吟遊詩人大学編5 ~オラフ王の詩歌~
俺の名前はラムリーザ、吟遊詩人を目指す者。
詩人になるとすべての武器が使用できて、魔力を半分まで使用できるようになるんだよね。
ウラッグ「それは恐怖のエクソダス、それと詩人ではなく『しじん』だ」
……幻聴のクセに細かい突っ込みだな(。-`ω´-)
さて、「オラフ王の詩歌」を無事持ち帰ることに成功したので、学長であるヴィアルモさんに届けることにした。
これでリュートの授業してもらえるよね!
さあ、見てみよう。
ヴィアルモ「おお、弱ったな。これではまるでダメだ」
ラムリーザ「ダメ?! 話が違うじゃないか!ヽ(`Д´)ノ」
ヴィアルモ「この写しは不完全で、所々判読できないほど古びている……」
例の黒塗り部分のことだな。
黒塗りの部分が分からないと、宮廷で読み上げられないので意味が無いということらしいが……
試験は「取ってくる」所までで、その先は知らんぞ(;´Д`)
ラムリーザ「じゃあさ、その黒塗りの所は適当に作り出したらいいじゃんよ……」
ヴィアルモ「作り出す? それは適切とは思えないな」
ラムリーザ「考えてみるから、分かるところを最初の一行から読んで行ってみようよ」
埒が明かないので、創作することにしたよ。
どうせ黒塗りだから元々何書いていたか知らんしな。
”オ、オラフ、我々の征服者、独眼の裏切り者……”
”死をもたらす悪魔でドラゴンを殺した王”
”お前の伝説は嘘ばかり、それは毒々しい虚偽”
”お前は狡猾にヌーミネックスを捕らえた、それは世紀のペテン”
ラムリーザ「ヌーミネックス?」
ヴィアルモ「オラフ王はドラゴンのヌーミネックスを捕らえ、ドラゴンリーチに連れて行った話は有名だ」
ラムリーザ「ペテンなんでしょ? オラフ王の正体をそのヌーなんとかにして自作自演ってことにしたらどうかな?」
ヴィアルモ「まったく非現実的な話に思えるが、宮廷は気に入るだろうな」
……こんな適当なんでいいのかよw
”オラフは力をつかみ取った、約束と脅迫で”
”ファルクリースからウィンターホールドまで、人々は跪いた”
”だが正真正銘、スカイリムを保護する者、ソリチュードは断固としていた”
”オラフは即座に報復した、激しく厳しく”
ヴィアルモ「奇妙だな。歴史によると、ソリチュードはウィンターホールドを攻撃したが、アスゲールはオラフが反撃したといっているようだ」
ラムリーザ「オラフがドラゴンに変身して倒したことにしたらどうですか?」
ヴィアルモ「それは面白い! 宮廷と首長は気に入るに違いない」
……適当に言ってみたのに(。-`ω´-)
オラフ王がドラゴンでいいのかよw
まぁいいや、入学できてリュートの勉強できさえすれば、詩歌の内容なんてどうでもいいしw
ヴィアルモ「直ちに宮廷へ行き、これを見せよう。一緒に来てくれ」
ラムリーザ「…………( ゚д゚ )」
適当に作った詩歌を披露するのは良いが、俺を巻き込まないでくれ(。-`ω´-)
……と言っても学長に逆らって入学取り消されたらアレだし、行きますか。
いったいどうなることやら。
しかしこれでブルーパレスに赴くのも5回目かぁ。
最初は物見見物がウルフスカル洞窟掃討の話になり、2回目はパインムーンの吸血鬼退治。
3回目はしばらく留守にする挨拶が角笛運び、4回目はリセッテさんとポテマ問題の続きを聞きに……
最近では、ホワイトランよりもソリチュードの方がすっかり馴染みになってきたなぁ。
うわー、宮廷の人々勢ぞろいだぞ?
こんなことなら、無難な選択するんだったな……
”オ、オラフ、我々の征服者、独眼の裏切り者……”
ああ、始まってしまった!
知ーらないっと(。-`ω´-)
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