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デイドラの血 前編 ~儀式の鍵~

 
 さてと、また数日空けたので、マーティンの解読は終わったかなと思い、再びクラウドルーラー神殿へ向かってみた。
 おそらく今後の流れとして、ブレイズの手伝いとクヴァッチ復興の手伝いが交互にやってくる感じになるのだろうな。
 後は、魔術師ギルドがらみの仕事か。戦士ギルドは何をやっているのだろうね?
 コロール近辺のオブリビオン・ゲートは、戦士ギルドで閉じたらいいのにね。
 

「おおアークメイジ、良い所に来た。キャモランへの楽園へのポータルを開くための儀式の一部を解読できたよ」
「アークメイジの認識、よろしい。それで、どんな感じですか?」
「この本によると、儀式には四つのアイテムが必要になるが、今の所解読できたのはその中の一つ、『デイドラの血』だ」
「いろいろ居るよ。ドレモラ、スパイダー、デイドロス、クランフィア。どいつを捕まえてこようか? アトロナックは血は無さそうだからパス」
「いや、モンスターである必要はないのだ。デイドラの遺物さえあれば、その力の源となるデイドラのエッセンスが手に入るのだ。デイドラの遺物を手に入れて、私の所に持ってきて欲しい」
「デイドラの遺物ねぇ……」
 
 いろいろと心当たりがありまくり。
 デイドラの祭殿で語り掛けられ、その依頼をこなしてきたことにより、いろいろと手に入れている。
 アズラの星や、不壊の鍵などは、今ではなくてはならないアイテムだ。逆にそれ以外の武器や防具は、あまり使っていないなぁ。
 カジートの指輪は透明になってしまうから常用できないが、ナミラの指輪は今も身に付けているぞ。ナミラ系だから、一見するとクサそうではあるが……w
 
 あと、マーティンの話では、ザルクセスの神秘の書はキャモランの楽園へのゲートであり鍵だったと言う。
 その本自体が、キャモランの楽園だったのだ、と。
 キャモランは、暗黒の儀式を使って、ザルクセスの神秘の書と契約して楽園を創りあげたのだった。
 一時的に本と契約すれば、第三者がゲートを開けることも可能だと言う。その儀式に必要なのが、デイドラの血というのだ。
 深遠の暁教団の狂信者が、スパイを送り込んでも本を取り返そうとするのも、そういうことが理由なのだろうな。
 
「ところでクヴァッークメイジよ」
「なんぞ?」
 
 今、緑娘の気持ちが少し分かったぞ。
 緑娘と言いかけて、名前に無理矢理切り替えたらこんな感じなのだろう。
 もうクヴァッチの英雄でもいいかなぁ? 本職はアークメイジなのに。オカトーの発布により、帝国臣民として当然のことをしたまでなのに。他の奴、特に衛兵がのほほんとしすぎているんだよ。
 
「ハルメアス・モラというデイドラを知っているか?」
「ん~、そいつは初耳ですね」
「その神は、全ての物事と同じように君の行く末も見えるそうだ」
「デイドラのダケイルさん版ですね」
「ダケイル? どうだ、ハルメアス・モラの聖地へ行ってみないか? 祭殿の場所なら知っている」
 
 マーティンの話では、他にもまだデイドラが居るようだ。
 選択肢はいろいろあったほうが良いと思うので、そのハルメアス・モラとやらの秘宝も手に入れておくか。
 

 祭殿の場所はこの辺り。
 コロールの北と言えば、コロヴィア台地。そのどこかに祭殿が隠されているというのだろう。
 
 
 そういうわけで、俺は新たなデイドラの秘宝を求めて旅立つのであった。
 
 

 クラウドルーラー神殿のある山から下りて、進路を西へと取る。
 初めてシロディールにやってきた時、ブルーマからコロールへと旅したことがある。そのルートを再び通るのだ。
 この近くにあるアイレイドの遺跡は、リエルだ。ジ=スカール先輩と、初めて一緒に出かけた場所だったね。
 

 アップルウォッチの農場を素通り。
 この国は、町の規模に対して農場が小さいような気がするけど、どうなのでしょうね?
 
 

 そして最初の分岐点。
 ここを北へ向かうと、山彦の洞窟。別名響鳴洞穴であり、死霊術師マニマルコの本拠地であった。
 この戦いの結果、俺はアークメイジとしての立場が手に入ったというのもあり、少しばかり感慨深い場所である。
 さて、マンカー・キャモランとやらは、マニマルコと比べてどっちが恐ろしい存在でしょうかね?
 
「ところで一ついいかな?」
「何かしら?」
「なんで白鹿に乗らずにユニコーンに二人乗りしてくるん?」
「シマウマはあまりかっこよくないから白鹿に乗ると映えるけど、ユニコーン相手だと格が落ちるから」
「そんなしょーもない理由で……」
「あなたは私とベッタリで嬉しくないの?」
「おっぱい揉むぞこんちくしょう!」
「どうぞご自由に、顔突っ込んできたくせに」
「…………(。-`ω´-)」
 
 

 次の分岐点は、山奥の橋を渡った先。
 最初にここへ訪れた時は、南側へと向かってコロールの町へ続く道を選んだ。
 今回、ハルメアス・モラの祭殿を目指す場合には、北へと向かわなければならないのだ。
 
「ここから北へ向かえば、ハルメアス・モラの祭殿だそうだな。もう少しだぞ」
「あーあああああーあー」
「どうした?」
「北の国と言えば、あーあーでしょ?」
「意味わからんわ!」
 
 

「ほらみろー、意味わからんこと言っているから、こんな所にもゲートが開いてる」
「あたし悪くない。気になるなら、閉じてきたらいいじゃないのよ」
「こんな辺境のゲート、戦況に何の影響ないから無視」
「辺境の戦況に影響、ダジャレ言ってるのかしら?」
「めんどくさいからダジャレ禁止令発布!」
「ダジャレを禁止したのはダレジャ!」
 
 ――ったく、くだらん雑談しているなもー。
 世の中はオブリビオンの動乱で混乱しているのに、なんともまぁのほほんとしているものだ。
 
 衛兵や追いはぎもな……(。-`ω´-)
 
 

 山道をどんどん登っていく。
 遠くに帝都やコロールの町が見えるね。
 よく見たら、オブリビオン・ゲートは山道に面した場所にあるので、この道を通る人の危険が危ないね。
 でもいいか。通るのはハルメアス・モラの祭殿を巡礼する、デイドラ信者だけ。
 デイドラが出てくる門に対処できない程度で、デイドラの信者を名乗るのは片腹痛いというわけだ。
 
 

 というわけで、ハルメアス・モラの祭殿に到着。
 このデイドラは、邪悪でしょうか、ある程度まともでしょうか?
 もう邪悪なデイドラの相手はしてやらないぞ――、っと。
 
 
 
 
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