ロストバレー要塞1 ~スカイリムはノルドのものだ!~
エリクを加え、3人と1匹になった俺たちの旅は続く。
アンバーガードの廃墟から南下する道があった。
その先には、大きな滝があるこれまた要塞のようなものがあった。
あれは何だ?
リセッテ「要塞みたいね」
エリク「僕はこの辺りには詳しいんだ、あれはロストバレー要塞」
ラムリーザ「ストームクロークか?帝国軍か?」
エリク「ここもフォースウォーンなんだ」
うむ……
ここもロリクステッドに近いと言えば近い。
念の為に制圧しておくか。
待て、見張りがいる。
ラムリーザ「片付けておくべきだな」
エリク「あんな遠くに……、しかも高台に……」
見てなって。
Snipe!
どやっ
距離や高さなんか関係無いんだよ。
ちゃんと計算してるんだからな、角度とか。
しかしここは見張り以外狙撃に向かない地形だ。
岩で出来た自然の通路のようなものが続いていて、要所要所にフォースウォーンが陣取っている。
来たぞ!
近接二人に中距離の俺、リセッテは後方から狙う。
集中砲火だ。
よーし、一丁上がり!
なんか前衛が突進エリクと「わんわんお」、司令塔の俺、後方援護のリセッテという図式が確立しつつあるな。
包囲集中砲火の魔導師カルテットとはまた一味違った戦術だ。
エリク「また来たぞ! 今度は俺だけに任せてくれ!」
あいからわず血の気が多いのぉ。
まぁ、自信つけるためにがんばってみろや。
エリク「フォースウォーンめ、かかってきやがれ!」
フォースウォーン「うおおおおっ!」
あ、そこにワイヤートラップがあるから気をつけろよ。
ラリムーザ「足元気をつけろ! 罠があるぞ!」
エリク「ぬん!」
フォースウォーン「ふん!」
ブッチン
エリク「スカイリムはノルドのものだーっ!」
フォースウォーン「元々我らのものなんだ、ノルドこそ出て行けーっ!」
ラムリーザ「人の話聞けよ……(;´Д`)」
ゴドン、ゴドン、ゴドン!!
エリク「ぐわっ、岩が?!」
フォースウォーン「しまった! うぎゃーっ!!」
…………
エリク……
お前はいったい何がやりたいのだ?
エリク「うぐぐ、まさか岩が降ってくるなんて……」
ラムリーザ「だから足元に罠がある言ったろうが……」
リセッテ「…………」
ミーコ「わんっ」
お前は頭打っただけで済んだが、フォースウォーンはぺちゃんこ。
逆だったらどうすんだよ、この馬鹿w
自分の仕掛けた罠でつぶれたフォースウォーンも馬鹿w
これだから脳筋共は……
なんかアホ臭くなってきたので、一旦続く。
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