サブストーリー6 ~ヴォルスキーグのパズルと仮面~
俺の名前はラムリーザ、今ヴォルスキーグの遺跡に来ている。
ここの場所は、ずっと前に帝国軍の本営で控えていた兵士に聞いていたのである。
行ってみよう行ってみようと思いながら、なかなか行けずにいたんだけど、ちょっと気が向いたし時間もあるし、寄ってみることにしましーたっ。
さて、遺跡となれば山賊とかゾンビとかはお馴染みなんだけど、ここにはちょっと違った趣向のものがあったりする。
これは何だろう?
正面の門は閉じたままで開きそうにない。
部屋の角にはそれぞれ動物をモチーフにしたハンドルが……
そして意味ありげな本が――
1人目はすべてを恐れ
2人目は誰も恐れない
3人目は食べられるものを食べ、1人目を好む。
4人目は2人目を恐れるが、1人の時だけである。
え~と……
2人目はエレン姉やんで、4人目は俺……
3人目はジェイザルゴで1人目は巨大な貝……
――真面目に考えようw
ハンドルはヘビとクマとオオカミとキツネ……
この4種類の動物が、1~4人目に該当するんだろうな。
そしてその順番にハンドルを回せてことかな。
さて――
2の何も恐れないのはこの中だとクマだろうな。
4は単独だとクマが怖いが、群れると怖くない。
この中で群れることがあるのってオオカミだよな。
1がカエルなら3はヘビなんだろうが、カエルのハンドルは無い……
3がマングースなら1はヘビなんだけどなw
待てよ?
キツネは雑食性だが、ヘビは肉食性だぞ。
「食べられるものを食べ」ってのは、肉だろうが穀物だろうが草だろうが食べるってことじゃないかな?
さて、これらのことを考慮して順番にハンドルを回すと――
ビンゴ!
ってな感じで奥に進むことが出来たのであーる。
たまにはこんななぞなぞも面白いものだなー。
後はこれまでに体験した遺跡とよく似た感じで――
――ゾンビを狙撃したり――
――巨大蜘蛛が襲ってきたり。
もうすっかりお馴染みですなぁ。
そろそろ遺跡探検もマンネリ化してきましたなぁ……
そんなこんなで突き進んでいくと……
大成の壁画があった!
よーし、これでまた俺は一歩……
ってお前何者だーっ!
うおっ、危ねぇ!
待てよこいつ!
ラビリンシアンでマグナスの杖を持っていたやつにそっくりだぞ!
あそこは狭かったから追い詰められてピンチになったが、ここは広い場所だ。
いざとなったらすっとんで逃げれば問題なしw
隠れる場所もたくさんあるわけだし……
ねっw
やっぱ俺、コソコソしたやつだなぁ(。-`ω´-)
まあよい。
勝てば官軍、負ければ賊軍って言葉もあるんだしなw
照準OK!
捕らえた!
イド・ブレーイク!
ふぃ。
さて、こいつだが、杖は持っていないけど、何か仮面を持っているぞ?
へん~
しんっ!
んんっ?
なんか力が増えたような……(所持重量20増加)
コーホー、呼吸器でも付いてるの?(水中呼吸)
何でも売るぞ友よ、何でもだ! ……って俺何言ってるの?(売買価格20%上昇)
たぶん気のせいw
仮面被るだけでそこまで変わるもんか!(`・ω・´)
しかしこのおどろおどろしい仮面……
そうだ、これでリセッテさん脅かしてやれw
………
……
…
ぐおっふぉっふぉっふぉっ!!
リセッテ「あっ、さすらいの風来坊の帰還ね」
ラムリーザ「えっ、な……、なんであっさりバレる(;´Д`)」
リセッテ「そんな変なことばかりする人って、シェオゴラス信徒のあなた以外居ないでしょw」
ラムリーザ「いや、え、あれは……、シェオゴ……、じゃなく、シロディ……」
なぜだーっ(;´Д`)
リセッテ「も~、気味悪いから付いて来ないでw」
なぜだーっ、なぜだーっ(;´Д`)
アホやな、俺……(。-`ω´-)
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