ドーンガード編10 ~ホルテッド・ストリームの野営地~
ドゥーマーの設計図はホワイトランの北にあるホルテッド・ストリームの野営地にあるらしい。
ソリーヌがクロスボウを改造するために必要な設計図だ。
吸血鬼共は、至る所に野営地を作っているのだろうか……
あそこか、それではいっちょ、やってみよう。
どんな場所でも、見張りから仕留めるのがセオリーである。
よし、見張りは片付いた、接近するぞ。
おっと、壁の後ろに見張りがもう一人残っていたか。
なんか俺も最近突進気味になっちまったな。
それとも、この獣達と一緒に居る事で、近接戦になったら任せたら良いやという余裕か?
近接戦にもなってしまう。
そりゃ。
よし、射手は落とした。
あとはお前らで好きなように暴れな。
いつ見てもすごい、ウェアウルフのドカーン!
野営地の外を片付けた後は、そこにあった居住区の占拠が目標だ。
後は、奥にいる親玉を――
――フェンリルのドカーン!
…………(。-`ω´-)
うむ、もう任せようw
接近戦だとウェアウルフが大暴れ、中距離ではフェンリルが大暴れ。
遠距離だと俺の独壇場だけどなっ。
さてと、俺はその間に、設計図とやらを探しますか。
あった、これだな。
箱の中には設計図だけでなく、ドゥーマーのなんかの部品も入っていた。
ドゥーマーはかつてはハイテクな技術があったらしいというのは、ドゥーマーの遺跡で何度か確認している。
しかし今では何故か滅び去り、一部の痕跡しか残っていないんだよな。
さて、戻るか――
リセッテ「これが設計図よ、よろしくね」
ソリーヌ「ふ~む、なるほど。同じような技術を使って、少し手を加えれば、クロスボウの威力を上げられるはずよ」
リセッテ「すばらしいわ」
ソリーヌ「これよ、作り方を教えてあげるわ」
~ Mission Complete ~
リセッテ「あなた、鍛冶はできるの?」
ラムリーザ「夢の中では『鍛冶マスター』みたいなんだけどな……」
リセッテ「(じ~っ)」
ラムリーザ「なんとかやってみよう(。-`ω´-)」
トンテンカン
ラムリーザ「おっと、手が滑った?」
リセッテ「…………」
トンテンカン
ソリーヌ「近いうちに、商品としても売り出すつもりだから、無理しなくてもいいよ」
リセッテ「…………」
今回入手したもの
498G
アメジスト
ダイヤモンド(上質)
ドゥーマーのジャイロ
ドゥーマーのレバー
ドゥーマーの大きな装飾柱
ドゥーマーの小さなレバー
ドゥーマーの金属くず
銀の鉱石
鉄の鉱石
前の話へ/目次に戻る/次の話へ