第12回 穏やかな時も病める時も 後編 ~そして真の治癒師へと~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2022年10月25日の話の続きです。
渇水問題の原因を探るべく水路の調査を進めて水路を壊していた犯人を見つけたが、その者はヴァズビの実の父親だった。
ここでヴァズビからハルザーを探してと頼まれますが、クエストラインではハルザーを倒すことが目的になっています。
次のエリアに進むとハルザーが待ち構えているのですが、カーソルを合わすと赤く光って敵扱いになっています。
和解ルートはあり得ないってことなのだね……(。-`ω´-)
ハルザーは問答無用で襲い掛かってきて、病みし者たちの扇動者まで呼び出して乱戦になってしまいました。
結局ハルザーを、やっつけてしまいました。
ヴァズビは救われないのですね……(。-`ω´-)
ま、シルフ・ジョーに威勢よく啖呵を切った立場からしては、こうなるのも仕方ないと言えますが……
ハルザーの遺体を調べると、イベントチケットというメタ的なアイテムが出てきたけど、まぁ気にしないことにしましょう。
イベント商人「支配人」のところで、これを使って特別なアイテムを購入できますと出ましたが、こういった要素は没入感を削ぐような気がするけどねぇ……
ふくびきけんを持っていた! ぐらいの気持ちで接したらよいのかな?
さて、クエストラインではヴァズビに触れることなく、「バーン・ダルの門を開く」と事務的な流れになっています。
仕方がないので、任務を遂行しましょう。
先に進んだところにあった水門は閉ざされているようで、周囲に水の気配はありません。
しかし門を開くと、勢いよく水が流れてきました。
これで水路に水が行き渡り、スレンダルの揺りかごも救われることでしょう。
ん~……
ここまでの話から判断するに、ハルザーは疫病が広がらないように揺りかごは全滅させるべきだと考えて、水門を閉じて水を奪ったということなのかな……
この案件は、やりすぎるとナチスの優生思想や、銀英伝の弱者切り捨てる劣悪遺伝子排除法に通じる部分があるので、ハルザーはやられるべくしてやられたとしか言えないでしょう。
アルトマーは、人間に対するエルフの優位性を証明しようとしている優生思想ですけどね!(`・ω・´)
その思想が危険な理由
エルフ>人間
↓
ハイエルフ = ウッドエルフ・ダークエルフ > ノルド・インペリアル
↓
サルモール = たまねぎ > 皇帝
人間はたまねぎ以下だった!( ゚Д゚ )
閑話休題
問題は解決したので、スレンダルの揺りかごに戻りましょう。
スレンダルの揺りかごに戻ると、いつの間にかヴァズビも戻ってきていました。
ヴァズビは、今日だけであまりに多くのものを失ったと言っています。
育ての親であるシルフ・ジョーも、生みの親であるハルザーも……
そしてその死の真相を知っているのは、自分達だけだと。
復旧させた水の代償は、ヴァズビにとってものすごく重たいものだった。
でもスレンダルの揺りかごは嘘、治癒師に憧れたヴァズビの夢も嘘だった。
真実は、病人たちを荒野に放置して死なせただけだった。
ヴァズビは問います。こんな場所に人生を捧げることはできるか、と。
残るべきだ。治癒師になる夢には意義がある。これまでの歴史がそれを変える訳ではない!m9(`・ω・´)言ってやった言ってやった!
確かにヴァズビの父親は、水路を止めて病人たちを死なせようとした。
つまり、父親が犯した過ちを代わりに正す道も悪くなかろう。
これまでの治癒師は嘘だったかもしれないが、ヴァズビ自身が本物の治癒師になれば済む話である――と思う(。-`ω´-)
これが私の思う結論だが、別の道もあるのかもしれない。
親の罪を子が背負い込む必要は無いだろう。
辛かった過去に決別して、新天地で1からやり直すのも間違いではない。
でもヴァズビは治癒師になるのが夢だったのだから、その夢を貫き通すのもまた人生。
なんだかみんな集まってきたけど、自分だけ浮いているなぁ……(。-`ω´-)
やはりここは、カジートの国エルスウェアだった。
シルフ・ジョーよ、安らかに眠れ。
きっとヴァズビは一流の治癒師になるさ。
とまぁ何気なく始めてみたクエストでしたが、予想以上にボリュームがあって重い話でした。
カジートなどスクゥーマ飲んでムーンシュガー食ってわっはっはっな種族だと思っていたけど、これは認識を改める必要がありそうです。
カジート主役でも、こういった重いストーリーを展開することができるのですね。
つまり、国は移り種族は変われど、人類の営みに何ら変わることはない――
ただし――
カジートがアルトマーの盾だという事実も変わることはない!(`・ω・´)キリッ!!!
以上、クエスト穏やかな時も病める時もでした。
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