ドーンガード編5 ~吸血鬼セラーナ~
ディムホロウ墓地で、吸血鬼の群れを蹴散らしつつ奥へと進むと、そこは円形の大広間だった。
ここはなんぞ?
リセッテ「何かが隠されているとしたらここね」
ラムリーザ「どこに何があるんだろう?」
リセッテ「とりあえず中央の台座を調べたらどうかしら?」
中央の台座か。
上に押し込むボタンのようなものがついているな。
これを押せば何か起きるに違いない。
痛い!
なんだよ! 針が出てきたぞ!
しかもなんだ?
紫色の炎みたいなものに囲まれてしまった。
リセッテ「あ、トラップだったかしら?」
ラムリーザ「いや、この炎は熱くないし、別に壁になっているわけではなさそうだ」
――で、これが何を意味しているのか?
この燭台に何か意味があるのだろうか?
動かせるみたいだし。
…………
なるほどね。
こうして光の道筋を作っていけば良いんだな。
燭台を前後に動かして光の道筋を作っていくと――
――なんか中央が荒れてきた。
やばいことが起きなければよいが……(。-`ω´-)
うむ、落ち着いたようだな。
これはいったいなんぞ?
厳重に封印していたみたいだが……
なんだこりゃ?!
中から女の人がでてきたぞ。
謎めいた女性「ああ、ここは……、あなた、誰に言われていらっしゃったの?」
ラムリーザ「え~と、この場合イスランになるのかな」
謎めいた女性「存じませんわ……、誰なのかしら?」
ってかこの人、目……
謎めいた女性「私は吸血鬼ですわ」
やはりな……(。-`ω´-)
ドーンガード的には問答無用でバッサリやるべき?
敵意はなさそうだが……
彼女はセラーナと名乗り、ソリチュードの西にある家に送って欲しいと言い出した。
星霜の書も所持しているし、なんだろうこの人は。
まぁ、俺も持っているけどねw
長い間閉じ込められていたようで、スカイリムの現状を訪ねてきたりもした。
そこで俺は、「帝国とストームクロークが争っているが、サルモールが最終的に勝つだろうな」と教えてあげた。
しかしサルモールやストームクロークはともかく、シロディールの帝国を知らない模様。
何者だ?
世間知らずか?
それともこいつ、何歳だ?
セラーナ「急ぎましょう。家に帰って、何が起きたのかを見極めなくては」
まあよい。
獣率下がったし、女率上がったし♪
リセッテ「……何をうれしそうな顔しているのかしら?(じ~っ)」
ラムリーザ「き、気のせいだよ(汗」
ミーコ「わんっ」
ソリチュードか、一旦戻るのも悪くないな。
でもいいのかな、吸血鬼の手伝いみたいな話になって……
やっぱり本来の話なら、問答無用で射抜くのが筋な気もするが……
まぁ、敵意はないみたいだし、とりあえず様子を見るか。
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