ウィンターホールド大学にて ~聖蚕の僧侶の行方~
ウィンターホールド――
春が来たのにまだ雪が残っている北の果て。
俺のスカイリムでの生活はここから始まった。
のんびりと魔法の勉強だけで過ごせると思っていたが、「マグナスの目の暴走」のおかげで今がある。
リセッテ「ここがウィンターホールドの大学なのね」
ラムリーザ「俺がスカイリムに最初に訪れた場所だよ」
リセッテも魔導師大学は初めてだという。
まぁ、一般人は普通近寄らないわな。
さて、ジェイザルゴは元気にしているかな?
やってるやってる。
訓練もいいが、たまには外に出て実戦で試すのも重要だぞ。
まぁ、また機会があれば連れ出してやろう。
今は「獣率増加」が深刻だから遠慮しておくがなw
ラムリーザ「久しぶりだな、代理(^ω^)」
ジェイザルゴ「お、ラムリーザが戻ってきた」
しかし今回はジェイザルゴに用はない。
聖蚕の僧侶について知っているのは、ウラッグのじいさんぐらいだろう。
ラムリーザ「ウラッグのじいさん、聖蚕の僧侶を探しているのですがー」
ウラッグ「聖蚕の僧侶だと? 一体どうしてそんなものが必要になるんだ?」
ラムリーザ「なんでだろうねぇw」
リセッテ「ちょっとw」
ウラッグ「帝都に行け、というのが当然の答えだ。聖蚕の僧侶達は白金の塔に住んでいる」
ラムリーザ「それは知ってます、でもスカイリムに来たという噂が……」
ウラッグ「うむ、図書館で調べ物をしに立ち寄った後に、ドラゴンブリッジに向かったようだ」
また「ふりだしに戻る」ですか……
ドラゴンブリッジにはつくづく縁があるものだ。
ウラッグ「急げば向こうで追いつけるかもな」
そうか、急ごう。
ネラカー「待て」
ラムリーザ「なんやねん!(`・ω・´)」
ネラカー「大学をもっとアミューズメントチックにしたいと考えているのだ」
ラムリーザ「また突拍子もないこと思いつくな」
ネラカー「そこで、アークメイジの許可をもらうというわけだ。いいよな?」
ラムリーザ「わかった、ご自由にどうぞ。でも、アークメイジの部屋は触るなよw」
ネラカー「知らんなw」
アンカノ叔父さんが居ないのと、俺がアークメイジだということを利用して、好き放題する気だなw
まあよい。
もっと大学が楽しくなるようなら、ネラカーの好きにさせよう。
俺もここに戻る楽しみができるというわけだ。
さて、急いでドラゴンブリッジに向かわなければ。
フェンリル「待て」
ラムリーザ「今度はなんぞ!(`・ω・´)」
フェンリル「私はここに残ることにする。ちょっと大学が気になったものだ」
ラムリーザ「ほー、それはなによりだ」
フェンリル「ラムリーザ達の旅の無事を祈っている」
ラムリーザ「わかった」
フェンリルって魔導に長けている感がしていたが、やはりここが気になったか。
戦力ダウンは痛いが、獣率も下がるし、フェンリルの好きなようにさせてやるのもいいだろう。
(フェンリルが居ると、ドッカンドッカン戦闘が無茶苦茶になるので、やむを得ず外したというのは内緒w)
前の話へ/目次に戻る/次の話へ