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オーガ狩り ~東部山脈農場の問題~

 
 古代の遺物、フローミルの氷杖を探すために、東部連峰へとやってきた。
 シロディールの街道から東へ進み、山道を通り抜けてきた先は、東部山脈農場という場所だった。


 地図を確認してみると、シロディールの国境の外に来ているようだ。
 そっか、ここは隣の国モローウィンドなんだね。
 

 見た感じは普通の農場である。
 農場から盗んではいけないとか言われていた気がするので、ここで盗むことは無いだろう。
 

 しかし、奉ってあるのが首無し石像なのがいかん。
 この石像、いろいろなところにあるけど、元々首無しなのか? それとも壊れたのか?
 前者だとなんでそんなのを奉るのか、後者だと修理してやれよ、神様だろ? となる。
 

 それにしても驚いたのは、こんな辺境の地にいる旅商人まで俺のことが知れ渡っているということだ。
 

 ――だとさ。
 闘技場で優勝したことが、一番有名になっているのではないかな?
 
「ところで聞いてみたいことがあるのですが?」
「なんだね、グランド・チャンピオン」
「あなたも熱狂的なファンですか?」
「熱狂的かどうか問われると迷うが、あんたのファンだ」
「付いてこなくてもいいからね。それよりも、この地域に古代の遺物があるらしいのですが、何か聞いたことはありますか?」
「ん~、遺物は聞いたことないな。農場の主人なら何か知っているのではないかな?」
「わかった、そっちを当たってみる」
 
 俺が情報収集をしていると、いつの間にか緑娘ソニアは姿を消していた。
 どこへ行った? と思ったら、すこし離れた場所から「もふ~、もふ~」と聞こえる。
 まさかな……
 

 ……(。-`ω´-)
 
 まあよい、情報収集中は自由行動させてやろう。
 

「ところで農場の主人さん」
「私はケイン・ヤコニです」
「ケインさん、フェイスハガーに襲われたと聞きますが、無事だったのですね」
「なんじゃそりゃ?」
「冗談です。この辺りに古代の遺物があるらしいと聞きましたが、何か知っていますか?」
「う~ん、知っていることを教えてあげてもいいが、ちょっとした問題を解決してもらえませんでしょうか? 情報はそのお礼ということで」
「できることならやりますよ」
「あなたならドラゴンを殺すなんて朝飯前、そのほか何でも来いって感じの冒険者でしょう」
「ドラゴン……(。-`ω´-)」
 
 ドラゴン退治を依頼されるのかと思ったが、そうではなかった。
 何でもオーガ共が山の隠れ家から降りて来て、農場を襲い始めたらしい。
 そこで境界検問所から木こりを雇ったのだが、オーガがどこから来ているのかがわかっただけで、退治はできなかったそうだ。
 そうだろう、そこは戦士を雇わなければな。モンスター退治になぜ木こり?
 そこで今度は俺に、オーガを退治してきて欲しいという話になった。
 
 あの野蛮人、こんな辺境でも迷惑かけているのな(。-`ω´-)
 
 というわけで、オーガ退治だ。
 オーガを始末した証として、「大オーガの歯」を持ってきて欲しいという話になったのだ。
 

 場所は地図に記してくれたのでよいが、もっと北の方角か。
 羊に引っ付いている緑娘を引き剥がしてから、北へと向かうことにした。
 
 

 途中、砦があったりする。追憶砦らしい。
 シロディールとモローウィンドの間を繋げる東部連峰の経路にある3つの砦のうちの一つだ。
 

 北へは急な山道を登らなければならない感じになっていた。
 こんな場所は、コロヴィア台地で経験済みだから、たいしたことはないのである。
 

 地図で示された場所付近へ来てみると、そこには何もなかった。
 隠れ家とか言うから建物か何かあるのかと思ったが、マジで何もない。
 

 しかしそこへ近づくと、しっかりとオーガが襲い掛かってきた。
 
「おはよう! まぁ無駄だろうな、やっつける!」
 
 挨拶しても無駄なのはわかっているので、さっさと退治することにした。
 

 俺の霊峰の指改と、緑娘のヘッドプレスが炸裂する。
 ヘッドプレスとは、飛び上がってそのまま相手の頭上を踏みつける技だ。
 その内、サイコパワーに目覚めるのではないのだろうか? 何の話かよくわからんが……
 
 気がつけば後ろからもオーガが接近していた?!
 
 危ない! と思ったが、緑娘はヘッドプレスで飛び乗った勢いで再び飛び上がると、三体目のオーガにも飛び掛っていった。
 

「そこはサマーソルトスカルダイバーだろ?」
「チョップ技は得意じゃないもん」
 
 とにかく、緑娘の着地することのない連続技で、オーガの群れを退治することができたのだった。
 

 三体のオーガのうち、一体は「大オーガの歯」を所持していた。
 こいつ、大きかったっけ?
 どいつもこいつもオーガは大きいから、大きさなど区別はつかない。
 アンドレ・ザ・ジャイアントは大きいが、エル・ヒガンテはもっと大きいと言われても、我々からしたら誤差にしかならないだろ? ――と何の話だろうねぇw
 

 しかし、ほんと何も無い場所だ。
 何も無いから一見すれば、そこには何も無い。つまり隠れている。
 つまりオーガの隠れ家というわけだ。
 何も無ければ見つからないからな……、っと何哲学みたいなことを考えているのだろうか。
 まぁ無いものを探せといっても見つからないよな。木こりもここがよくわかったものだ。
 
 ………
 ……
 …
 
「大オーガを退治して歯を持ち帰ったぞ!」
「ありがとうございました!」
 
 こうして、東部山脈農場は救われたのだった。
 
 
 
 
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