リフテンにて ~リフト奪還作戦の結末、夢破れたり~
俺の名前はラムリーザ、リフテンの支配者――、になってやれw
へっへっへ、ここからがおもしろいのだ。
執政アヌリエルと共に、首長ライラのおばさんをまるめこんで、メイビンに対抗するんだ。
そしてハチミツ酒を安く横流ししてもらうんだw
これで毎日好きなだけハチミツ酒が飲めるようになるってんだ~。
メイビンがなんだ!
メイビンがなんだ!
ぎょっっ!!
ラムリーザ「な……、な……、なんであなたがそこに……?(;´Д`)」
メイビン「帝国の要請を受け、ライラに代わって首長に付きましたが、何か?」
ラムリーザ「そんな……、ライラのおばさんは? 執政アヌリエルは?」
メイビン「ライラはストームクロークが一掃されると同時に失脚しました」
…………
ドーンスターのスカルド→ブリナさんみたいなものか……
よりによって、何でこのオバタリアンなんだよ(;´Д`)
でも確かこの人、サルモール大使館パーティにも来ていたな……
つまりどっちかと言えば帝国寄りの人だったんだ。
なんてこったい……
メイビン「まぁ、肩書きは単なる形式上のものです。どのみちこの辺りは昔から私が仕切っていますから」
ヘミング「ここら辺を仕切っているのが誰だか覚えておいた方が、身のためだぞ」
ラムリーザ「…………」
メイビン「私には玉座が似合うと思いませんか?」
ラムリーザ「…………(´・ω・`)」
メイビン「首長メイビン・ブラック・ブライア――。耳に心地よい響きだと思いませんか? ウフフ」
ラムリーザ「…………(´;ω;`)ブワッ」
メイビン「はい、話は終わったはずですよ。おどきなさい」
…………
ダメだ……
首長の威を笠に着て、このオバタリアンに対抗しようと思ったけど――
こうなったらもう手も足も出ないや。
アヌリエルさんも、気の毒っちゃあ気の毒だな……
これでリフテンは完全にブラックブライア家の物になるわけだ。
自分の息子を執政にして置いているし、もう知らん!
リフテンなんていらないやーいっヽ(`Д´)ノウワァァン!!
こんなところ、リフトンでいいよもう!
ハチミツ酒なんかより、リセッテさんの方が甘~く、魅力的なんだいっ!
メイビンのオバタリアンと違って、リセッテさんは美しいしなーっ!
メイビン「ああ、そうそう。戦場における働きを称え、ここにリフテンの不動産を購入する許可を与えましょう」
ラムリーザ「忝いでござる……」
要らん要らん、リフテンの不動産買う金があったら、もっとがんばってリセッテさんの居るソリチュードに家買うよ。
リセッテさんと言えば、ソリチュードを出発前に――
~~
リセッテ「ねぇ、リフテンに行くなら、帝国軍のお仕事の他に、見てきてほしいものがあるの」
ラムリーザ「なんでげしょ旦那?」
リセッテ「誰が旦那よw 旦那はあなたでしょ。えーとね、リフテンに行ったら、マーラの聖堂に行って、そこの人達とよく話をしてきて欲しいの」
ラムリーザ「何か珍しいものでもあるのかい?」
リセッテ「……大事なもの。きっと分かると思うわ。」
~~
――って言ってたな。
帝国軍の仕事も終わったことだし、ストームクロークには勝ったが俺は負けたがな。
ディベラじゃなくて、何でマーラなんだろうな。