ドーンガード編34 ~スノーエルフの生き残り~
なぜ洞窟の名前を知っているのかは不明だが、ダークフォール洞窟を進む一行。
橋から落ちて流されてきたのだ。
だから、今どこら辺に居るのかは全然見当も付かない。
だが……、いや、だからこそ進むしかないのだ。
途中、罠に引っ掛かるの図w
また「わんわんお」がロープに引っ掛かったんだろうなー。
「わんわんお」自体は何事もなかったようについてきているが、後続が……
リセッテに何かあったらどうすんだよまったく……
落石の合間にホフレスの角が見えるな、南無……(。-`ω´-)
そんなこんなでしばらく進むと、地底湖にたどり着いた。
よく考えたら、もう星霜の書を背負ってる必要無いんだよな。
今度荷物整理しておこう。
対岸を良く見ると、地底湖にはトロールが住み着いているようだ。
トロールは火が弱点だと聞く。
炎の矢で片付けてやりますか。
激しいね。
トロールを片付けたら、それ以上の障害は無くなった。
というわけで、ひとまず地底湖を一周してみることにした。
何も無ければ……、湖に潜るしかないな。
すると、しばらく進んだところで、祭壇らしき所で祈りを捧げている者が見えた。
敵か?
狙撃するか?
セラーナ「あれは何ですの? ある種の力を感じますわ」
ギレボル「近くへ来い。恐れることは無い」
セラーナのせいで気付かれた(。-`ω´-)
む、ハイエルフか? ちょっと感じが違うが……
ギレボル「騎士司祭のギレボルだ。アーリエルの大礼拝堂へようこそ」
ラムリーザ「この洞窟がアーリエルの聖堂なのか?」
ギレボル「アーリエル、アルコシュ、アカトシュ……、呼び名は様々だがすべて同じ、スノーエルフの守護神アーリエルだ」
ラムリーザ「スノーエルフか、どうりで俺に似ているがちょっと違う」
でもスノーエルフって滅びたのじゃなかったかな?
まあどうでもいいや。
目的はアーリエルの弓だしな。アカトシュの弓でもあるわけか。
確かシロディールの守護者伝では、最後のドラゴンボーンのマーティンがアカトシュと化したんだっけな。
なるほどね、アーリエル=アカトシュならエルフの神の一人というのも納得だ。
ラムリーザ「――で、アーリエルの弓についてだが」
ギレボル「あれを手に入れたいなら協力してもいいが、その前に手を貸してほしい」
ラムリーザ「なんぞ?」
ギレボル「兄弟を……、最高司祭のヴィルスールを殺して欲しい」
兄弟を殺せとは物騒なやつだな。
ジダールとジェイザールみたいに、スクゥーマがまた絡んでいるのか?
ギレボルの話では、ヴィルスールは裏切られし者に何かされたようだ。
ちなみに裏切られし者とは、ファルメル――ドゥーマーの洞窟の奥底に潜んでいた目の無い化け物の事だ。
そのファルメルが、何の前触れも無く礼拝堂に押し入り、そこに居た者を手当たり次第に殺して行ったと。
そしてファルメルは、最奥聖域という所に攻め込み、その時にヴィルスールはファルメルらの手に落ちたのだろうと。
生きているかとうか分からないし、殺すというより助けろよ……、と思うのだがな。
ギレボルが見たときは、何か変だったということだ。
ただ、何かを待つように立っていただけだという。
それで殺すのか?
まあいいか。
アーリエルの弓が目的だし、深く考えないことにしよう。
ギレボルはここを離れることはできないというので、代わりに俺たちが最奥聖域という所に行くことになった。
これが祠だということで。
ギレボルが何かの力を込めると、そこに入り口が出来上がった。
ふむ……
ここで、かつて礼拝所が悟りを開く場所だった頃に、瞑想や移動の為に使われていたそうだ。
祠は全部で5つ。
新人の水差しにそれぞれの祠で水を汲み進む必要があるようだ。
祠で形無き司教に、水瓶から水を汲ませてもらうのだとさ。
さてと!
出発前にアカトシュの祝福を得ておくか。
リセッテ「あなたの信仰はいったい何なのかしらね?」
ラムリーザ「リセッテです」
リセッテ「勝手に10大神に祭り上げないでよw」
ラムリーザ「いや、リセッテで9大神目だよ」
リセッテ「あ、サルモール的考えだ」
セラーナ「行きますわよ」
ここが最奥聖域に向かう入り口か。
闇か?
ラムリーザ「やっぱ水差しの水をこぼしたらやり直しになるんかな?」
ギレボル「水差しからほんの一滴たりともこぼしてみろ。そのときは、たとえ……」
ラムリーザ「たとえ?」
ギレボル「ヴィルスール倒したとしても、アーリエルの弓はやらん」
ラムリーザ「なんでやねんw」
ギレボル「北風が勇者バイキングをつくった」
ラムリーザ「いや、わけわからんてw」
セラーナ「はぁ……、行きますわよ」
というわけで、最奥聖域とやらに向かうことになりましたとさ。
今回入手したもの
150G
回復の薬(究極)
疾病退散の薬
新人の水差し
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