アズラの星編2 ~メイリンの真の計画~
俺の名前はラムリーザ、サマーセット島出身のハイエルフだ。
以前、アズラの像の守をしているアラネアって人に「アズラの戦士」認定されたことを思い出し、ちょっと調べてみようと思ったら、「星に詳しいエルフの付呪師」を探すよう言われたんだ。
大学でそのエルフの付呪師について尋ねてみたら、フローズン・ハースのネラカーから聞くよう言われた。
ネラカー、こいつは俺がサマーセット居たときの友人で、占星術とか付呪術が得意な奴だった。
昔から無茶苦茶ウマが合うやつだったのだよなぁ。
パーティでスイートロールぶつけてきたり、パイを顔にぶつけたりしてくるような無茶苦茶な奴だったw
まぁ俺もやられてばかりでないで、スイートロール投げ返してついでに山盛り果物ぶちまけて……w
そしてエレン姉やんに怒ら――、昔話はこれくらいにしておこう(。-`ω´-)
ラムリーザ「ネラっちゃん、星について教えてよん」
ネラカー「ラムりんはそうやってすぐ地理的優位性を取るw わかったよ、アズラの星って知ってるか?」
ラムリーザ「荒廃した鉱山でバンパイアを掃討してアズラから褒美として入手する、使ってもなくならない極大魂石だろ」
ネラカー「なーんだそりゃ。だが、使ってもなくならない極大魂石ってのは正解だな」
ネラカーの話では、メイリン・ヴァレンという師のもとで、アズラの星の仕組みを解明しようとしていたんだ。
だが、メイリンの真の計画は違っていた……
病気で死にかけていたメイリンは、自分の魂を星に入れて不死身になるために、アズラの星を変えようとしていた。
アズラの星は、アズラの魔法のせいで、黒き魂・・定命の者の魂は入れることが出来ないのだ。
彼の研究は、そういったアズラのルールを打ち破ることで、成功まであと少しだった。
だがそのころから様子がおかしくなり、大学を追放され数人の忠実な弟子と共にイリナルタの深淵に姿を消したとか……
ラムリーザ「ネラっちゃんは行かなかったのか?」
ネラカー「メイリンが追放される少し前に『あいつ』が来たから大学を離れることにしたんだよ」
ラムリーザ「あいつ? ひょっとして俺じゃねーだろなw」
ネラカー「お前の叔父さんだよ、やっかいなやつが顧問になったもんだ……」
ラムリーザ「確かにやっかいだよな、そのせいで俺もウィンターホールド大学入れられたし」
ネラカー「お前が魔導師大学生かよ、気が付かなかったわ。しかし、似合わねーなw」
ラムリーザ「やかましw まー安心しろ、アンカノ叔父さんは負傷療養でサマーセット帰ったから」
ネラカー「それはありがたい話だw それよりもアズラの星だ」
ネラカー「いいか、誰に星を見つけるように頼まれたか知らんが、アズラには持ち帰るなよ」
ラムリーザ「知らんな~、さて、ちょっくらイリナルタの深淵って所にでも行こうかのぉw(場所知らんけど……)」
ネラカー「デイドラは悪魔なんだぞ、メイリンがおかしくなってしまった元凶なんだぞ!」
ラムリーザ「シェオゴラスはシロディールの守護者だがな」
ネラカー「お前絶対アズラに持ち帰るつもりだな、仕方ねーな!」
というわけで、監視するために付いて来ることになっちゃった。
まぁ、久々の再会、積もる話も多いわけだし、丁度良い機会になりますな。
スカイリム、思ったよりも結構楽しい所じゃないかー(^ω^)
イリナルタの深淵ってのは、どうやらリバーウッドの南にある湖にあるようですな。
詳しい場所は知らないが、ネラカーについていけばたどり着くだろうな。
ネラカー「ラムりんさぁ、お前エレンウェンに付いてサルモールに行ったとばかり思ってたぜ」
ラムリーザ「二回受けに行ったけど、一回目は遅刻して受けれず、二回目は普通に落ちたんだわ」
ネラカー「お前の事だから、どうせ名前でも書き忘れたんだろw」
ラムリーザ「いーんだ、サルモールはヤバイ所なんだから行かなくて正解だったんだ」
ネラカー「負け惜しみw」
ラムリーザ「やかまし、お前こそサイジック散って、仕方なく滑り止めのウィンターホールド大学なくせにw」
ネラカー「ウィンターホールド大学には付呪術の権威メイリン師が居たから結果オーライだ、計画性の無いお前とは違うw」
ラムリーザ「ぐぬぬ(#^ω^)ピキピキ」
ネラカー「ほれ、ここがイリナルタの深淵だ。マジで取りにいくのか?」
ラムリーザ「折角場所教えてもらってここまで来たんだしな」
ネラカー「場所知らんかったんか! 連れてこなければ良かったのかよ、失敗したくそ嵌められた!」
計画性が無いだと?
俺の計画に引っかかって案内してくれたお前はどうなのだっつーの!(`・ω・´)
来たものは仕方がない。
じっくりとイリナルタの深淵を探索させていただきますかー。
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