ドーンガード編17 ~聖蚕の僧侶を求めて~
セラーナの持っている星霜の書に、吸血鬼の野望を止めることができることが書かれているそうだ。
ちなみに俺の持っている星霜の書は、アルドゥインの野望を止めることが書かれているということかな。
星霜の書を読むことができるのは、シロディールに住んでいる「聖蚕の僧侶」だけだそうな。
だが、「聖蚕の僧侶」らしき学者がスカイリムにやってきたという情報も入った。
どこに居るかはわからないが……
セラーナはその「聖蚕の僧侶」を探したいというが、この広いスカイリムで一人探すとなると大変だ。
困ったときは物知りな人に――
しかも星霜の書と言えば、魔法関係ということだ。
セラーナ「ウィンターホールド大学のアークメイジに聞いてみるのは如何かしら?」
ラムリーザ「彼は多分知らないと思うよ……(。-`ω´-)」
リセッテ「知ってるわけ無いよね、あなたー?w」
ラムリーザ「俺は以前星霜の書について、ウラッグのじいさんを訪ねたことがあるんだ」
セラーナ「ウィザードは普通の人達が知るべきではない事を色々とご存知ですものね」
ラムリーザ「もちろんだ……(。-`ω´-)」
リセッテ「例外も居るけどね、とくに大学で一番偉い人とかw」
ラムリーザ「やかましw」
というわけで、一行は北を目指すことになった。
目的地は北の果てウィンターホールドにある魔導師大学。
ここから普通に北上すれば良いだけだ。
途中、初めて見る洞窟があった。
リセッテ「この場所そういえば、インゲ先生の言っていた盗賊のアジトじゃないかしら」
ラムリーザ「何かあったっけ?」
リセッテ「ほら、フィンのリュート」
そう言えばそういう話もあったな。
入ってみるか。
いきなりやばそうな光景が……
事故でもあったのか、盗賊の仲間割れか、それとも迷い込んだ市民が盗賊に?
ここの通路は水の流れる細い道。
水路に沿って掘り進んだのか、自然にできた水路なのか?
結構細いので、大きなウェアウルフとかが詰まってなければ良いがw
水路の途中には、やはり盗賊がいた……、が……
俺ガン無視w
なんというかもう、フェンリルに気を取られすぎ。
その結果、お馴染みのフェンリル無双。
ドッカンドッカンやかましいことこの上ないw
フェンリル狙うと氷漬け。
ウェアウルフ狙うと馬鹿力ですっ飛ばされる。
俺を狙うとハリネズミw
ホフレス狙うと囮に引っかかり狙撃を喰らう。
リセッテは後方にいるので直接狙えない。
狙うのは「わんわんお」ぐらいにしとけ、そこが一番手頃だ。
まぁ、その場合でも俺が狙い撃ちするけどねw
ラムリーザ「しかしこんな所にリュートなんかあるんかいな?」
リセッテ「その宝箱にしまっているんじゃないかしら?」
ここか……
うむ、なんかリュートが入っているね。
これかな?
盗賊にはこのリュートの価値は分かっているのだろうか?
俺もわからんがw
………
……
…
洞窟の奥は、鉱石の採掘場になっていた。
盗賊も採掘しているようだな。
ついでに俺も採掘しておくか……
なんか後ろでドッカンドッカン言ってるんですがー
採掘していた盗賊でも叩きのめしているのだろうなw
まあよい。
リュートはまたソリチュードに帰った時に渡すとして、北上を続けますかな。
ラムリーザ「なぁ、リセッテ……」
リセッテ「なあに?」
ラムリーザ「自由っていいよな」
リセッテ「なによ急に」
ラムリーザ「フェンリルやウェアウルフ、無茶やってるけど楽しそうだよな」
リセッテ「ちょっとやりすぎ感もあるけど、うん、確かに楽しそうだからいいんじゃない?」
ラムリーザ「自分の好きなように生きられる、何者にも生き方を介入されない、俺はスカイリムのこういう所が好きだ」
リセッテ「何を悟ったのかしら……それじゃあサルモールに居る幼馴染のお姉さんはどうなのかしら?」
ラムリーザ「あのお方は別です……(。-`ω´-)」
ラムリーザ「なぁ、リセッテ」
リセッテ「なあに?」
ラムリーザ「愛しているよ」
リセッテ「ちょw なによ急にw」
ラムリーザ「言ってみただけw」
今回入手したもの
391G
フィンのリュート
ガーネット
ゴールドとエメラルドのサークレット
月長石の鉱石×6
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