ドラゴンボーン編1 ~ドラゴンとの初遭遇~
レイロフ「おい、大丈夫か?」
ラムリーザ「あ、はい。で、どこに向かっているのですか?」
ウルフリック「…………」
ラムリーザ「ん、あなたはウィンドヘルムの首長さんじゃないですか。視察ですか?」
話を聞くと、どうやらやばい所に紛れ込んでしまったみたい。
この人たちはストームクロークって言う反乱軍の一員らしく、不覚にも帝国軍の罠にはまって連行され、これから処刑されるらしい。
言うには、ストームクロークが来るまではスカイリムは良い所だったらしい。ま、大学は平和っぽいけどね。
まあよい。
自分はストームクロークじゃないし、本当の事話してそのままウィンターホールドまで送ってもらおう。
ハドバル「次、ロリクステッドのロキール」
ロキール「お、俺は反乱軍じゃない! やめてくれ!」
ラムリーザ「あ、俺も……」
おっ、逃げますか
なんかやばそうだし自分も逃げとくかな。
って、射殺された?!( ̄□ ̄;)
これって……、非常にマズい雰囲気……
ハドバル「次……、サルモール大使館の者じゃないだろ、ハイエルフ」
ラムリーザ「あ、叔父が……っとなんでもないです(。-`ω´-)」
~
アンカノ「もしお前がスカイリムの者と仲良くしたいと考えるのなら、サルモールのことは口に出さない事だ」
~
ハドバル「……ちょっと待てよ、リストに名前が無い」
ラムリーザ「そりゃそうですよっ。大学でマグナスの目の暴走に巻き込まれて、その衝撃で吹っ飛ばされて、飛ばされた先が荷馬車の上なんだから」
ハドバル「隊長、どうしますか?」
帝国軍隊長「自分から勝手に乗りこんできたんだ、望み通りついでに処刑してやろう」
ラムリーザ「ち、ちがっΣ( ̄□ ̄;」
ハドバル「すまない、遺体はサマーセット島にきちんと届けるよ」
なんでこうなるのー?
ウィンドヘルムの首長さんは、王殺しの悪党らしい。
そりゃあまあ処刑されても文句言ないだろうけど、俺何も悪い事してないのに……
罪人運ぶ馬車に勝手に乗り込んできたのは確かにマズいけど、あれって不可抗力だし……
悪いのは暴走したマグナスの目だよ……(´;ω;`)
とりあえず、お仕置きだよね?
叱責処分だよね……?
ロキールって人は逃亡しようとしたから射殺されたんだよね。
大人しくしていたらわかってくれるよね?
こんなことで死刑なんて無いよね?
ま……、マジですかい?!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
しかしなんかさっきから妙な唸り声がしてるし……
もうやだスカイリム
帝国軍隊長「次、そこのハイエルフ!」
ラムリーザ「あの、これからラビリンシアンにマグナスの杖取りに行かなくちゃいけないので、この辺りで失礼してもいいですか?」
帝国軍隊長「ダメだ!」
ラムリーザ「真犯人は、マグナスの目だっ!(ビシッ」
帝国軍隊長「意味不明な事を言ってごまかすな!」
ラムリーザ「頼むよ……、死にたくないー! 助けてくれっ! ジェイザルゴ!(ぇ」
……ん?
あっ、志村……じゃなくて首斬役人、後ろー!