ドラゴンボーン編最終話 ~最高に勇敢な、そして最高の馬鹿~

 
 俺の名前はラムリーザ、スカイリムの守護者――になれるのか?
 
 ドラゴンズリーチに仕掛けた罠は完璧で、召喚したオダハヴィーングを捕らえることに成功したんだ。
 あとは、アルドゥインの場所を聞きだすことが出来れば、すべてはうまくいったことになる。
 
 

オダハヴィーング「私をこうも辱めるとは、ただでは済まさぬぞ!」
ラムリーザ「じゃあ、一生そうしてなw」
オダハヴィーング「ぬぅ……、アルドゥインの居場所を知りたいのだな?」
ラムリーザ「そういうことだ」
 
 作戦通り、オダハヴィーングからアルドゥインのことは聞き出せた。
 アルドゥインは、力を取り戻すために『ソブンガルデ』へと向かったそうだ。
 そこで死者の魂を食らうために……
 そしてソブンガルデへの扉は、東方の山地高くにそびえる古代神殿のひとつ、スクルダフンにあると……
 ただし、その神殿へは空から行くしかたどり着けないと言う。
 
 オダハヴィーングはアルドゥインが支配者の器ではないと考え、もう従うつもりはないようだ。
 もしも俺がアルドゥインを倒すのなら、俺に従うのを考えるようだ。
 
 うむ――
 ドラゴンナイトも真実味を帯びてきたなw
 
 
 そしてオダハヴィーングは最後にこう言った。
 
 アルドゥインにはもう力を貸さない。
 そして俺をスクルダフンに連れて行く。
 
 だから解放してくれ……、と。
 
 
 
 ま、そうするしか無いわな。

 逃げたら次はコロース……、なんちゃってw
 
 
 
 
オダハヴィーング「ドヴァーだけに許された世界をその目で見る準備はできたか?」
ラムリーザ「まぁ、ちょっと待てや」
 

 発つ前に、リセッテに一言、な。
 
ラムリーザ「リセッテ、今度こそ、本当に最後の約束だ。アルドゥインを撃ち破ったら、リフテンに行こう」
リセッテ「もう、死亡フラグはやめてよ……」
ネラカー「アルドゥインの勝利は、人の世の終わりだ。時がずれるだけ、いずれすぐ会えるさw」
ラムリーザ「おまw 俺が負けること前提で語るなw」
ネラカー「じゃあ応援してやるw 不滅なるものはない、それはアルドゥインも同じだ。お前ならできる!」
ラムリーザ「まあよい、ちょっくら新たな時代を創ってくらぁ!」
リセッテ「リフテンで、待ってるから!」
ラムリーザ「おう! 後から行くから待ってな!」
 
 
 世界を救うとかそんなことはガラじゃねーやw
 だがな、リセッテとの新たな時代を創るためと考えたら、悪い気はしないな。
 
 
ラムリーザ「行こうじゃないか、スクルダフンへ!」
オダハヴィーング「ゾック、ブリット、ウツ!」
 
 行く前から、鬱!!
 
 

 じゃ、ちと行ってくらぁ!
 
イリレス「あなたは、今まで出会った中で最高に勇敢な人間よ。でなきゃ、最高の馬鹿だわ」
ネラカー「ステンダールの慈愛にかけて、最高の馬鹿だ。それは異存ない」
バルグルーフ「キナレスがお導き下さいますよう!」
リセッテ「ディベラ様……、シェオゴラス様……、ラムリーザをお守りください!」
 
 

 かくしてラムリーザはソブンガルデへと旅立った。
 
 ラムリーザの勝利か、アルドゥインの勝利か。
 
 
 それは神のみぞ知る。
 ステンダール、キナレス、ディベラ、シェオゴラスの神々が守ってくれることでしょう。
 
 シェオゴラス?
 
 
(あえて、最終ミッションは物語として創りません)
 
 
 
 




 
 
 前の話へ目次に戻る次の話へ

Posted by ラムリーザ