよ!」
「じゃあ何で?!」
「知らないわよ!」
 
 なんだこれは?
 緑娘は実は処女で、ただの耳年増だったということでいいのか?
 
 それともこういうことか?
 緑娘は、ムンダスでは肉体は滅びた。
 しかしこのオブリビオンの世界で、理屈はわからんが何らかの力で肉体は再生した。
 その際、膜まで再生したとでも言うのだろうか?
 あまり詳しく述べると年齢制限がかかるので、このぐらいにしておくが……
 ――と言ってもスカイリムもZ指定、18禁だというメタ発言をしておく。つまり、このぐらい許せと。
 
 いや待てよ?
 こいつユニコーンに乗れていたよな?
 あれは処女しか乗せない生き物――って俺も乗っていたか、理由にならんな。
 

「まあいいや。俺も初体験、お前も初体験ということで」
「なんだかすごく納得いかないけど、あたしもそういうことにしとく――ってあなたの尻から出た血じゃないの?」
「そっちが『痛っ』って言ったやん」
「何よ、あなたの尻ににフォーク刺してやる」
「俺は痔持ちじゃない。お前の膣に痔があったんだろう」
「何よそれ! ラムリーザなんか大っ嫌い」
「嫌い嫌いも好きの内。こんな会話をするのもアレだからねもう寝よう」
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
 たららら、らったんたーん♪
 1なら、たららららったん、たららーん♪
 
 ん、意味わからんね。
 

「朝が来ることに感心するの禁止」
「なんでやねん」
 
 まぁこうして何度も朝を迎えていると、こうして緑娘と一緒に居られることが夢ではないと実感できる。
 いや、ひょっとしたら俺も緑娘も夢の世界を彷徨っている可能性もある。
 現実では二人とも、メエルーンズ・デイゴンの襲撃で殺されていたという可能性もあるのだ。
 いったい何が現実なのだろうね?
 緑娘の言う俺の記憶に無い元の世界。その世界で俺は植物状態になっているかもしれないのだ。
 
 

「なんかグラマイトが勝手にくたばってるぞ」
「喧嘩したんじゃないのかしら?」
「お互いに死ぬまで喧嘩――、まぁゴブリン程度の知能なら有りうるか」
 
 俺たち以外にも旅人が居て、その人が始末したのかもしれないし、本当に同士討ちしたのかもしれない。
 時々「グラマイトの卵」という物を持っていたりするが、それは雌なのかな?
 それと「狂気の鉱石」という物を持っていたりするが、何に使うのかはさっぱりわからん。
 

 東への道はそのうち南への道と変わり、再びヘレティックなる者が襲い掛かってきたりする。
 これは高度なテクニックを要する技で仕留めているのだが、お分かりいただけるだろうか?
 こいつが炎の魔術を放ってきたところ、それを弾き返して撃ち込んでいるのだ。
 技名は――反動魔術速迅砲とでも言っておくか?
 

 ヘレティックは、近くにある熱狂キャンプ――すなわちフレンジード・キャンプをねぐらにしていたようだ。
 
「こっちのキャンプだったら、ベッドが二つあってよかったね」
「何よ、あたしと一緒に寝たくなかったの?」
「もう一人居るじゃないか」
「えっ?」
 
 ふっはっはっ、緑娘の驚いた顔が可愛いぜ。
 ん、冗談だと気がついたら怒ってきたけどな。
 
 フレンジード・キャンプ付近で道は二手に分かれているが、なんだかもやの向こうに町が見えたような気がするので、そちらへと向かってみる。
 方角にして、少し東に向かって再び北上する形となる。
 南に向かう前に、まずは近くの町を探索してみよう。
 

「ん~、あれがニュー・シェオスかな?」
「何を賭けるのかしら?」
「そうだなぁ……、あれがニュー・シェオスに君を賭けよう」
「何よそれ」
「あれがニュー・シェオスじゃなかったら、君は君を手に入れることができるのだよ」
「やっぱりあなた、狂気に支配されつつあるわ」
「……(。-`ω´-)」
 
 まあええんでないの?
 郷に入っては郷に従えという格言もある。
 ――いや、この世界の住人全てが狂っているようではないけどな。
 
 妙なのはチラホラ居るけど。
 例えばゲートキーパーと戦うのを見た奴とか、な……(。-`ω´-)
 
 
 
 
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©発行年-2021 らむのゲーム日記