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リセッテ物語2 ~マルカルスで何があった?~

 
 私の名前はリセッテ、ウィンキングスキーヴァーで働いている吟遊詩人。
 
 普段は酒場で演奏して、お客さんを和ませているんだけど、店によく来るラムリーザさんの話を聞いたり、一緒に冒険してみたりしているの。
 そして最近では音楽に興味を持ったみたいなので、リュートの弾き方を教えているの。
 彼も常連客の一人なんだろうなって思っていたんだけど、再び離れてみて分かったんだ。
 やっぱりあの人のことが気になっているのは事実なんだと認識しちゃった。
 
 彼は、マルカルスのカルセルモの所に届け物をしてくるって出かけたっきり、一週間以上音沙汰が無くなってしまったの。
 そこでマスターに頼んで数日休暇をもらい、マルカルスに行ってみることにしたのだけど……
 

 ゴクリ……
 やっぱり、なんだかいやな予感がする。
 
 でも確かめなくちゃ。
 カルセルモさんの所に行ってるはずよね?
 

 カルセルモさん
 
リセッテ「カルセルモさん、少し前にあなたが依頼した小手を届けに誰か来ませんでしたか?」
カルセルモ「さぁ、待っておるのだがまだ届けに来ておらんのぉ」
リセッテ「……そうですか、ありがとうございます」
 
 ひょっとしてマルカルスにまだ来ていないのかしら。
 ドラゴンブリッジ辺りで何かしているのかもしれないわ。
 
 

リセッテ「オグマンド先生、お久しぶりです」
オグマンド「おお、リセッテじゃないか。どうだ?元気にしているか?」
リセッテ「ええ、今はウィンキングスキーヴァーで吟遊詩人として働いているのよ」
オグマンド「なるほど。ところで今日は何の用じゃな? 先生に会いに来たというのなら嬉しいがな、ふぉっふぉっ」
リセッテ「もちろん、久しぶりに先生の顔を見たくなったのもあるのですが……、実は……」
 
 オグマンド先生の話では、数日前にグレイビアードのローブを着たエルフがここで宿を取ったとのこと。
 そんなローブ着ている変わり者は彼しか居ないはず……
 
 
 やっぱり来ている。
 カルセルモさんの所に行かずに、どこで何をしているのかしら?
 
リセッテ「ところで先生、ちょっと浮かない顔をしていらっしゃるようですが?」
オグマンド「うむ、分かるか。ちょっとサルモールから出頭命令が出てな……」
リセッテ「…………」
 
 
 ひょっとして彼もサルモールとトラブル起こしたんじゃ……
 この街に駐在しているサルモールの話も聞いておく必要があるわね……
 
 

リセッテ「あ、あの、すみません」
オンドルマール「サルモールの者に話しかけるとはな、光栄に思え」
リセッテ「つかぬ事をお尋ねしたいのですが、つい先日、ここにハイエルフの旅人が来ませんでしたか?」
オンドルマール「ハイエルフの旅人? 最近我々以外で会ったハイエルフは、ラムリーザという者だけだ」
リセッテ「!! 彼を知っているのですか?」
オンドルマール「私が奴について知っている事は、第一特使の幼馴染だということだけだ」
リセッテ「……その人は今どこに居るのでしょうか?」
オンドルマール「何を目的で探している? お前は奴の何だ?」
リセッテ「……彼は、私の大切な人です(///」
オンドルマール「……まあよい、奴は私の手助けをしてくれた。聞きたい事を答えてやろう」
 
 オンドルマールさんの話では、数日前に確かに会っていることが分かったのだけど、噂では住民との間で何か「いざこざ」があったらしいとのこと。
 
 まさか、事件引き起こして投獄されているんじゃ……
 
 
 シドナ鉱山

 流石にここは無いよね?
 
ウルゾガ「さっさと立ち去れ、ここはお前のようなものが来る場所ではない」
リセッテ「わかったわよ」
 
 

 えっ?
 
マルカルス市警隊「街を嗅ぎ回っている余所者はお前だな?」
 
 な、何なの?
 
 
 
 
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