ドラゴンボーン編24 ~サルモールからの刺客~
俺の名前はラムリーザ、どうやら救世主らしい。
リフテンの地下でエズバーンをなんとか見つけ出し、リバーウッドのデルフィンの所まで送ることになったのですがーあっ!
見つかってしまった!
サルモール兵「見つけたぞエズバーン!」
エズバーン「ぐわっ!」
サルモール兵「む、ハイエルフ! ひょっとしてお前はラムリーザか?!」
ラムリーザ「……ち、違うと言えば?」
サルモール兵「ブレイズの仲間は死んでもらう!」
ラムリーザ「……そ、そうだと言えば?」
サルモール兵「サルモール大使館に連行する!!」
ラムリーザ「なにーっ!!Σ( ̄□ ̄ガーン」
やっべ、指名手配食らってた……
エレン姉やんのやりそうなこった。
俺を捕まえて何になるんだよ……あ、盗ったノートを返せかな?
とにかく、否定しても肯定してもお先はあんまり明るくなさそう。
仰せのままに……(サルモール・ルート想像図)
そうとわかれば、答えは一つ!
俺の名前はジェイザルゴだーっ!
はぁ……、はぁ……
これでサルモールを敵に回すことになってしまうのか……
いや、こいつを倒したのはジェイザルゴとか言うわけのわからんやつだ、うん(^ω^)
とにかくこんなところ、さっさと逃げよう。
サルモールの追跡を振り切り、ようやく街に戻ってきたのですがーあっ!
ドカーン!
なにごとじゃあ!
最初に会った人当たりの悪いカジートだ!
エズバーンのじいさんもカジート嫌いですか、そうだろうそうだろう(。-`ω´-)
ラムリーザ「本気でカジート狩りするなら、ウィンターホールドの大学とか行ってみませんか?」
エズバーン「そんな所には行かん、こいつの持ち物調べてみろ」
ん……?
書類? また暗殺指令?
……Eってエレン姉やんのことだよな?
利用できるものはカジートでも何でも利用しますか、相変わらずえげつない……
あの人を敵に回して勝てるわけ無い……
素直にサルモールの軍門に下って、エレン姉やんに尻尾振っていたほうが人生安泰な気がする(´・ω・`)
仰せのままに……(サルモール・ルート想像図)
…………
いやいかん!
俺にはリセッテさんが居る!
とりあえず、早めにブレイズとは縁を切った方が安全な気がしてきたよ。
サルモールは帝国軍と和平中なので、帝国軍に徹していれば問題無いはず!
~余談~
「大丈夫か? しっかりしろ! 誰にやられた? エズバーンは見つかったか?」
「うぐぐ……、やつにはジェイザルゴという護衛がついてやがった……、ハイエルフのくせにブレイズに味方してサルモールに盾突くとは……」
ハイエルフのジェイザルゴめ、ゆるさんぞ!」
この日を境にサルモールでは、反乱分子である「ハイエルフのジェイザルゴ」抹殺指令が出されたそうな。
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