イヴァルステッドにて1 ~ナルフィとレイダ~
ナルフィ「レイダ、見えないぞ! どこにいるんだ! なぜ隠れる? 隠れるなんて、寂しいじゃないか!」
ラムリーザ「もちつけ……(。-`ω´-)」
リセッテ「大丈夫?」
ナルフィ「レイダが消えてしまった。植物を集めに行って、戻ってこないんだ……」
翌朝、リセッテ共にイヴァルステッドを散策することにしていた。
グラインダーで卵潰したら怒るファストレッドは、既にバシアヌスと共にリフテンに旅立ったようだ。
釣竿を持たずに釣りをしているとほざく、クリメクのおっさんは相変わらずだけどな……(。-`ω´-)
その釣り場の目の前には、廃屋とそこで暮らしているみすぼらしい男がいたんだが、どうやら一緒に暮らしていたレイダの姿が消えてしまったそうだ。
宿屋の主人ウィルヘルムに「心配いらない、すぐ戻る」と言われたそうだが、全然戻ってこない。
旅立ったのなら仕方ないが、ナルフィはせめてお別れだけでも言いたかったようだ。
人探しかぁ……
宿屋の主人に詳しく聞いてみよう。
ラムリーザ「ナルフィがかなり落ち込んでいるみたいだが、レイダはどこに行ったのだ?」
ウィルヘルム「レイダは一年前から居なくなってる。ナルフィはそれ以来ずっとあの調子だ」
リセッテ「戻ってくるって言ったそうね?」
ウィルヘルム「かわいそうなそいつの気持ちを楽にしてやろうと言っただけだ。きっと彼女はもう死んでるよ」
リセッテ「最後に見たのはどこ?」
ウィルヘルム「東方の川にある小さな島だ。そこで姿を消してしまった」
東の小さな島か。
小さな洞窟があるとか言うが、一年も前じゃもう無事とは言えないだろうな。
でもとりあえず行ってみるか。
その洞窟は奥はそんなに深くないが、大きな穴があった。
レイダは、ここから落ちたのか?
ラムリーザ「降りるか?」
リセッテ「とりあえず行ってみましょうよ。」
………
……
…
その先は墓場になっていた。
お馴染みのゾンビがのそりと起き上がっては襲いかかってくる。
なんという乱戦w
ヘラジカが何のために居るのか、さっぱりわかりませんなぁ!
それにしてもゾンビのくせに魔法使うなんて、とんでもない奴も居たものだ……
極大魂石発見。
これは綺麗な石だから集めることにしているんだよね。
頂き♪
あいた!
リセッテ「何をやってるんだか……」
ミーコ「わんっ」
こほん……(。-`ω´-)
その先は鉄格子が降りていて先に進めない。
スイッチを入れても何の反応なし。
う~む、こんな時は、何か仕掛けがあるんだな。
例えばこの壁画が何かの意味を持っているはずだ。
壁画の通りに、とある調整を行うと――
――ねっ
そんなこんなで奥に進むが、レイダの痕跡は何もなし。
流石に一年も過ぎると死んでいたとしても遺体が残っているかどうかも厳しいか……
道中のゾンビのどれかがレイダだという可能性もありうるわけだ。
現れるゾンビをちぎっては投げ、スケルトンが出たらちぎっては投げ、最新部へと向かう一行。
そしてついに親玉のお出ましだ。
さっさと片付けますね。