フォースウォーン編6 ~スカイリム演技最終話?~
俺の名前はラムリーザ、今日もマルカルスで探偵みたいなことをしている。
今日中に謎を解明して、小手を届けて、さっさとリセッテさんの元に帰ろう。
マルカルス、一見すれば立派な要塞都市ってところなんだけどな……
フォースウォーンとかソーナーとか、なんかグログロしているものがあって気味悪いや。
さっさとネポスを問い詰めよう。
ネポスの屋敷
ウェイリー「失礼だけど、あなたはどういう仕事をしていの?」
ラムリーザ「え~と、帝国軍の魔導師大学アークメイジの吟遊詩人大学生のさすらいの風来坊のグレイビアードである荒野の狙撃手だ。あとホワイトランの従士――」
ウェイリー「……なにそれ」
ラムリーザ「ネポスにちょっと用がある」
ウェイリー「招待したわけでないし、彼は年を取っているから休息が必要なの。また今度来て頂戴」
ネポス「いや、いいのだ、彼を連れてくるがよい」
お前がネポスか
ネポス「家政婦が失礼したね、それで何の用だ?」
ラムリーザ「ごろつきをけしかけたな?」
ネポス「まぁ聞け」
暴動がノルドの手によって抑え込まれた時、王であるマダナックは鉱山に閉じ込められた。
だが王はとにかく生き延び、ネポスに伝言を与え、彼は疑わずに命令に従った。
これを20年近くやってきた、フォースウォーンの名の下に若い者を犠牲に追いやりつつ――
王マダナックは、虐げられた者達――、すなわちフォースウォーンへ敵対するすべての敵を殺すよう導いたのだ。
ふむ、よ~わからんw
とりあえず、エルトリスにこれまでに分かったことを報告して、後は任せて俺はもう手を引こう……
ラムリーザ「なるほどな、よくわかったような、よくわからんような」
ネポス「ところで親愛なる若者よ、ここを生きて出られると思っているのか?( ̄ー ̄)ニヤリ」
ラムリーザ「なに?」
フォースウォーンの名の下に!
ちょっと待てえぇぇぇ!
やっぱフォースウォーンはダメだ!
狂ってる! 間違いなく狂ってる!!
やってられっか、転進じゃーっ!
モルベン「待てーっ!」
ラムリーザ「待てと言われて待つ奴が居るかいw」
あとーっ!
ほいっ!
お、今回は衛兵動いてくれたぞ!
あのキ○ガイ共をなんとかしてくれ!
この混乱の黒幕はネポスとソーナーに決まり!
なんかよく分からんけど、これで決まり!
俺にはどうにもできん……というか、もう意味がわかんねーっ!
さっさとエルトリスに報告してソリチュード帰ろう!
もう二度とマルカルスなんか来るもんかーっヽ(`Д´)ノウワァァン!!
……エルトリス。
どうしてこうなった?!
マルカルス市警隊「警告したのに、あちこちに行っては面倒を起こしてくれたな」
ラムリーザ「知るか! こっちは被害者だ!」
マルカルス市警隊「最近の殺人はみんなお前の罪にしないとな。目撃者は口封じだ、ああ忙しい」
ラムリーザ「エ、エルトリスに何をした?」
マルカルス市警隊「ふん、この辺りを変えたがってる民にするのと同じ事だ」
ラムリーザ「お、お前らは腐っている! ソーナーに買収されてやがるな?!」
マルカルス市警隊「この街ではいい取り決めができていてな、お前に邪魔はさせない」
ラムリーザ「俺を逮捕するのか? 俺が何をやったと言うんだ!」
マルカルス市警隊「俺は知っているのだぞ、お前がサルモールとつるんで何かやっているのもな」
ラムリーザ「ちがっ……( ゚д゚ )」
マルカルス市警隊「それに、文句があるならマダナックと話すがいい。ぼろを纏った王とフォースウォーンはお前に会いたがるだろう」
ラムリーザ「……好きにしろ」
マルカルス市警隊「二度と太陽は拝めないぞ。お前はシドナ鉱山で終身刑だ( ̄ー ̄)ニヤリ」
………
……
…
タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!
どうやら俺の旅は、ここで終わりのようだな……
なんというか、「サルモールの犬」に相応しい末路だな。
オグマンドにやってしまった罪を、ここで償うことにしようじゃないか……
さようなら、リセッテさん……
キミは、サルモールの犬なんかじゃなくて、もっと立派な人と幸せになるべきだよ。
吟遊詩人大学にシェオゴラス信徒が紛れ込んだことがあった……、とだけ記憶に残してくれていたらいいさ。
こんな俺に今まで親しくしてくれてありがとう……
ふははははは!!
THE END?
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